2017年03月
2017年03月30日09:35上下関係
一般的に他大学の再受験生が大学内で特に年下の先輩に対してどういう言葉遣いをしているのか、気になります。
私の大学で見ている限りでは高齢再受験生でどんなに年をとっている人も、一つ以上上の先輩に対しては(その人が現役合格した若い学生であっても)敬語を使っているようです。中には40代の方もいるんですが、自分の子供くらいの年齢の先輩に対して敬語を使っているので、傍から見ていると若干の違和感は感じます。
私の場合は、そのようにしておいた方が無難かなと思って基本的にはそうしていますが、仲が良くなってくると先輩でもタメ語ですね。特に部活なんかはむしろ上下関係が厳しいと思われるかもしれませんが、意外と部活の方が仲が良くなってきて先輩後輩お互いがタメ語という風景は私の部活ではよく見られます。先輩の方が気を使って敬語を話してくる場合もあります。
私は、同級生に対しては同じく医学を志す同学年のライバルや良友だと思っていますから、私に対してタメ語を使うのもよし、むしろおっさんだからと特別扱いすることなく他の同級生に接するのと同じ扱いをしてくれることに感謝すらしています。
しかし、医学生という狭い世界では確かに同列ですが、人としてはだいぶ先輩であることに変わりはないのに、中には勘違いしてる奴らもいまして、学年がたった一つ下の後輩のおじさまおばさまに対して心から上から目線の奴らがいます。名前は呼び捨て、いや呼び捨てどころか「おまえ」扱いですよ。いや~、私がもし現役で医学部に入っていたとして、同級生や後輩に自分の親くらいの年齢の人がいたとしても、さすがに「おまえ」とは呼べないですねー。人生の荒波にさらされて生き抜いてきた先人たちを敬う心はもっていてほしいものです。
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2017年03月13日10:30美容外科
ある病院の美容外科の方を見学させていただく機会を得たので、行ってきました。「美容外科」というと、興味はあるのですが自ら進んでそちらの方面の医師になりたいかといわれるとちょっと尻込みしてしまいます。なぜでしょうか、その答えが少しは分かるかもしれないという思いもありました。もちろんニュースで美容外科関連の医療事故のニュースは耳にしますが、それらはどうやら医師側に明らかな問題がありそうなので論外とします。
最近では名古屋の方で豊胸手術中に患者さんが亡くなった医療事故がありました。↓
https://www.daily.co.jp/gossip/2017/03/01/0009957306.shtml
こちらのページには読者の反応もついてます。↓
http://pikarinnews.net/tokai-seikei-jiko
さてその日は患者さんにヒアルロン酸を注入して顔を若く見せる手術が行われていました。手術といっても注射で顔の色んな場所にヒアルロン酸を注入するだけなのですが、血管にヒアルロン酸が入ってしまってはいけないので血管を避けて注入するのはもちろんのこと、それでいてかつ、若く見えるという目的を達成できる部位に注入しなければなりません。患者さんと話して希望を聞きながら、何度も何度も場所を確認して慎重に医師が注入されていました。左右で違いが分かるようにと、まずは右側に注入して患者さんに鏡で見てもらい、満足感を得てから左側も同様に注入していくという作業を繰り返していきました。そしてカウンセリングも含めて手術は2時間くらいだったでしょうか、結果的には患者さんは大満足して帰って行かれました。
私の感想としては…、確かに多少若返った印象はありましたが、そんなに大きな変化は見てとれませんでした。まぁ患者さんももともとそんな大きな変化を望んでいたわけではなくて、多少若く見えればそれでいいという感じでしたから満足されたのでしょう。しかし他のプロの医師から見れば、細かい部分がそれぞれ微妙に変わった結果、自然な若返りが実現できているとのことでした。
やはり他の診療科とは違った意味でなかなか難しい診療科だと思いましたね。それはもともと疾患のない人に医療行為を行うわけですから、患者さんのリクエストに沿った繊細な感性と手技が求められることに尽きます。手術後に医師の方が言っておられた言葉が思い出されます。「普通、患者さんはマイナスの状態で来られて、ゼロに戻ることを望んでいるが、美容外科ではゼロの状態で来られてプラスになることを望んでいる。患者さん自身のプラスになることに対して国の税金は使えないから自由診療ということになる。料金は10倍、でもリスクも10倍だ。」と。そんな世界で生き抜いてこられた医師に対して、私は自分には到底できないという感情が相まってある種の尊敬の念を抱きました。
ところで最後の最後、診察室を出ていくとき患者さんが言った言葉は「あ~あ、やっとたばこが吸える」でした(笑) たばこは健康によくないのは誰でも分かっているはずです。つまり若々しく見えるようになりたいという思いとは矛盾するはずですよね。でも若々しくありたい気持ちはある反面、自分でも禁煙するなりして自分を変えていこうという努力はしないわけですね。医師に聞いてみましたら、脂肪吸引を希望する方も同じようなものだそうです。痩せたい、でも自分で運動して痩せようという努力はしない人がお金を払って脂肪吸引をしてもらいに来るとのこと。
今回も色々考えさせられましたね。勉強になりました。
一つ大きく自分の誤解が解消されたことは、美容外科医の中には先ほどのニュースで出てくるようなインチキ美容外科医もいる一方で、「美容」という分野と患者さんの思いに真摯に向き合い、しっかりした医学知識と経験のもと、正確な情報と技術で、かつ誠意をもって患者さんのリクエストに沿った医療を提供しておられる美容外科医の方もたくさんいるということです。
なお今回のヒアルロン酸注入は料金を聞いてもびっくり仰天。新卒のサラリーマンの給料1か月分の手取り分くらいはありましたよ…(;゚Д゚)
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最近では名古屋の方で豊胸手術中に患者さんが亡くなった医療事故がありました。↓
https://www.daily.co.jp/gossip/2017/03/01/0009957306.shtml
こちらのページには読者の反応もついてます。↓
http://pikarinnews.net/tokai-seikei-jiko
さてその日は患者さんにヒアルロン酸を注入して顔を若く見せる手術が行われていました。手術といっても注射で顔の色んな場所にヒアルロン酸を注入するだけなのですが、血管にヒアルロン酸が入ってしまってはいけないので血管を避けて注入するのはもちろんのこと、それでいてかつ、若く見えるという目的を達成できる部位に注入しなければなりません。患者さんと話して希望を聞きながら、何度も何度も場所を確認して慎重に医師が注入されていました。左右で違いが分かるようにと、まずは右側に注入して患者さんに鏡で見てもらい、満足感を得てから左側も同様に注入していくという作業を繰り返していきました。そしてカウンセリングも含めて手術は2時間くらいだったでしょうか、結果的には患者さんは大満足して帰って行かれました。
私の感想としては…、確かに多少若返った印象はありましたが、そんなに大きな変化は見てとれませんでした。まぁ患者さんももともとそんな大きな変化を望んでいたわけではなくて、多少若く見えればそれでいいという感じでしたから満足されたのでしょう。しかし他のプロの医師から見れば、細かい部分がそれぞれ微妙に変わった結果、自然な若返りが実現できているとのことでした。
やはり他の診療科とは違った意味でなかなか難しい診療科だと思いましたね。それはもともと疾患のない人に医療行為を行うわけですから、患者さんのリクエストに沿った繊細な感性と手技が求められることに尽きます。手術後に医師の方が言っておられた言葉が思い出されます。「普通、患者さんはマイナスの状態で来られて、ゼロに戻ることを望んでいるが、美容外科ではゼロの状態で来られてプラスになることを望んでいる。患者さん自身のプラスになることに対して国の税金は使えないから自由診療ということになる。料金は10倍、でもリスクも10倍だ。」と。そんな世界で生き抜いてこられた医師に対して、私は自分には到底できないという感情が相まってある種の尊敬の念を抱きました。
ところで最後の最後、診察室を出ていくとき患者さんが言った言葉は「あ~あ、やっとたばこが吸える」でした(笑) たばこは健康によくないのは誰でも分かっているはずです。つまり若々しく見えるようになりたいという思いとは矛盾するはずですよね。でも若々しくありたい気持ちはある反面、自分でも禁煙するなりして自分を変えていこうという努力はしないわけですね。医師に聞いてみましたら、脂肪吸引を希望する方も同じようなものだそうです。痩せたい、でも自分で運動して痩せようという努力はしない人がお金を払って脂肪吸引をしてもらいに来るとのこと。
今回も色々考えさせられましたね。勉強になりました。
一つ大きく自分の誤解が解消されたことは、美容外科医の中には先ほどのニュースで出てくるようなインチキ美容外科医もいる一方で、「美容」という分野と患者さんの思いに真摯に向き合い、しっかりした医学知識と経験のもと、正確な情報と技術で、かつ誠意をもって患者さんのリクエストに沿った医療を提供しておられる美容外科医の方もたくさんいるということです。
なお今回のヒアルロン酸注入は料金を聞いてもびっくり仰天。新卒のサラリーマンの給料1か月分の手取り分くらいはありましたよ…(;゚Д゚)
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2017年03月03日01:29CBTの結果
CBTの結果を取りに行ってきました。…まぁこんなもんかなと。合計の正答率は約82%ということで、強いて言えば体感よりは少し高かったかなーくらいです。でもこの成績表のA領域とかB領域とかって何??(笑)。自分が説明をきちんと聞いてないせいかもしれませんが(いや、友達に聞いてもよく分かってないので説明もなかったと思いますが)、AからFの領域がそれぞれ何を示すのかネットで調べてみました!
するとAからFのそれぞれがモデルコアカリキュラムの大項目に対応しているようですね(;^_^) ココに書いてありました↓
http://www.cato.umin.jp/05/0201cbt_gaiyou1.html
んじゃえ~と、これによるとA領域は「基本事項」で、私のA領域の正答率は100%??マジすかそれは。自分で言うのも恥ずかしいのですけどそんなはずはないと思うんですがー。そしてC領域!これは「人体各器官の正常構造と機能、病態、診断、治療」ということで最も大事な部分ぽいですが、これが私は70%(しかない)!?マジすかそれは。自分で言うのも偉そうなのですけど一番力を入れて勉強した部分なんですがー。
いや~CBT、よく分かりませんな。レーダーチャートを見れば、私がいかにいびつな学力を持っているかが見て取れますねぇ(笑)
一応、QBでどれくらい勉強したかは記しておきます。
1巻・・・0.5周
2巻・・・2.5周
3巻・・・2.5周
4巻・・・0.5周
5巻・・・0周(てか、買ってもいません)
このようにそんな何周もしたわけじゃありませんが2巻3巻を重点的にやっていたことは分かっていただけると思います。2巻3巻はC領域に相当する部分だと思うので自分の努力があまり実らなかったということなんでしょうか。
自分としては全体の正答率がどうというよりも、このC領域の正答率の低さが悔しくてなりません。
CBTの問題は非公表ということですが、私としてはぜひ解答とともに公表してもらって、自分がどこで間違えたのか知りたいです。
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するとAからFのそれぞれがモデルコアカリキュラムの大項目に対応しているようですね(;^_^) ココに書いてありました↓
http://www.cato.umin.jp/05/0201cbt_gaiyou1.html
んじゃえ~と、これによるとA領域は「基本事項」で、私のA領域の正答率は100%??マジすかそれは。自分で言うのも恥ずかしいのですけどそんなはずはないと思うんですがー。そしてC領域!これは「人体各器官の正常構造と機能、病態、診断、治療」ということで最も大事な部分ぽいですが、これが私は70%(しかない)!?マジすかそれは。自分で言うのも偉そうなのですけど一番力を入れて勉強した部分なんですがー。
いや~CBT、よく分かりませんな。レーダーチャートを見れば、私がいかにいびつな学力を持っているかが見て取れますねぇ(笑)
一応、QBでどれくらい勉強したかは記しておきます。
1巻・・・0.5周
2巻・・・2.5周
3巻・・・2.5周
4巻・・・0.5周
5巻・・・0周(てか、買ってもいません)
このようにそんな何周もしたわけじゃありませんが2巻3巻を重点的にやっていたことは分かっていただけると思います。2巻3巻はC領域に相当する部分だと思うので自分の努力があまり実らなかったということなんでしょうか。
自分としては全体の正答率がどうというよりも、このC領域の正答率の低さが悔しくてなりません。
CBTの問題は非公表ということですが、私としてはぜひ解答とともに公表してもらって、自分がどこで間違えたのか知りたいです。
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