2022年01月
2022年01月06日20:132022迎春
新年あけましておめでとうございます。
年末年始は彼女の実家に入り浸って食っちゃ寝食っちゃ寝の毎日でした笑 実は今回が初めての訪問だったのですが1泊もう1泊と、気づいたら3泊も居着いてしまいました。
過去を振り返ると医学部受験生や医学生の時はこの時期はテスト前だったので帰省どころではなく勉強三昧でしたし、研修医になってからも当直が当たってたり雪があったりと結局実家に帰らずじまいでしたので、家庭の温もりを感じながら過ごす久々の(医学部受験3年+医学部6年+研修2年で12年ぶりの)まったりとした時間でした。
彼女の実家は典型的な田舎の大家族という感じで、おじいちゃんおばあちゃんやご両親、弟、弟と半同棲してる彼女、犬、猫などがいてホントにぎやかな家庭でした。お寿司を頼むときも10人前とか一気に頼んだりと買い物も豪快で楽しかったです。その一方、私がおっさんのせいで彼女との年の差が20歳ほどあり、違和感もありました。まずお母さんとの年齢が近いです笑 かろうじてお母さんの方が年上ですが5つくらいしか離れてません。第三者から見たら彼女とではなくお母さんとつきあう方がお似合いでしょう笑 弟や弟の彼女なんかまだ10代ですからね、弟の彼女のお母さんより年上で、そんなおっさんが自分のお姉ちゃんの彼氏とかどんな感じなんでしょうか。そんな若いご両親や若者たちに囲まれて私も一緒にこたつに入りながら、自分はかなり場違いなところにいるんじゃないかと冷や汗かきました。彼女も私みたいなおっさんのことを恥ずかしげもなく「私の彼氏―!」などと紹介してくれるので私の方がとても恥ずかしかったです(〃ノωノ) でも家族みんなでお笑い芸人のテレビ見ながら笑い合う時間は楽しかったなぁ(^o^) 私はそんなささやかな楽しさをも犠牲にして今まで生きてきたんだなあとしみじみしました。お風呂も1人1人が順番に入ってたら時間がないので2人ずつで入ってたんですが、さすがに私は彼女の初実家で普通に一緒に入るわけにはいかないと、またそもそも誰かと一緒にお風呂に入るということ自体恥ずかしいと思う年頃ですから1人で入ろうと思っていたんですが、彼女が「お風呂一緒に入ろうね!」と平然と言うもんですから恥ずかしくてもう訳が分からんかったですよ(〃ノωノ) 娘みたいな若い子と一緒にお風呂に入ったことは近年の我が人生の記憶にございませんし、おっさんを引き連れてお風呂場に向かう娘に対してご両親は一体何と思われてるのかなと罪悪感を感じました汗 もうね、いやらしさなんて何もなかったです。無事にお風呂に一緒に入るというミッションをクリアしただけです。ただその後お父さんお母さんも2人で一緒にお風呂に入ってて、笑い合う声も外まで聞こえててほほえましかったですね。家族の中だといやらしいように見えることもいやらしくなくなるから不思議です。こんな幸せな時間をくれる彼女には感謝しかありません。
彼女の実家は典型的な田舎の大家族という感じで、おじいちゃんおばあちゃんやご両親、弟、弟と半同棲してる彼女、犬、猫などがいてホントにぎやかな家庭でした。お寿司を頼むときも10人前とか一気に頼んだりと買い物も豪快で楽しかったです。その一方、私がおっさんのせいで彼女との年の差が20歳ほどあり、違和感もありました。まずお母さんとの年齢が近いです笑 かろうじてお母さんの方が年上ですが5つくらいしか離れてません。第三者から見たら彼女とではなくお母さんとつきあう方がお似合いでしょう笑 弟や弟の彼女なんかまだ10代ですからね、弟の彼女のお母さんより年上で、そんなおっさんが自分のお姉ちゃんの彼氏とかどんな感じなんでしょうか。そんな若いご両親や若者たちに囲まれて私も一緒にこたつに入りながら、自分はかなり場違いなところにいるんじゃないかと冷や汗かきました。彼女も私みたいなおっさんのことを恥ずかしげもなく「私の彼氏―!」などと紹介してくれるので私の方がとても恥ずかしかったです(〃ノωノ) でも家族みんなでお笑い芸人のテレビ見ながら笑い合う時間は楽しかったなぁ(^o^) 私はそんなささやかな楽しさをも犠牲にして今まで生きてきたんだなあとしみじみしました。お風呂も1人1人が順番に入ってたら時間がないので2人ずつで入ってたんですが、さすがに私は彼女の初実家で普通に一緒に入るわけにはいかないと、またそもそも誰かと一緒にお風呂に入るということ自体恥ずかしいと思う年頃ですから1人で入ろうと思っていたんですが、彼女が「お風呂一緒に入ろうね!」と平然と言うもんですから恥ずかしくてもう訳が分からんかったですよ(〃ノωノ) 娘みたいな若い子と一緒にお風呂に入ったことは近年の我が人生の記憶にございませんし、おっさんを引き連れてお風呂場に向かう娘に対してご両親は一体何と思われてるのかなと罪悪感を感じました汗 もうね、いやらしさなんて何もなかったです。無事にお風呂に一緒に入るというミッションをクリアしただけです。ただその後お父さんお母さんも2人で一緒にお風呂に入ってて、笑い合う声も外まで聞こえててほほえましかったですね。家族の中だといやらしいように見えることもいやらしくなくなるから不思議です。こんな幸せな時間をくれる彼女には感謝しかありません。
今までが医学部に受かるためとか、進級するためとか、神経張り詰めて必死になる時間が多かったので、こんなにまったりしているといまだにそわそわ感を感じてしまいますが、医者になるという夢を叶えてからは命を削ってまで頑張ることがなくなってしまって、たまに自分は何のために生きているのかとふと自問することがあります。そりゃ患者さんを救うため、ではあるんですが私は聖人君子ではありませんのでそれだけを生き甲斐にして生きていくことはできません。先日看護師さんたちとも話してたんですが、もし家族が突然死んでしまったら、働く意味がなくなると皆さん口を揃えて言ってました。患者に意味の分からん罵声を浴びせられたり、散乱した汚物を処理させられたりすることもあるし、シフトは不規則だしと、仕事はしんどいことが多いけど、それは家族という生きがいがあってこそやっていけると。私も今回の彼女の実家訪問で、幸せとは何かを教えられた気がします。家族みんなで仲良く笑い合って過ごす毎日。それ以上の幸せがあるんでしょうか。今こんな幸せを味わえているのも過去の自分が頑張ってくれて医者になれたからかな。医者じゃないただのおっさんだったらこんな良い子とはご縁がなかったと思います。医者だとご両親からの信用も得やすいし医者最高です。私は今までは「頑張り続けることが大事」「辛いことを経験するほど人生を豊かにする」などとドS(ドM?)な思想を持ち合わせていましたが、こんな家庭にいれるなら頑張らない人生でもいいです。彼女の家族はみんな高卒で(彼女は看護の専門学校には行ってますが)誰も大学には行ってません。私なんか幼少時より気づいたら受験勉強ロードを生かされてて、今は苦しくてもその先には幸せが待っていると思って勉強頑張ってましたが学歴と幸せはあまり関係ないんですね。私、その事実を本当の意味で初めて思い知りました。