2020年08月
2020年08月30日22:17タクシー
ふと気づきましたら当直業務が一応はこなせるようになっておりました。若者研修医達よりだいぶ成長は遅いですがこの老体もようやく何をすればよいのか身体で覚えた感じでしょうか。ただし病態が正確に把握できるようになってきたというよりも、こういう症状のときはこの対応と一定のルーチーンで進めていって…、手に負えないものはすみやかに専門医コンサルトです笑。
当直をやってて思うのは特定の軽症患者の救急搬送事例が多すぎます。常習でも毎回それなりに自己負担のある方ならまだしも自己負担0の方々もいますからね、何回救急車使い放題しても特に気にされてる様子はありません。救急隊の方も「いつもの方です…(失笑)」と事情を分かっておられますが本当に救急車が必要な人に使って欲しいという心の叫びが聞こえてきて、救急隊という貴重な医療資源が無駄遣いされております。また病院側も診察を怠って万が一があってはいけないから血液検査や画像検査など一通りの検査はするわけですよ。しかし今のところそういう人で重大な結果が判明したことはないですね。
まぁ救急車はとりあえずタクシー料金以上の有料にしないとあきませんわ。