2016年03月25日14:13医学部受験②
 私は医学部再受験にあたって、まずはセンター試験と二次試験をいきなり受けてみることにしました。受験勉強スタート時の自分の学力がどのくらいかを本番で測った上で、自分は頑張れば受かる見込みがあるのか、あるいは受かる見込みはなさそうなのか、を判断しようと思ったわけです。幸か不幸か、医学部受験を始めようとした時期がちょうどセンター試験の出願の時期のちょっと前くらいでした。私は社会人として仕事をしていたので受験勉強をする時間もそんなに取れないし、センター試験であまりにも点数が取れなければ再受験をあきらめるということも考えないといけませんでした。しかしどうしても現役のときの自分のことを思い浮かべてしまってなぜか妙に自信がありました。大学まで卒業した者が高校生には負けないだろうとあなどっていたのかもしれません。
 二次試験対策をする時間はなかったのでセンター対策のみ3か月ほどやりました。それから予備校が主催しているセンタープレテストを受けましたら 8割以上取れましたので、これはもしかして楽勝コースなのではないかと思い上がりましたし、そのもしかしてという思い上がりによってテンションも高まりはじめました。
 しかしセンター試験の本番当日、自分では何が起こったのか今でもよく分かりません。国語が現代文も古文も全く読み取れないのです。また理科も確かに勉強不足感はありましたが、いつもなら合ってるかどうかは別としてすいすい解き進められていたのに解法すら思いつきません。
 結果は…。送られてきたセンター試験の成績のはがきをどこにしまったのか、今見当たらないので見つかったら後日修正しますが、だいたい英語190、数学180、社会90、国語110、理科140、合計700点でした。英語・数学・社会は上出来でしたが、国語と理科で爆死。小手調べのつもりがあわよくば合格できるかもとたかをくくっていたのですが、惨敗でした。そしてその後医学部受験に本気で向き合って勉強を始めることにしたのですが、それにもかかわらず成績が伸び悩み、不合格通知を受け続けるという、地獄のロードが私を待ちうけていたのでした。そんなに長く辛い受験生活が始まるとは、最初にセンタープレテストを受けて高得点をたたき出した自分には当初は全く想像もしませんでした。また、センタープレテストでなまじ良い点数を取ってしまったために医学部受験を自分に決意させたのですが、そのために点数はある程度取れるのになかなか合格はできないという悔しさを味わい、もどかしさを感じさせられ、精神的に追いつめられていくことになるのでした。
 その年の倍率やその大学の入試問題との相性など、学力以外の要素も含めてその総合力をもって初めて合格を手にすることができるということ、また医学部に合格するということがいかに大変なことかを医学部受験を通して痛いほど身に沁みました。
 参考までに当時のプレテストが残っていたので写メをアップしておきます。 

DSC_0451ブログ用

※修正※
すみません!よく見たら↑のプレテストはその次の年のものでした(笑)。たしか8割は超えてたけどこんなに点数良かったっけなとふと思い返して、よくよく探してみたらその前の年のも出てきました。紹介する順序が逆になりましたが、もう晒してしまいましたので↑の画像も残して、以下に、記事の中に出てくる最初の前年度のプレテストの写メをアップします。慌てて撮り直しまして…(汗)、年度のところを強調しようとして少々斜めになっていますがご了承くださいませm(__)m

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