2018年05月

2018年05月09日04:21病気がみえる
 医学生のバイブル「病気がみえる」シリーズは人気ですねー。こんだけ売れてたら著者はいくらくらい印税もらえるんだろうと勘ぐってしまいます。確かにイラストがふんだんに盛り込まれていて分かりやすい!どちらかといえばあまのじゃくな私もこれに関しては熱心な愛読者であります。簡素化してある分、深みに欠けますがその役割は別の本に託しましょう。 

 大学の先生方のこの本に対する評価が「その本に載ってるのって数年前の情報だからねぇ。」「最近の学生さんはその本ばっかりだねぇ。」などであることを踏まえると専門家としては腑に落ちない部分がありそうです。またそうおっしゃるものですから、A型人間である私は新しい版が出るたびに買い直しています。いや、新しい版どころか同じ版の新しい刷の修正点まで気になりそわそわし続けています。というのもこの本は誤植の多い本でして、ホームページに正誤表が載っているのですが、そこ間違えてたらあかんやろレベルの間違いもあり、また正誤表に載ってなくても友達のと見比べるとそ知らぬ顔でさりげなく訂正してある部分もあり、そういうのがつり積もるともういっそのこと同じ版でも新しい刷のものを時には買い換えてしまってしまうのです。 

 そう、ボンビーな私でも頑張れば短いサイクルで買い換えてしまえるくらいの安さでもあり、教科書という使って減るような商品でもないのにまるで消耗品であるかのような扱いです。買い換えるときに困るのは、私はその教科書に載ってないことは余白に逐次メモしているのですが、買い換えるたびにそこが元の通り真っ白になってしまうことです。せっかくの過去の自分の努力が水で洗い流されてしまうかのような感覚です(涙) 

 特にCBT前には彼らとだいぶ一緒な時間を過ごしたのでメモも付箋も多くなり、愛着までもが芽生えてきたような季節にも、悲しいかな嬉しいかな、絶妙なタイミングで新しい版が発売されるわけです。 

 しかしそういったイタチごっこも国試までなのでもう後が見えています。今まではちまちまと買い直していたのですが、今回は諭吉さん何人かを手放してほぼ全替えしました!今の段階での最新の版、最新の刷のこれらで国試まで頑張ろう!と。新品のピカピカな教科書が本棚に整然と並ぶのは気持ちがいいものですね。 

   

 ん?ふとホームページを見たらなんと9月に「免疫」「婦人科」「産科」の3巻で新しい版が一挙に出る予定になっとるじゃないかぁ! 

 あ〜ぁ、やってしもうたですわ。こういうのは萎えます。今せっかく新しいの買ったばっかなのに4ヶ月後また「病気がみえる」を仕方なく買いなおしている自分がそこにいるでありましょう。こないだチェックしたときはそんな情報載ってなかったのになぁ(T ^ T) 




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