高校生のときの同級生で現役ストレートで医者になってる奴(以下、Aとします)がいるのですが、そのAに私の進路相談にのってもらいました。Aはすでに指導医の立ち位置にいるらしく、同級生だったノリでタメ語で喋ってるのがなんか違和感がありました。私はいつも年下の指導医に怒られ、もちろん敬語で接していて、もうその生活が慣れてしまっているので…。ただ私はあまり年上のプライドというのがないので別にそれはいいんですが、逆に指導医によっては年上の研修医はやりにくいかもしれません。

 それで、Aが物覚えが悪くてだいぶ落ち込んでいる私の医師としての進路について助言をくれました。医師資格のさらに上級の国家資格が実は3つあると。それは精神科の精神保健指定医、麻酔科の麻酔科標榜医、産婦人科の母体保護法指定医だそうですが、そのどれかを取ったらいいんじゃないかと話してくれました。国が認める資格はやはり強いとのこと。例えば精神保健指定医は措置入院をさせられる、麻酔科標榜医は麻酔科標榜医が麻酔をかけると8000点の診療報酬が得られる、母体保護法指定医は中絶手術が行えるなど、の強み(?)があります。中でもAのお勧めは麻酔科標榜医で、2年で取れるので早く一人前になれるし、何より需要があるということでした。なるほどと思い、色々調べると確かに麻酔科標榜医は2年、しかも研修医時代の麻酔科研修の期間も含めることができるということで、これは遅れに遅れたこの人生ゲームを短期間で駆け上がっていける!とテンションも上がりました。そしてちょうどそろそろ研修2年目のローテを決めないといけないので、2年目の後半は10ヶ月ほど全部麻酔科で埋めようかなと思ったとき、ふと考えたのです。ん、待てよ。俺は麻酔科にそもそもそんなに興味があるのか?と(..;) 


 ところで自分でもその3つの資格を調べましたら確かに精神保健指定医は国家資格ということですが、他の2つについては私は信憑性の高いサイトを探せませんでした。麻酔科標榜医は厚生労働大臣の指定なので国家資格なのかなと思いますが、母体保護法指定医については都道府県知事の指定みたいなのでホントに国家資格かは疑問です。
 なお各診療科には専門医という資格がありますが、あれは国家資格ではなく、取ったから許される医療行為があるわけでもなく、取ったから給料が上がるという訳でもないとのこと。

 進路は研修医2年目の夏頃までに決めればよく、まだ時間はあるので、先輩の助言に素直に従ってこの3本を軸に生きる道を模索していこうと思います。
   

※麻酔科標榜医はどうも国家資格ではなさそうです。あれ、A先生?笑