2018年06月
2018年06月24日01:59医学生向け奨学金
久しぶりのブログでちょっと緊張してます笑
やっぱ6年生ともなると精神的なプレッシャーが大迫並に半端ねー感じですね。ブログを書く精神的な余裕もだんだんなくなってきた感もありますが、自分の貴重な情報発信の場所ですので、細々と続けていければと思います。
さて、今回はというか数ヶ月前に書こうと思いながら書いてなかったことなんですが、医学生に対する医師修学資金(≒地域枠の奨学金)のことです。
私は心の中ではもう初期研修の病院を決めているのですが、よくよくその病院の所在する県の医師修学資金を調べてみましたら6年生からでも申し込める奨学金があったんですよ。1年借りるだけなら、1年その県で働けば返さなくてもいいということなので、これは借りなきゃ損では!?と思い、急遽その奨学金を申し込む書類を揃え始めました。
書類揃えるの、結構大変でした~(^^;) 住民票とか証明写真とか、手元には何もなかったですし、履歴書を書くのが面倒くさいことくさいこと、基本的にそういう履歴書は再受験生のことはあまり想定していない形式の履歴書になってますので、私みたいに他の大学、大学院を卒業し、社会人で勤務していた人にはそもそも今までの人生の履歴を書く欄が足りません笑 省略しても問題なさそうな部分はカットしてなんとか帳尻を合わせて履歴書にぎっしり詰め込みました。また、履歴書は手書きなので書き間違えたらいけませんから書くだけで集中力を要求され、私は勉強でもあまり発動しないくらいの長時間(といっても1時間半くらいですが)履歴書に向かい合って、もう疲れ果ててしまいました。しかも途中からあることに気がついて、今の努力が報われない可能性があることを知りながらでしたので不毛感がまたもや大迫並に半端ねーって感じでした。
というのも実は書類の中に連帯保証人の署名と印鑑が必要だったのですが、連帯保証人が2名必要なんですね。当初からなんとなくそこがムリっぽいなとは思っていたのですが、ま、最悪父と母でいいんじゃね?とたかをくくっていたのでした。しかしよく読んでみると「連帯保証人は父と母で2名にすることはできません」とのこと(泣)。あれ?俺の心がまるで読まれてしまったかのようなばっちりの文言でした。
困りました。親戚はいるんですが、実は前の大学のときに返済義務ありの奨学金を借りるときに1回お願いしてて、それを完済しないうちに医学部に入り直したのでもう親戚は頼れないなと思いました。
それにしても連帯保証人を2名出せと言われて困ってるのは自分だけじゃないんじゃないでしょうか。近年は少子化が進んでますしね、親戚と言ってもそんなにたくさんいる人もいないでしょうし、いや親戚でもなかなか頼みづらいですよ。
…私は結局、1人を父親にして、もう1人は高校のときからの親友に頼みました。これは現役生より再受験生の方がメリットのある数少ない事例だと思いますが、私の同期はみんなもうある程度の収入があるどっぷり社会人ですからね。現役生には真似できない芸当かもしれません。それにしたってその友人はよく引き受けてくれたと思います。いくら友人とはいえ連帯保証人になるのはちょっと嫌ですよねぇ。それを快く引き受けてくれるほどの友人の存在は私にとって一生の宝物だと思いました。
あ、結局なんですが、初期研修期間だけでその県を去った場合は初期研修の期間は義務年限に含まないという規定がありまして(その後も残るなら初期研修期間もさかのぼって義務年限に含めてくれるらしいですが)、まぁ別に初期研修後、専門医もついでにその県で取ってもいいとも思いましたが、そのたかが1年で済む話なのですが、逆にたかが1年のために将来が縛られるのもどうかなと思い直しまして、手間暇かけて書類は全部揃えたんですが、申し込みは取りやめました。
今回は医学生の返済義務なしの奨学金について色々調べる機会となったわけですが、県や病院によって義務年限の扱いや奨学金の金額など全然違うんですね。ある病院では5年生から2年間奨学金を借りて、初期研修の2年間で返済不要になるところもありましたよ。そういうシステムだと、もしその病院が第一希望の人なら奨学金借りないで普通に初期研修するのが馬鹿らしくなりますね。
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