大学生活
さてクリクラでは初めて患者さんを受け持たせてもらっています。その一人ががんの患者さんで化学療法を受けておられます。 その患者さんは当初がんだとは診断されなかったため、がんだと判明した時には相当なショックだったそうです。また化学療法の副作用もなかなかひどくて、毎日様子を伺いに行っていますが、相当に苦しみ疲れておられて、かける言葉も見つかりません。今の自分にはがんに対する正確で豊富な知識もありませんし、またあったとしてもそれを提供する資格もありません。できることはただただ患者さんの気持ちに寄り添うことでしょうか。
それでも私がベッドサイドに行きますと笑顔を作って迎えてくれます。ただの一医学生でしかないのですが、その患者さんは自分の病気を知ってもらうことで、私が将来一人前の医者になれるようにと逆に応援の声をかけて下さるのです。
本当に感謝の言葉しか見つかりません。これからまさに命をかけてがんと闘っていくこの患者さんに寄り添って、化学療法のすべてのコースが終わるまで見守っていきます。その先にあるのは生か死か。未来は明るいものとばかり思い込んでいた私は、生まれて初めて未来が怖いと思いました。
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順不同ですが、まず長崎県の離島にある病院を紹介します。離島といえば私は沖縄県が思い浮かぶのですが、島の数が多い都道府県は1位から長崎県、鹿児島県、北海道(北方領土を含む)、島根県と続き、沖縄県は5位だそうです(;^ω^)
前置きはさておき、島が一番多いという長崎県の離島の一つに行ってきました('ω')ノ 一口に離島と言っても1万人以上人が住んでいる島もあれば無人島もあり、すべての島に病院があるわけではありません。しかし島の規模に応じてそれなりの病院があるようです。小さな規模の病院には色んな科の医師が常駐してるわけではありませんから、私が見学した病院からも時々近くの島まで応援診療に行かれているとのことでした。
肝心の業務は…、医学生の私から見てもまったりとやっておられました(笑) スタッフたちのまぁとにかく仕事とは関係のない私語の多いこと(笑) 九州弁バージョンの関西人トークが随時開催されてる感じです。そうやってコミュニケーションを図ることがそう大きくないコミュニティの中で仕事を円滑に進めていくコツなのでしょう。よく観察しているとスタッフだけでなくたまに患者さんもさりげなく話に混じってます( ゚Д゚) 小さな島ですからプライベートでも知ってる人が多いんでしょうね。
5年目くらいの医師の方に聞きましたら「ここの仕事量は大学病院の1/5くらいだよ」とおっしゃってました。確かに午後になると「もう特にこれといって見せてあげられるものはないなぁ」と言われ、予定外ではあったのですが、他の医師のところに行って別の業務を見せていただきました。
…などと悠長に過ごしていましたら、ふと「これは病院見学が終わった後たった一人でこの島にいても夜は何もすることがなくて時間をもてあますだけなんじゃないか?」という不安がよぎりまして、少し早めに上がらせてもらって今日のうちに本土に戻ろうかなという結論に至りました。しかし!なんと夕方にはもう本土に戻る船や飛行機はないとのこと(◎_◎;) せっかくだから観光でもしたらいいじゃないかと思うかもしれませんが、夜はお出かけしても見えませんしね、というか決して観光する感じの島ではなかったです、というかそもそも車もありませんでした…( ;∀;) もうさっきの予感通り本当に何もすることなく近くの旅館でひっそりと寂しく一夜を明かしてやりましたよ(T_T)
仕事は忙しくない方がいい、かつプライベートな時間も欲しいという、いわゆQOML(Quality of My Life/Medical staffs' Lifeっていうんですかね)重視の方にはもってこいの職場だと思います。ただ、私は多少忙しくてもいいので、近くに24時間空いてるコンビニがあって、夜遅くまで空いてる飲み屋街があって、車がなくても移動手段がある都会の方がいいなぁ、と思いました。
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先月はたくさんの別れがありました。先輩が卒業され、印象に強く残っていた教授が定年退職され、今年も数名ですが同級生が入れ替わりました。進級の基準が今もってよく分からないのですが、毎年サプライズ的に留年する学生がいて、まぁ本人が一番びっくりしていたようです。進級の要件は定義上は本試験または再試験で60点以上取ることですが、再試験の難易度があまりにも高い場合は60点で切ってしまうと1つの科目だけで数十人一挙に留年してしまうこともありうるのでおそらく調整はしてるのではないかとの噂です。しかし首尾よく進級した者にとっては「喉元過ぎれば熱さを忘れる」といった感じです。私もそこにあえて首を突っ込むことはしないままここまでやってきてしまいました。
ただ5年生からはクリクラが始まるので、同じ班員以外の同級生とは基本的には顔を合わせなくなります。「みんなと会えなくてさみしーお」などとつぶやいている人たちもいますが、もともと友達の少ない私は特にさみしさは感じませんよ笑(さみしささえ感じないところにさみしさを感じますが…泣)
もう残り2年(の予定)ですから開き直ってるふしもあります。部活もそろそろフェードアウトして勉強にシフトして
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最近では名古屋の方で豊胸手術中に患者さんが亡くなった医療事故がありました。↓
https://www.daily.co.jp/gossip/2017/03/01/0009957306.shtml
こちらのページには読者の反応もついてます。↓
http://pikarinnews.net/tokai-seikei-jiko
さてその日は患者さんにヒアルロン酸を注入して顔を若く見せる手術が行われていました。手術といっても注射で顔の色んな場所にヒアルロン酸を注入するだけなのですが、血管にヒアルロン酸が入ってしまってはいけないので血管を避けて注入するのはもちろんのこと、それでいてかつ、若く見えるという目的を達成できる部位に注入しなければなりません。患者さんと話して希望を聞きながら、何度も何度も場所を確認して慎重に医師が注入されていました。左右で違いが分かるようにと、まずは右側に注入して患者さんに鏡で見てもらい、満足感を得てから左側も同様に注入していくという作業を繰り返していきました。そしてカウンセリングも含めて手術は2時間くらいだったでしょうか、結果的には患者さんは大満足して帰って行かれました。
私の感想としては…、確かに多少若返った印象はありましたが、そんなに大きな変化は見てとれませんでした。まぁ患者さんももともとそんな大きな変化を望んでいたわけではなくて、多少若く見えればそれでいいという感じでしたから満足されたのでしょう。しかし他のプロの医師から見れば、細かい部分がそれぞれ微妙に変わった結果、自然な若返りが実現できているとのことでした。
やはり他の診療科とは違った意味でなかなか難しい診療科だと思いましたね。それはもともと疾患のない人に医療行為を行うわけですから、患者さんのリクエストに沿った繊細な感性と手技が求められることに尽きます。手術後に医師の方が言っておられた言葉が思い出されます。「普通、患者さんはマイナスの状態で来られて、ゼロに戻ることを望んでいるが、美容外科ではゼロの状態で来られてプラスになることを望んでいる。患者さん自身のプラスになることに対して国の税金は使えないから自由診療ということになる。料金は10倍、でもリスクも10倍だ。」と。そんな世界で生き抜いてこられた医師に対して、私は自分には到底できないという感情が相まってある種の尊敬の念を抱きました。
ところで最後の最後、診察室を出ていくとき患者さんが言った言葉は「あ~あ、やっとたばこが吸える」でした(笑) たばこは健康によくないのは誰でも分かっているはずです。つまり若々しく見えるようになりたいという思いとは矛盾するはずですよね。でも若々しくありたい気持ちはある反面、自分でも禁煙するなりして自分を変えていこうという努力はしないわけですね。医師に聞いてみましたら、脂肪吸引を希望する方も同じようなものだそうです。痩せたい、でも自分で運動して痩せようという努力はしない人がお金を払って脂肪吸引をしてもらいに来るとのこと。
今回も色々考えさせられましたね。勉強になりました。
一つ大きく自分の誤解が解消されたことは、美容外科医の中には先ほどのニュースで出てくるようなインチキ美容外科医もいる一方で、「美容」という分野と患者さんの思いに真摯に向き合い、しっかりした医学知識と経験のもと、正確な情報と技術で、かつ誠意をもって患者さんのリクエストに沿った医療を提供しておられる美容外科医の方もたくさんいるということです。
なお今回のヒアルロン酸注入は料金を聞いてもびっくり仰天。新卒のサラリーマンの給料1か月分の手取り分くらいはありましたよ…(;゚Д゚)
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ただ、説明会を聞きにいっても、見学に行っても、まぁ大概は良いところしか言われないので実際のところは働いてみないと分かりません。しかし働き始めた後気づいてももう時遅しです。うーん、これは運ゲーの要素がありそうです。私は同期の研修医はもちろん上級医やコメディカルの人たちと仲良く楽しく仕事ができればそれで十分です。あ、それプラス最近の言葉でQOMLっていうんですか、ある程度自分の時間が取れれば最高ですね。最新の設備が整っているとか、有名な先生がいるとか、おっさんの私にとってはあまり心を惹かれる要素ではありません。
暇だったので高校時代の友達で、現役で医学部に入ってすでに医者になっている友達に会ってきました。今でも専門医関係で試験に追われているそうですが、高校時代は抜群に賢かったそいつでも最近は記憶力も落ちてきて勉強するのも大変だと言ってました。高校時代は抜群に賢かったので地元を離れて難関な医学部に進学していきましたが、その大学の医局に入っている関係でその大学の関連病院を数年に一度転々としているようで、地元に戻ってこれないと嘆いていました。高校時代は少しでも偏差値の高い医学部へなんとなく行きたくなって、その夢は叶えたが、今となって思えばどの大学の医学部を出ても医師免許は同じものだから今ならどんなに学力が高くても地元の大学か自治医科大学を受けるといってました。自治医科大学卒業後は僻地勤務が義務とはいっても地元の県内で働けるわけですからね。
なるほど、今の私なら私も同感です。
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しかし私のような境遇の再受験生はいっぱいいると思います。どうやって家計をやりくりされてるんでしょう?昔買った医学部合格作戦の2011年版を読み返していましたら徳島大学に再受験で合格された方が同じような悩みを書かれていました。その方も言ってますが、国公立大学といっても医学部は他学部以上にお金がかかりますね。確かに前の大学のときは親から毎月10万仕送りしてもらってましたが、バイトしてたこともあって生活するのに経済的に困ったということはなかったですからね。
ということで今回の春休みは人生の中でも非常に貴重な長期休みですが、本を読んだりとかささやかな幸せを見つけながらひっそりと過ごすことになりそうです泣
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さて今回は春休みの計画すら立ててる余裕がなかったので今さらながら春休みに何をしようかと考えているのですが…、今のところ大きなイベントは思いつきません(Ω\ζ°)チーン)せっかくの長期休みで、人生でこんなに長く休める日はもうおそらくないだろうということは分かっているのですが、お金もないし、これといってないんですねー。まぁ旅行を兼ねて病院見学とかは何個か行こうと友達と話してはいるのですが、もったいない時間の過ごし方をしているようでなりません。なんといっても体が試験モードに入っていて、起きたら「あ、勉強しなきゃ」と思ってそわそわしてしまうんですよ(実際には行動しませんが)。体が通常モードに戻ってしまうと、試験前に試験モードにスイッチを入れ直すのがホント大変なので、せっかく試験モードになっている今の間にいっそ国試の勉強でもしてやろうかと思ったのですが、国試用のQBが出るの来月なんですよね~(T_T)
メックの国試の講座もみんなが取るというので私も10万円も払いまして、一応取りましたが、ちょっと見た感じではムダ金になりそうです。確かに授業は分かりやすいですが、自分にはどうも「問題集を解いて間違ったところを見直す」というシンプルな勉強法が一番適してるように思います。 授業はQBオンラインの方でも見れますしね。業者にはちょっと申し訳ない言い方になるのですが、早期割引とか言って早く申し込めば安くなるとか、他大学の学生もみんな取ってるとか言われて、医学生の不安な心を十分に煽られてからーの、CBTも終わってないのに国試用まで、試験前の慌ただしい時期に買わされてしまった感も無きにしも非ずといったところです。少なくともCBT用の講座は一切見なかったのでお金の無駄遣いをしてしまいました。これからCBTを受ける皆さん、業者のCBT講座は取らなくても大丈夫ですよー。QB解くだけで十分ですし、見てる時間もありません。
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いやー私も最近猛勉強をしていたんですが、朝起きてすぐ勉強を始めてごはんとお風呂以外は机に向かい続けて、さすがにずっと集中力維持は無理なのでたまにちょろっと休憩を挟みながらでしたが、そんな自分的にはほぼ極限の状態まで追い込んでも、時間を計ってみると12時間くらいでしたよ。しかもそれはテスト前日とか追い詰められたときのみ・・・(;^ω^) それを毎日、しかも小学生がやるってどんだけすごいんですか( ゚Д゚) 私は追い詰められてでも1日終えて12時間も勉強したのなら自分をめちゃくちゃ褒めてあげたいんですが、他人と比べちゃだめですね(笑)
しかし私の場合、情けないことに自分を追い詰めるのがまず難しいんですよ。勉強しなきゃという気持ちもあるし、もちろん私は医学の勉強がしたくて医学部に入ったはずなのですが、んー、プリントの山を見ますとね、「と・り・あ・え・ずー、机の上を整理してからにするか」などと言い訳をしてしまい、勉強開始までに結構長いウォーミングアップが必要です(笑)。こないだなんか「とりあえずこのゲームをクリアしてからー」とケータイのゲームに何時間もかけてやめられない状態に陥った自分が心底嫌になって、ゲームをアプリごと削除してやりました。結構時間かけて育てたデータだったんですけどね(/ω\)
どんな勉強であれ、勉強をする人はどうやってやる気をだしてるんでしょうか。図書館で朝から晩まで一日中勉強してる勉強してる同級生がいるのですが、聞いてみたらなんと「勉強が結構楽しい」との答え。んー、これまただいぶ年下の子になりますがそんな風に思えるのだなぁと感心しましたわ。私も医学の勉強したいんですけど、まだ楽しいとは思える境地に達していなんだなー。私の場合、そんな風に思える日が将来来るのかどうかも怪しいですね。基本的に勉強は辛いものと思い込んでたり実際疲れますからね。
ネットで検索すると「やる気を出すサプリ」もあるとか。ホンマかいなぁ( ゚Д゚)
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予定通りいけばあと2年で医師になろうとしていますが、昨年一年間もあっという間に終わってしまって医師に近づいている実感はありません(;'∀')
しかしCBTやODCEの試験は無情にもすぐそこまでやってきています。ブログで日々思ったことをいろいろとつぶやきたいところなのですが、とりあえず今は勉強に専念することにしまして、無事その二つの試験(+大学の定期試験)が終わりましたらまたここに現れたいと思います。
2か月後の自分が笑顔で生きていることをまず新年第一発目の希望としたいと思います。
4年前の今頃の自分も同じような気持ちでいました。センター試験と二次試験を控えた受験生として、3か月後自分はいったいどうなってるんだろうとか考えてました。終わってみれば喉元過ぎれば熱さを忘れるで、あの不安はどこへやらという感じでしたが…。
今も医学部合格へ向けて頑張っている受験生がたくさんいることでしょう。私の好きなボクサー長谷川穂積の言葉ですが、「練習と努力は裏切らない」です。その方々にも、私自身にもその言葉を贈りたいです。
共に勝利を!
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今年は大きな出来事はなかったと言いましたが小さな出来事はたくさんありました。学生とはいえ毎日同じような生活を送っているわけではなく、講義ばっかりの日もあれば実習の連続だったりとなかなか飽きがこないシステムになっていて、学生生活の面白さを今更ながら感じています。いや、学生というよりも医学生というべきですかね。1回目の大学生の時は授業はさぼるのが当たり前みたいになっていたので、日中はひまでひまでしょうがありませんでした。なのでバイトをしてみたり、友達と遊びに行ったりしてましたが、今ほど日常の中に感動を覚えることが少なかったので小さな出来事すらそんなに多くない青春時代を過ごしてしまったような気がします。年老いていくと感動も薄くなっていくと聞いたことがありますが、私の場合は逆ですね。年齢を重ねるごとに1日の中で感じさせられることが多くなってきました。
今年も良い出会いが多くありました。その中の一つですが旧司法試験に合格された方とお話しする機会がありました。旧司法試験といえば弁護士や裁判官などになるための登竜門。非常に難関な試験で、実は受験資格に学歴は関係ないので中卒の人でも受けられたのですが、実際には法学部で法律をしっかり勉強して卒業した人たちが主に受けていて、それでも合格率はほんの2~3%であったといいます。そのため合格平均年齢は27歳とかで、一般的には法学部で4年+司法試験浪人生活を3,4年やって受かれば御の字だったのではないでしょうか。その人は法学部卒業後2年目で受かったらしいですが、その2年間は勉強に専念しないといけないため正社員で働く時間は取れずフリーター生活を続けていたそうです。そして試験に落ちればまた1年、先が見えなくて経済的にも苦しい生活が続くため、試験に対するプレッシャーたるやものすごいものがあったそうです。自分の夢を追いかけていつ受かるか分からない試験を永遠と受け続けている人もいたことでしょう。10回以上チャレンジして、ついに力尽きて諦めてしまった人もいたことでしょう。そんな世界をくぐりぬけてきた人を尊敬してしまいます。一方で筆舌に尽くしがたい努力を何年も続けて、その努力が実らなかった人のことも考えてしまいます。その人たちはその後どんな生活を送っていたのでしょうか。また受験のために費やした年月をどう考えているのでしょうか。決して無駄な時間ではなかったでしょうけれど、自分の人生に後悔とかしているのでしょうか。
私たちはどうしても世の中で成功した人ばかりに目がいってしまいます。しかし成功はしなかったけど地道に努力を続けてきた人もいっぱいいるはずなので、その人たちも確かに幸せに生きていることを私は知りたいです。その人は「私はホントに運よくほんの紙一重の差で受かったと思ってる。その紙一重で落ちていたら今頃どうなっていたかは想像できない。」とおっしゃっていました。
医師国家試験は難関試験とは言われていますが、旧司法試験とは性質が異なり、合格率が約90%あります。もし落ちたとしても次の年に受かる可能性も旧司法試験よりは断然高いでしょうから旧司法試験よりモチベーションは低くならなそうな感じはします。
いや~、医学部の勉強量は確かに膨大で進級するのもしんどいですが、司法試験なんかと比べたら楽なもんですわ。物事って相対的に考えると「しんどい」が「楽」に変わってしまうから不思議ですね(´・ω・`)
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私なんかは周りの知人はまだまだ大丈夫と励ましてくれますが、なんか年齢を言った時点で引かれている気がするようになってきました。 周りの人は学校にたくさん女子がいるでしょ、出会いなんかたくさんあるでしょ、と言ってきますがなかなかそう簡単にゲットできたりしませんって(;^ω^) 学年が一つずつ上がっていって新しいぴちぴちの後輩が入ってくるにしたがって年齢差はさらに広がっていきますからね、私は結婚は医師になってからになるでしょう。そりゃ結婚はできることなら今すぐにでもしてみたいなと思ってますけど( `ー´)ノ
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同期も知らない間に(いや、いつも同じ授業を受けてるので知らないわけはないんですが)そんな感じになってきてます。 今は講義ではなく学生同士の討論形式の授業が多いのですが、みんな私を大きく凌駕する知識力を遺憾なく発揮してきます。みんな着実に医師に近づいているのですね。しかし私はテストが終わったら詰め込んだ知識はどっかいってしまって、頭に残ってません(泣)。これが年の差、記憶力の差なのでしょうか。おっさんの4年と若い子の4年は成長の度合いが違うのでしょうか。みんなと同じように勉強してきたつもりだったのですが私がただ勉強不足だっただけなのでしょうか。
今日はそんな思いにふけった1日でした。
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実際、18歳で免許取り立てでいきなり高級外車を新車でポンと買ってもらってる学生もいます。ただ、私の大学ではそういう学生はごく一部で、庶民の金銭感覚をもった学生が多いですね。ただ部活関係である私立大学の医学部の学生と話したことがあるのですが、私立大学の学生は事情がだいぶ違うようで、学生が集まるときに外車がずらりと並ぶシーンもよく見られるそうです(◎_◎;)。確かに学費だけで6年間で4000万円近くかかって、留年があればさらに年間数百万円かかり、その上生活費もかかるとなるとそれだけを捻出できる家庭は限られてきますね。
しかし最近明らかに金使いの荒い学生群が出現しています。それは地域枠で入った学生です。地域枠の学生は地元の県出身者しかなれないのですが、そもそも地元志向が強い学生も多くて、そういう学生は別に地域枠じゃなくてもその県に残るわけです。地域枠の学生は実家暮らしの学生が多いのですが、月々15万円だかという地域枠の奨学金を丸々お小遣いとして使えることになります。中には実家から通えるのに一人暮らしを経験したいためにわざわざアパートを借りてる学生もいます。また地域枠の学生が借りた奨学金をそのまま貯めておいて、卒業時に一括返済して、県に残る義務を逃れる人もいるという問題がありまして、そのためか、大学側は、「奨学金は教科書やiPadなんかにどんどん使ってください」という指導をしているそうです。そういう指導を受けた学生も、そうかそうかと言わんばかりに色んなものを買いあさるわけです。普通の大学生の仕送り額はアパート代とか含めて10万もいかないでしょうから、月15万自由に使えるというのはかなりの額となります。いやー、その学生の自由なので何とも言えませんが、私から見ればそんなものにそんなにお金かけなくてもというようなところにじゃぶじゃぶ使っていて、地域枠の学生にそんな大きな額の奨学金が必要なのかなと疑問に思います。入試でも多少入りやすい部分もあるし、お金も毎月いっぱいもらえるし、該当者はウハウハだと思いますヾ(≧▽≦)ノ。
こういう時代は長くは続かないでしょうから、20年後とかに今を振り返ったときに、「今では信じられないけど昔はそんな時代があったんだよー。」という話のネタになりそうですね。
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さてビデオ講座は4つほどの会社が出してるみたいで、それぞれが少しでもシェアを拡大しようとしのぎを削ってるみたいですね。そういう競争はどんどんやっていただけると医学生としては嬉しいです。ただ、現状ではテコムとメックが2トップって感じですかね。他の2つも中身はいいかもしれませんが、他の人と違う選択をする勇気がないので、私はテコムかメックにしようと思ってます。
これ、両方とも10万円ほどかかる代物ですし、両方やる必要性もないと思うので、どちらかに決めるということをここ数日だいぶ悩んでいます(?_?) 。友達に聞いたらほぼ1:1でテコム派とメック派にきれいに分かれていて(もちろんまだ悩んでる人もいっぱいいますが)、悩みは加速する一方です。うーん、こんなことで時間を費やしてるのはもったいないと思えるくらいうじうじしてしまっているのですが…、一般的に、同じような2つの物のうち1つを選ばないといけない場合、どうしたらよいのでしょう。
まぁきっと数か月以内には結局フィーリングで決めてしまっているとは思いますが、その時の自分に選択の責任をなすりつけることにして、とりあえず今はCBTの勉強をちょっとでも進めようと思います。今の実力ではCBTの問題すら解けなくてかなりヤ・バ・い…(;´Д`)
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そんなことを他人事のようにいう私も実は今回再試験にかかってしまいましたので、その結果を知ることなくのんきに後期の授業を受けています(笑)。まぁ私はもう開き直り派ですかね。再試験の感触がそんなに悪くなかったこともありましたし、前期の再試験のことは考えないようにしてます。これで後期の試験を全部合格して、OSCEもCBTも合格して、それで喜びも束の間、前期の科目で留年ということになったらホントにショックでしばらく立ち直れないでしょうけど。
大学によっては前期の試験結果は前期末に分かるというところもあるようで、前期で留年確定という現象も起きるそうです。 そういう大学の方が果たしていいのかという問いはあまり重大な問題ではなさそうなので、ここでは深く突っ込まないことにします。どちらにせよ本試験一発で受かってしまうのがまったくもって最高の気分に浸れる一番の道筋です。
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私は医学部に入るまでは、「受かればどこでもいい」と思っていましたし、受ける大学の内情(進級が厳しいのかどうか)まで考えている余裕はありませんでした。たまたま今の大学にいるわけなのですが、もし今の大学が理不尽級のとこだったらと思うとぞっとします。逆もしかりで、もう少し緩い大学だったらなぁと思うこともあります。
ただ進級が緩い大学だろうが理不尽級な大学だろうが出身大学によっては医師としての技量はそんなに変わらないのではないかと思います。緩い大学の出身だからと言ってヤブ医者ばかりという話は聞きませんし、また理不尽級の大学出身者が優秀な医者ばかりという話も聞きません。私の大学でもいくつかの科目で、重箱の隅をつつくような問題を出してくる先生がいて、その科目で留年する人が多いのですが、果たしてそんな知識の有無で何か大きな違いが生じるのでしょうか。医学生は医学部入試という難関を突破してきたツワモノばかりです。そんなツワモノが頑張っても点数を取れないようなテストというのはどうなんだろうと思います。そしてそんなことで1年を棒に振ることになっている学生を可哀想に思います。
医学生は将来医師として活躍するダイヤの原石ですよ。それを大学はきちんと認識して、良医を育てるという意気込みを持って教育に携わって欲しいのです。そのための試練なら甘んじて受けましょう。
学生が優秀だから変てこな教育でもまかり通っている今の医学教育は改変の余地が大いにあると思いますね。まぁ学生の方がある意味賢くて、そういうもんだと冷めた目で見ていて「この先生の問題は捨てて別のところで点数を稼いでおこう」などと、ギリギリでも合格点が取れればいいやと思ってテストに臨む学生が多いようですけどね。
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「終わっちゃいましたね…」
「うん、終わっちゃったねぇ…」
「これからどうします?」
「んー、せっかくだし観光でもして帰ろっかなぁ(遠い目)」
「それいいかも…(遠い目)」
「(別に急いでないけど)あ、じゃあ自分こっちの方面なんで…」
「あ、じゃあ失礼します」
などと言い合ってそれぞれゆったりと散って行きました。
病院見学の体験記みたいなのを読むと夕方に業務終了した後は研修医の先生とかがご飯に連れていってくれて研修の裏話みたいなのを聞けたり、1日中いればさすがに一緒に見学してる他大学の医学生とも仲良くなれるはずなのですが…。今回は夜の部はなかったですし、他の見学者ともたかが数時間一緒にいただけだったしすごく慌ただしく時間がすぎていったのでお互い自己紹介くらいしかできず、他の話はあまりできずじまいでした。
今回見学に行ったのは人気病院(のはず)だったんですけどね、毎年フルマッチするくらいの病院だからもしかして見学者にそんなに一生懸命時間を費やさなくてもいいのかもしれません。次は人気のない病院にチャレンジしてみます!笑
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たまに他の再受験医学生のブログを見ているのですが、再受験生のブログって結構たくさんあるんですね(;'∀')。不思議と決して暇なときではなく、決まってテスト前の忙しい時期に見ますが(;^ω^)、読んでると面白いですねー。つい時間が過ぎるのを忘れてしまいます(;^ω^)
この方のブログ→http://chierinrin51.blog.jp/ なんかはお子さんもいらっしゃる再受験生の方でリアルな医学部生活が描かれててなかなか面白いですよー(勝手にURL載せてごめんなさい)。
しかしこの方、子育てをしながら医学部の勉強も上手に両立されててマジで尊敬します。しかも学力は同じ学年の医学部生の中でも上位に位置しておられるようで、ホント勉強の仕方を教えてほしいくらいです。私なんか学年の中ではビリから数えて何番目ってくらいですよ(T_T)。学年が上がるたびに進級できない人が下から数人ずつ切られていくのでそろそろ自分の番かなとビビりまくってます(>_<)。
しかし色んなブログを見たり、また実際に他大学の人と会ったりするときには、部活との両立はどうしてるのかが私としては気になるのですが、若い再受験生は別として、社会人を経験したくらいの年齢の再受験生はあまり運動部には入ってないようですね。やっぱ若者たちに交じってガチで汗流して張り合うのは難しいのでしょうか、それとも部活より大切なものが他にあるからでしょうか、運動部に入ってる若くない再受験生の私としては寂しい限りです。入っていてもその運動の経験アリの人が多いです(当たり前か)。
ん~、前の大学でガチの部活に入っていた私からすれば週2~3回の部活くらいたいしたことないような気がするのですが(テスト前は休みになりますしね)。医学部受験を乗り越えてきたくらいガッツのある方々なら部活くらいは両立できると思うし、頑張って運動部に入って欲しいんすよねー(仲間がいなくて寂しいだけ 笑)。確かにしんどいときはありますけどそれは若い人も同じでは?
再受験したら2回目の大学生活になりますから、1回目の大学生活とは違った生活を送りたいと思う人が多いかもしれません。でも私はもし3回目の大学生を送ることがあったとしても部活は入りたいですね。まぁそれぞれの人生ですからこれ以上は言いません。私も結婚して子育てがあったら部活はやってられないかもしれないですしね。再受験生とひとくくりに言っても、大学生活の送り方は実に様々だと思われます。
ちなみに今日は「ブラックスキャンダル」という映画をみました。ジョニー・デップがさすがの演技力を発揮していましたが、なかなか暗い作品でちょっと怖かったです(>_<)。まぁ特におススメというほどではありませんが、悪くもなかったですかね。その中で医学生としてちょっと気になったのは「ライ症候群」という病気が出てきたことですね。ライ症候群?聞いたことないような…。あれ?私の大学ではカリキュラム的にはほぼすべての病気は一応一通りもう習っているはずなのにまったく記憶がありません(*_*; ライ症候群ってどんな病気なのでしょう?? 調べても小児科のレビューブックにも載ってません。子どもの病気っぽいのにレビューブックにも載ってない?え??この病気の方がミステリアスです(笑)。しかたがないのでグーグル先生を使いました→「ライ症候群とは、インフルエンザや水痘などの感染後、特にアスピリンを服用している小児に、急性脳症、肝臓の脂肪浸潤を引き起こし、生命にもかかわる原因不明で稀な病気である。」ほぉ~、感染症の合併症ってことですか。もう一回よくよくレビューブックをみたらなんと「Reye症候群」で載ってました!(笑) おい、英語かよ!( `ー´)ノ まぁ教科書に載ってなさそうで、ちゃんと読めば載ってるってのは医学生あるあるですね(;^ω^)
今日の映画鑑賞は勉強になりました。ライ症候群は主にインフルエンザに続発する急性脳症でNSAIDsは禁忌!よし、これでライ症候群を忘れることは多分ないでしょう(いや最近記憶力が低下してるから忘れるかも(泣))。字幕で見たから少しは英語のリスニング力もついてくれたかなぁ?
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さて夏休みもあっという間に終盤になりました。しかし社会人の友達から見れば9月でまだ夏休みなんてホント幸せです(*^▽^*)。ホントはCBTの勉強も始めないといけないんですが、人間って追い込まれないとなかなかエンジンがかからないものですね(T_T)。
私は勉強しないならせめて就職活動をしようと思ってせっせと病院見学に行っております。そんなに何個も見学に行くのは正直まだ早いような気もするのですが時間のあるうちにと思って早めに行動しています。しかし低学年のうちから行っても、先輩医師が職場の雰囲気だろうが待遇のことだろうが多分本音で何でも教えてくれるので参考になります。しかもこれは医学生の特権だと思うのですが、遠いところの病院見学でも病院によっては交通費やホテルまで用意してくれるところもあって、ホント助かります。その病院に就職するかどうか分からないのに気前が良いですよね。私としてもそこに就職するかどうかは別にして、最低限、病院に失礼のないように、また一生懸命見学する姿勢をみせたいところです。ただ私は地域枠とかそういう縛りがないものですから、北は北海道から南は沖縄までどこでも好きなところに研修に行ってもよい身分なので、選択肢が多すぎて本当に迷います。あくまで初期研修でスーパーローテイトですからね、ぶっちゃけ、どこで研修しても研修内容にそんなに差があるわけでもなく、一生懸命研修すればそれぞれで一定の成果は得られると思うので…、皆さんは何を優先して決めているのでしょうか(?_?)。その辺を今度の見学先の病院の先輩医師に聞いてこようと思います。
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今日は塾講師のバイトがあったので仕方なく昼すぎから外出してきました。相手は中学生でしたが中学生は元気ですねー。特に中学3年生は超過密スケジュールです。午前中は学校で補習があるらしく、学校で授業を受け、午後からは塾の夏期講習、さらに私のバイト先の塾では夏期講習とは別に通常授業もありますから、夕方からは通常授業をうけて、ほぼ1日中勉強漬けです。それでも帰るときはケロッとして爆笑しながら去っていきますからとてつもないエネルギー量を感じます。私からすれば塾に来てる子たちホントよくやってるなと思います。が、そこの塾長いわく、その子たちの大半は進学校と言えるほどの高校ではなく普通レベルの高校にやっと入れるかどうかだとか。え!?高校入試ってそんなに大変でしたっけ??私の勝手なイメージでは、中学生なんかほとんどの生徒は勉強なんてまるでしてなくて、入試直前期に焦ってちょっとやってそこそこの高校に受かるとか、一般入試より前に推薦でたくさん入ってしまうイメージがあったのですが…。その後その子たちは高校でも今くらい頑張れば地元の国公立大学にやっと入れるかどうかだそうです。え?大学入試もそんな大変なんですか?少子化で今は全入時代だとかFラン大学が多いとかよく聞きますが、マスコミからの情報と、現実との間に若干乖離がありそうです。んじゃ自分で言うのもなんですが、医学部入るってどんだけなんすか??(;^ω^) 私は現役のとき国立大学の一番下の医学部くらいには入れると思ってましたが、もし受けてても合格しなかったかもしれませんね。
そんなこともふと考えたりもしましたが、現実に戻って目の前にいる中学生を見てると男子も女子もマジで可愛いですよ(^O^)。ぶっちゃけ、その可愛さがあって元気で生きていってくれれば受験なんて私からすればどうでもいいくらいなんですけどー。何といっても特にJCにいじられるときは恥ずかしさやら嬉しさやら戸惑いやらで昇天しそうです(*ノωノ)、私は鼻の下をびろーんと伸ばしてにやついてたと思われます(笑)。塾講師するのも悪くないなぁ(*^▽^*) てか、そこのJCたちが、病院に行っておじいちゃんおばあちゃんたちをいじってあげたら、それだけで病気が治って元気になるのではないか、医者以上の力を持っているのではないかと思った次第です。
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泣けるほど頑張ったチームメイトが羨ましいです。彼らはその瞬間確かにかっこよく生きてました。若いっていいな青春っていいなと思いました。自分も一応その輪の中に入れていることを誇りに思います。
ただ、だからと言ってじゃあ来年に向けて泣けるくらい練習に打ち込んでやるぞという感情が出てきたのかと言えばそうではなく、むしろこの年になって部活に打ち込んでていいのかという冷ややかな自分がいます。自分の年齢では、普通は結婚して、子供もできてていい年ですから、結婚とかそういうことを真剣に考えて、家庭を築く幸せを追い求めるべき時間なのではないかと思うのです。そこら辺が若者たちとは生きてる世界が違うのかなぁと。ミスチルの「未来」という曲の歌詞の中に「生まれたての僕らの前にはただ果てしない未来があってそれを信じていれば何も恐れずにいられた」とありますが、あいつらはそういう感じなんでしょうね。私にはもう今がその未来であって、色んなものを恐れながら生きてます。
まだ人生の折り返し地点までとは言いませんがだいぶそういう地点に近づいてきました。私たち再受験生は遠回りしていいこともあったけど、やっぱりもちろん留年なんかしないで1年でも早く医者になることがまず大事ですよね・・・
今はペルセウス座流星群がピークみたいですね(^^♪ 見たいけど今の私は睡眠欲の方が勝ります(笑)
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そんな事情は医学部に受かってからやっと少しずつ見えてきたので受験生時代は知りようもなかったです。たまたま今の大学の環境が自分には与えられてるわけですが、内部事情が事前に分かってたら受験校を絞り込むときも一つの要素として入れてたと思いますね。ただ、どの大学でもそれぞれ長所・短所があるはずなので、与えられた環境の中で一生懸命やることが肝要なのでしょう(たまには真面目に締めてみました(笑))。
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医学部に入ったときはとりあえずどの大学でもいいから入試に合格して、6年間しっかり勉強して医師国家試験に通りさえすれば万々歳だと思ってましたが、入ってみれば先輩や同期にも恵まれ、部活にも入って思った以上の充実ぶりです。あとは恋人を見つければ最高ですかね!(ここ最近まったく何もなし 泣) 年寄りはクラスの中では浮くのかなと思いましたがそんなこともないですね。浮く奴は現役の奴でも浮きますからね、性格次第ということでしょう。
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医学部のテストのときにいつも思うのですが、1つの科目が終わるとその前日(というか当日のテスト直前)までに無理やり詰め込んだ知識を吐き出して速やかに記憶から消えていきます(*_*; 今、もう一度同じ科目の試験を受けろと言われても合格できるとは思えません(てかまだ合格もらってませんが 苦笑)。テストで求められる知識も、先生が授業でおっしゃってることとやレジュメに書いてあることが、教科書に書いてあることと違ってる部分もあってどちらを求められてるのかなと思います。いちおーテストでは先生のおっしゃった方を書いておいて、国試用には教科書のものを覚えるということですかね。それにそんなこと覚えさせるの??ってことまで出題してくる鬼畜な先生もいて、正直テストの意義さえ問いたくもなります。
その問いに自分なりに考えて答えを出すとしたら、「医学部の定期試験では、医学の知識というよりも、過密なテストスケジュールの中で自分の持てるエネルギーや時間配分をどの科目にどれだけ配分するかというマネージメント力、時には徹夜もしながらの自己体調管理能力、そして何よりもこのきついテスト期間を最後まで諦めず乗り切る精神力、これらが求められてる。」ってことですかね。
まぁ確かに現場に出たら医師に求められそうな資質ではありますが…、どうなんでしょうねぇ。
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一方、授業をぶっちする先生もたまにいます。理由は急患が入ったからだと思っていますが、理由までは明かされないこともあるのでよく分かりません。そういうときは学生は講義室で待ちぼうけして、さすがに授業が始まって10分もして誰も来ないとおかしいので、「あれ?先生来ないな。」と思って誰かが講義室から学生課に電話します。するとたいてい学生課も分からないというので、学生課の人に病院に電話をしてもらって確認してもらいます。すると突然「今日は休講です。補講の日程は後ほど連絡します。」と返事が返ってきます。補講と言ってもそもそも時間割はフルコマですから入れるところがないので、試験前になるか、あるいは放課後に補講となります( ;∀;) しかし急に放課後に授業を入れられると多くの学生は困ります。だって部活もあるしバイトもあるし、まったく暇な人の方が少ないのではないでしょうか。たかがバイトと思われるかもしれませんが、お金をもらっているし、シフトに入る約束をしている以上、ドタキャンはよろしくないでしょう。
医学部の教授会で何か学生を厳しく指導しようという取り決めがあるのでしょうか、私たちは1年生の時には授業のたびに「授業には遅刻するな。遅刻する奴は医師として失格だ。」と怒られ、教授の機嫌が悪いと「やる気ないなら医学部やめろ。明日から来なくていい。」などと厳しい言葉を頂戴します。そのせいもあって、また、出席を取られるので授業の出席率、無遅刻率の高さはすごいですよ。たまに外部から来る先生がびっくりするくらいですから。
さて、先ほどの授業をぶっちした先生は当然ですが医師です。私たちは医師は遅刻なんてしないと教わりましたが、先輩医師は遅刻もするし、まして無断欠勤もしてます。教授はその人に医師をやめろと言うでしょうか。いや、言ってないみたいですねぇ。正直なところ、学生たちは結構冷めた目でそういうことを見ています。何を言ったってどうせ何も変わらないので特にぶっちに対して反抗的な言葉も出さず、淡々と事後処理を進めます。医学生100人×90分の放課後の時間がなくなるわけですから、本当はすごい損失だと思いますけどね。急患が入るのは仕方がないので、せめて学生課に一報を入れてほしいわけです。緊急時には一斉メール送信というシステムがあるので、休講ということになったらすぐに学生課が学生たちにその旨を一斉メール送信すれば少なくとも、講義室で待ちぼうけをくらうということはなくなります。
授業をぶっちされる先生方へ。あなたたちには医師としての技量はあるかもしれませんが、社会人として何か欠けてると思いませんか?
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私は前の大学でガチの部活に入っていたので、週3回でガチか?とちょっとばかり上から目線でした。インカレで上位を目指して大学の授業をさぼってでも部活に没頭した日々を懐かしく思います。しかし医学部に再入学して実際に部活に入ってみると、医学部は授業がフルコマで入っていて、しかも課題なんかも多くて、テスト勉強も大変なので、週3回でもきついときがありますね。安全なレールに乗りかけてた人生を捨ててまで医学部に入った大きな目的は医師免許を取ることであって、大学生になったら部活頑張ろう的なノリはなくて、そもそもモチベーションがそんなに高くないですしね。しかもそういうことを人生で一度経験しているだけに新鮮味があまりなく、さらに追い打ちをかけるように加齢の問題が生じてきて…笑 精神的にもですが肉体的にもしんどくなってきました。うーん、もしも若い頃の自分が今の部活の練習をしたとしても、しんどいことはしんどかったと思いますが、そのときと比べて回復が遅いというか、次の日にまで響くというか…。思考的にも「あ、こんなことしてる場合か?」などと自問自答することもあります。1回目の大学生のときは将来の不安なんて何もありませんでした。ただ目の前の練習に打ち込んで、大会で上位を目指してただ頑張ればよかった。感情も敏感に反応してくれたので、今思えば小さなことでも泣いたり笑ったり、結婚なんて想像すらしたこともないまま甘い恋もしていられました…(´・ω・`)
ただ医学部の大会を見てみると自分みたいな再受験生もたまに見かけるので、励みになります(見た目は若くてもやっぱ同じ匂いを醸し出しているので年齢が高いことは分かります 笑)。しかし医学部の1学年100人の中で10人以上は高齢者がいることを考えれば10人に1人くらいはおじさんおばさんを見かけてもいいはずなのですが、そんなに頻繁には遭遇しないですね。他の大学の状況を詳しく知っているわけではないですが、再受験組はあんまり部活には入っていないような感じがします。
今の部活でも私が突出して年齢が高くて、周りの部員、特に先輩たちは扱いにくいだろうなと思いますが、こんな年寄りでも大事にしてくれるので、なんとか部にとどまっています。しかし若い子たちは6年生の夏まで部活やってますが、自分はさすがに6年まではできないだろうなぁ。国家試験に受かるためには若い子たちより2倍くらいは勉強しないと…。年老いた両親を置きざりにして、実家を離れて見知らぬ土地に来てまでして医学部に入学したかったのはどうしても医者になりたかったからですから。
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さて先日「憧れの医師」でも紹介しましたが怪物並みの頭脳を持つ人たちは今、この日本に限定してもたくさんいるでしょう。私も今まで生きてきた中で頭脳面で色んなすごい人たちを見聞きしてきましたが、これらの人たち全員に共通することがあります。それはその成果に見合うだけの努力をしているということです。私の友人でアメリカ留学を夢見てまずは英検1級にチャレンジした奴がいますが、どこからそんなエネルギーが湧き出てくるのか不思議なくらいでしたが、何かに憑りつかれたように勉強をして、1回も海外に行ったこともなく、英語がもともと得意な科目というわけでもなかったのに、1年ほどしてちゃんと受かりました。また、同級生でテストを全部本試験で余裕で受かってる奴がいるのですが、そいつは超有名進学校出身(まぁ医学部なので進学校出身だらけですが)なのでそんなに努力もせずものすごい暗記力をもっていて、それで受かっているのだろうと勝手に思っていました。が、こないだテスト期間にたまたま図書館でそいつの後ろ姿が見える位置で私も勉強していたのですが、私は集中力が続かず、30分に1回くらいスマホをいじったりボケーっとしてみたりしていたのに対して、そいつは何時間でもずっと同じ姿勢で集中して勉強していました。
過去を振り返ってみれば、高校時代も私も一応進学校にいましたが、同級生はみんなよく勉強していましたね。勉強せずに東大や医学部に入った奴とか私は見たことがありません。つまり一見天才っぽく見えた人たちは天才ではなく努力家であったということです。「努力に勝る天才なし」という言葉がありますが、私は本当にその通りだと思います。
ただ一方では、まさに天才、努力しなくてもすごい人、が全世界で何年に1人というような割合で生まれている可能性も否定はしません。医学的には「サヴァン症候群」という症状を見せる人たちがいるようです。膨大な量の書籍を一回読んだだけですべて記憶し、さらにそれをすべて逆から読み上げるという、常軌を逸した記憶力を持った男性が報告されているようです(by ウィキペディア 笑)。他にも「航空写真を少し見ただけで、細部にわたるまで描き起こすことができる」とか、確かに努力型ではなさそうですが…、こういったことが本当ならば人間の能力はどこまですごいのでしょうか。
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ちなみに去年の今頃はなぜか、どーにでもなーれと自暴自棄になっていましたので(笑)、GWは毎日のようにパチンコに通ってました(笑)。その時はさすがに時間を無駄に過ごした罪悪感と自己嫌悪でいっぱいになりました(/ω\) 若い学生に比べて人生経験が豊富のように思っていましたが私の中身はまだまだ未熟のようです。 でも不思議ですね、去年は朝から並んででもパチンコに行きたいと思っていましたが今は行きたいとはまったく思いません。先日久しぶりにパチンコ屋に足を踏み入れましたがタバコの煙はクサいわ、パチンコ自体もつまらないわで、今は健全な心をもっていることを実感できました(^O^) しかしまた未来にはもし心が病んだらパチンコに行く自分がいるのかもしれません。人間ってやはり脳内の小さな小さな物質に支配されているのですね。そう考えると精神科も面白くなってきました。
大学の授業では今は主にマイナー科の勉強をしていますがイマイチ面白さを感じられないでいます。 眼には10層もの細胞があって上から順に語呂合わせでこう覚えていけばいいとネットで情報を仕入れまして、なるほどなるほどそれは便利だなぁと、そんな表面的な暗記しかできてないから面白味も感じられないのでしょう。眼の一つの病気について深く調べ学習でもしていけば面白いかもしれません。でもテストでは眼の構造の細かい知識も幅広く問われますし、テストに合格しないと留年するのでどうしてもテスト対策が一番にきてしまいます。テストに追われるように知識を頭に詰め込むのではなく、もっと余裕をもって医学に向き合いたいものです。
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その後その方とお別れしまして、その方をよく知っている後輩によくよく話を聞いてみるとその人のスペックがすごすぎでした!なんかいいガタイしてるなとは思ってたんですが運動面ではあるスポーツで日本トップレベル、勉強面でも成績は学年で常に上位、USMLEも高得点で合格し(ステップ3まで合格されてます(◎_◎;))、英検1級、TOEICなんか満点など、枚挙にいとまがありません。しかも顔も性格もイケメン。天は二物を与えずと言いますがまったく当てはまってません。
そんなすごい人だとはつゆほども思わず、その方が優しいことに調子に乗ってアフォーな質問を浴びせまくっていた自分が恥ずかしくなってしまいました(*´Д`) その人に追いつくことはもはや不可能ですが(断言!)、自分も勉強をしなくてはと思いっきり刺激を受けました。しかし医学部に入るだけでも優秀と思っていたのですが、上には化け物並みのすごい人がいるものですね。
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自治医科大学なんか実習を重視している大学なので相当早い時期にCBTを行うようですね。てかもう既に終わってるんじゃないかなぁ…早すぎる(◎_◎;)
大学受験のときも部活でもそうでしたがそういう不安をなくすには勉強(練習)するのが一番!と思い、早々にCBT用のQB(クエスチョンバンク) を購入しました。今年は去年より少し発売日が早くなったみたいで私みたいなノミ心臓の持ち主には朗報です!しかも今年のQBから、そのQBに載ってるシリアルナンバーを登録すれば、オンラインでも同じ問題が解けるようになりました。これ早速使ってみましたが、かなり便利です!!すきま時間にスマホで1、2問でも解くことができます。うさぎと亀の競争に例えるなら私は亀を目指します!(笑)ただ、私にはスマホの画面が小さすぎてちょっと見づらいです(まだそんなはずはないのだが老眼の兆候か??)次の機種変更ではもう少し、というか一番大きい画面のサイズのものに換えようと心に誓ったのでした…、が、次の機種変更は来年の2月(もうCBT終わってるやん( ;∀;))。
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先ほど書きましたように現状ではほとんどの学生はUSMLEを受験していないですから、その数名のためにカリキュラムを大幅に変えるというのはどうなのかなという思いもありますし、一方では世界基準にきちんと合わせたカリキュラムで医学を勉強し、そういう基準を満たした大学を卒業したい思いもあります。
ただそのカリキュラムの変更をちょびちょび行われている過渡期の私たちの前後の学年の学生にとっては困りごとでもあります。大学によってカリキュラムの変更を一気に行うところもあるのかもしれません。が、私の大学ではカリキュラムの変更が一気には行えない事情があるようで、40週だったものを次の年から44週に、その次の年からは48週に、その次の年からは50週に…、などとちょっとずつしか増やさないので、毎年臨床実習は増えているのですが72週間以上という条件は到底クリアできません。つまり私たちの学年の学生は臨床実習が増えて負担は増えるけど、基準は満たさないということになります。まぁ私たちの卒業年度は2018年度なので新基準を満たさなくても受験資格はあるのですが。
それにしてもそのために初期研修の病院見学に行く時間が取れなくなったり国試の勉強時間が十分に確保できないようになるとしたら、そのちょびちょびとした変更は本末転倒になるといいますか、改悪のように思います。今の段階で72週間臨床実習をして新基準を満たして卒業したい人がいるなら、それらの人だけ長期休暇や国試直前まで実習を取ることができるという希望制にすればよいのではないかと個人的には思うのです…。
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なお大学の方はといえば授業改革などと称して、より良い授業作りのために授業アンケートなるものをたまに実施していますが、学生たちがどう評価しようと、また何とコメントしようと、少なくとも私の在籍していた数年間の間に特に変化は見られません。毎年同じレジュメで同じ内容をただ一方的に話すのを繰り返しているだけの先生もいます。大学の先生が忙しいのは分かるのですが…。
もし、医師国家試験の合格率が低いから進級判定を厳しくすれば改善するという考えがあって、留年生を増やすとしたらそれは間違っていると思います。また、色んなサイトで進級が厳しい大学、緩い大学などが分類されていて、真偽のほどは定かではありませんが、留年生が多い大学ほど医師国家試験の合格率が高くなっているという相関関係が見られないことからも言えます。それでは医師国家試験対策はどうしているのかといいますと、主に医師国家試験対策専門の予備校があって、その予備校の先生の授業をネットで見れますので、その講座を購入して先輩方はそれを見て勉強しているということです。
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合格率はここ10年では最高の91.5%!試験から帰ってきた先輩の話を聞くと「今回は傾向が変わって難しかった。」という方が多くて心配していましたがそれは杞憂に終わりました。先輩の話の続きですが、国家試験に向けての勉強量は相当なものがあったようで、「一生のうちで一番勉強した!」そうです。普通の学期の定期試験の勉強ですら私としては限界まで自分を鼓舞しているのですが、そのテンションを長く維持して勉強をしまくるわけですから長丁場の戦いを精神的にも耐えられるかどうか、それも試されるわけですね。
それもそのはず、医師国家試験に受からなければ医学部で6年間勉強をして卒業をしたとしても医師として働くことはできません。また、内定していた初期研修病院もそれは取り消しになります。これは不合格だった本人はもとより、病院にとっても痛手となります。
なお、再来年度から医師国家試験は3日間で500問から2日間で400問へ変更となるようです。一見負担が減って楽になるように見えますが、4年生の後期に行われるCBTと重なっている部分、つまり簡単な部分ともいえる部分がなくなるだけなので、点数を取りにくくなるかもしれません。私は順調にいけばその新・医師国家試験の2年目に受験することになりますので1年前の先輩の受けた試験やその結果を見れますが、学年が私の1つ上の先輩たちは対策が少し立てづらいかもしれません。
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