2019年10月
2019年10月26日20:31国公立医学部入試の今後の展望
先日、私が再受験する前の職場の先輩と久しぶりに会って焼肉に行ってきました。10年ぶりでした。彼らが入社してからもう20年近くたってますが、定年までもうすぐ折り返し地点を迎えるということで、いやまだ折り返し地点を越えてないということにびっくりしました(゚Д゚) 人生とははかなくも短いものなりと決めつけていた気がしますが、それを聞くとやっぱり長いような気もします。私の場合、医者は定年がありませんから少なくともあと35年、いや40年ほど働きたいと思っていますが、そういう数字で表すと医学部は再受験しても医師としての余生はだいぶ残されてますね。
さて、その先輩の子どもさんが高校生で大学受験を考える年頃になったそうで、医学部受験の近未来の展望を聞かれました。
んーでも私が再受験したのももう随分前のことだしなぁと思いながら、自分の思いつくまま意見を述べてみました。
医学部バブルがはじけて今や2015年度入試をピークとして5年連続で倍率が下がってきてるそうで、受験者数は少子化と相まってそのまま微減傾向が続くのではないか。ただし今年度はセンター試験が最後の年になるので浪人回避のため超安全志向になるのではないか。すると旧帝志望の受験生→旧六へ、旧六志望の受験生→新設地方大へ、のような受験生の流れができて、国公立は医学部合格の最低ラインが底上げとなるのではないか。
また医学部の定員自体が微減(というか元の定員に戻していく方向)となるので、受験生も減るけど合格者数も減るということで過去5年間のような倍率の下がり方はなくなって、昨年度とほぼ同じ倍率になるのではないか。
ということで国公立大学に関しては難易度は2020年度入試は2019年度並と占いました!
そして2021年度以降については医学部定員がどれだけ減っていくのかによりますが、定員が減るということは、今後数年は易化ということはないのではないでしょうか。