2016年10月07日16:58地域枠②
 私は地域枠という入試自体がちょっと無理のある制度のような気がしてなりません。まず国立大学なのに志願者はその県の出身者に限られてます。その制限もあったりして 、一般入試に比べて少し医学部に入りやすい現象も起きています。地域枠の合否判定の仕方が曖昧なので正確なところは分かりませんが、一般入試の合格者のセンターの最低点よりもだいぶ低い点数で合格している例もあるようです。とりあえず「医学部合格」が欲しくてたまらない受験生にとっては飛びつきやすい制度であることは間違いないでしょう。さらに、もし入試の段階で診療科まで制限をかけるとすると(例えば産婦人科医になると約束するとしますと)、18歳の段階で産婦人科をめざすことになりますが、18歳で産婦人科医になりたいと心から思い、6年間の学生生活+2年間の初期研修の間を他の科にぶれることなく過ごすことができるのでしょうか。高校生の段階で産婦人科医をいったいどの程度理解しているのでしょうか。私の大学でも入学時は小児科や産婦人科を志望していた人が学生生活または初期研修の段階で志望科を変えることはよくあるようです。しぶしぶ産婦人科医になられた医者に診察してもらっても患者さんもあまり嬉しくないでしょうね。
 医師の地域や診療科の偏在の問題は分かります。しかしその問題を解決するのに他に良い方法はないものでしょうか。




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この記事へのコメント

1. Posted by K   2016年10月08日 21:17
私の大学でも信じられないような点数で医学部に入ってくる人が多くいます。。こういう考え方はよくないですが、この人たちと同じ出身大学になるのかって思ってしまう自分がいます。。一般入試を乗り越えた人はそう感じてる人は少なくないかなと感じます。
2. Posted by もも   2016年10月11日 18:01
Kさん
お返事遅れましてすみませんm(__)m。いやーホントぶっちゃけセンターで100点くらい違うんですよ。センター900点満点で100点違ったら学力はだいぶ違うと思うんですよ。でもそういう低い点数で医学部に入ったはいいものの、医学部の勉強についていけなくて何留もしてる人も中にはいるみたいです。確かに医学部に限らず指定校推薦とかAO入試とかで簡単に大学に入った人と同じ扱いになるのは一般組からすると微妙な感じもしますね(◞‸◟)
3. Posted by 一市民   2016年10月13日 21:25
地域枠での入学者と多浪医学部入学者とでは
患者側としては、どちらに診てもらいたいのだろうか?
はなはだ疑問・・・・・



≪某所に以下のコメントあり≫

『多浪で入った人はクラス平均よりも学力が低い傾向は否めない。
大学の講義は、下位層を主要なターゲットとして行われることは殆どない。
判る人だけ判ってくれと言うのも多い。
従って多浪生は、例外はあっても講義についていけず底辺層に落ち込みがち。
やがて勉学意欲を無くすのか、あるいは既に吸収力のピークを過ぎているのか、かなりの割合で再試の繰り返しと教員のお目こぼしで単位を揃えていくことになる。
単位は揃って卒業は可でも、国家試験が控えている。
国試にお目こぼしはない。
国試に落ちたらなぜか多くの人は次年度以降も落ち続ける。
医師として食っていくことはできない。
こうならないためには、入学後も懸命に学習しつづけることが必要でしょう。
あるいは一ランク下の大学の医学部とすればついて行けない危険も減るでしょう。
辛口ですが、そういう学生を身近で見ていてのコメントです。』
4. Posted by もも   2016年10月14日 13:36
一市民さん
コメントありがとうございます。
患者側にとって診てもらいたいのは、どんな医師か。
先日ある病院に実習に行ったのですが、その病院の看護士さんが言うには「医師としての技量は二の次でいい。まずは患者やコメディカルスタッフなどと良好な関係を築けるコミュニケーション能力のある医師になってほしい。」とのことでした。それは地域枠入学者か多浪生かは関係ないでしょうね。個人的にはストレートで医師になった人より、挫折を味わいながら遠回りしてでも医師になった人の方が、先ほどの看護士さんの言う医師にすんなり近づきやすい気はします。
なお、他大学のことは分かりませんが、私の大学でも留年する人を何十人も見てきましたが、地域枠か多浪生かは特に有意差なく留年しています。入学時の成績も関係ありません。入学時の成績がトップクラスの人(現役です)も、あまり勉強してないのか、定期試験をことごとく落としていて留年の危機にさらされています。多浪生でも定期試験はすべて合格の人もいます。少なくとも私の大学ではこのような状況です。
5. Posted by 一市民   2016年10月16日 13:41
そうですね。

云うまでもなく
患者やコメディカルスタッフなどと良好な関係を築けるコミュニケーション能力は必須条件と思います。



医師としての技量が2の次と云うことばには吃驚です。
が鵜呑みにはできませんね(笑)



『私の大学でも留年する人を何十人も見てきましたが、地域枠か多浪生かは特に有意差なく留年しています』・・・・・


地域枠の現状を知りませんが

地域枠で入学する者にとっては諸事情により
留年は許されない為、
留年する学生はほとんどいないと思っておりましたが

ももさんの大学の医学部では
地域枠と多浪生が同じ比率での留年とは・・・・・・いやはや驚きました。

『現役でトップクラスの成績の合格者が定期試験をことごとくおとして留年の危機にさらされている』とは
医学部とはなかなか面白いところですね(笑)

6. Posted by もも   2016年10月16日 13:53
一市民さん返信ありがとうございます。
医師としての技量は2の次という言葉は、地域医療の拠点となるような小~中規模病院の看護士さんの言葉ですので、大学病院の看護士さんだったら違う言葉になっていたかもしれませんね。
地域枠の学生は、もしかして大学は自分を留年させないだろうとたかをくくってるのかもしれませんが普通に留年しています。県としてはそれらの学生を「20XX年度から地域医療に携わる医師」として既に計算に入れて動いているので県としても困っているでしょうね。ちなみに自治医科大学では、もし留年したら義務年限が6×1.5=9年から7×1.5=10.5年となるそうで、そういうこともあって留年しないように学生も必死に勉強しているらしいですよ。

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