2017年02月

2017年02月28日11:02初期研修病院選び②
  試験期間にいたときは夢にまでみた春休みですが、暇人してます笑  来年度からはクリクラが始まって夏休みとか春休みがあんまりないので、学生生活において最後の長期休暇だというのに。昼まででも好きなだけ寝てていいという状況なのですが、そういう状況だと逆に朝早く目が覚めてしまいます。人間って不思議ですね。…ということで今の私のもっぱらなお仕事は初期研修病院の探索活動です。北海道から沖縄までどこの病院で研修してもいい、しかもどの病院も初期研修したいといえば大歓迎してくれるので、選択肢がありすぎて選べません。2年後の自分はどの病院を選んでいるのか非常に楽しみなところではあります。

  ただ、説明会を聞きにいっても、見学に行っても、まぁ大概は良いところしか言われないので実際のところは働いてみないと分かりません。しかし働き始めた後気づいてももう時遅しです。うーん、これは運ゲーの要素がありそうです。私は同期の研修医はもちろん上級医やコメディカルの人たちと仲良く楽しく仕事ができればそれで十分です。あ、それプラス最近の言葉でQOMLっていうんですか、ある程度自分の時間が取れれば最高ですね。最新の設備が整っているとか、有名な先生がいるとか、おっさんの私にとってはあまり心を惹かれる要素ではありません。

  暇だったので高校時代の友達で、現役で医学部に入ってすでに医者になっている友達に会ってきました。今でも専門医関係で試験に追われているそうですが、高校時代は抜群に賢かったそいつでも最近は記憶力も落ちてきて勉強するのも大変だと言ってました。高校時代は抜群に賢かったので地元を離れて難関な医学部に進学していきましたが、その大学の医局に入っている関係でその大学の関連病院を数年に一度転々としているようで、地元に戻ってこれないと嘆いていました。高校時代は少しでも偏差値の高い医学部へなんとなく行きたくなって、その夢は叶えたが、今となって思えばどの大学の医学部を出ても医師免許は同じものだから今ならどんなに学力が高くても地元の大学か自治医科大学を受けるといってました。自治医科大学卒業後は僻地勤務が義務とはいっても地元の県内で働けるわけですからね。

  なるほど、今の私なら私も同感です。 


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2017年02月23日11:19生活費
  今日は私の生活の喫緊な問題を紹介します。再受験生の皆さんは生活費はどうされているんでしょうか。私は社会人時代の貯金と奨学金と少々のアルバイトでなんとかここまで食いつないできましたが、貯金は底をつきまして、あと2年間の生活をどうしようか真剣に考え中です。高学年になるとだんだんいろんなことにお金が必要になってきまして、例えば最近ではCBTの受験料が25000円、メック(CBT用と国試用)の受講料と模試で120000円くらい、聴診器とかのOSCEセットが20000円くらい、クリクラが始まるにあたってのB肝などの予防接種が20000円くらい(B肝は3回打って1セットですね)、CBTのQB5冊で20000円弱、国試用のQBが全7巻のうちとりあえず5巻購入予定で60000円弱予定、さらに部活でも下級生にご飯おごってあげたりして(私も下級生のときは恥ずかしながら1回りも年下の先輩におごってもらっていましたが)完全に赤字です…。あとこれは最近に限ったことではありませんが、1人暮らしをしているので家賃とか毎月のしかかってきますのでバイトを増やさないといけないかなと思うようになりました。もうこの年になって親に頼りたくないですしね。

  しかし私のような境遇の再受験生はいっぱいいると思います。どうやって家計をやりくりされてるんでしょう?昔買った医学部合格作戦の2011年版を読み返していましたら徳島大学に再受験で合格された方が同じような悩みを書かれていました。その方も言ってますが、国公立大学といっても医学部は他学部以上にお金がかかりますね。確かに前の大学のときは親から毎月10万仕送りしてもらってましたが、バイトしてたこともあって生活するのに経済的に困ったということはなかったですからね。

  ということで今回の春休みは人生の中でも非常に貴重な長期休みですが、本を読んだりとかささやかな幸せを見つけながらひっそりと過ごすことになりそうです泣

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2017年02月22日00:07医学部再受験
 今日、本屋に行ったついでに受験参考書コーナーに立ち寄りまして、「私の医学部合格作戦」を立ち読みしてきました。今年の医学部合格作戦合格作戦は1種類だけでした。何年か前までは2種類に分かれていて、そのうちの1つが「再受験編」で再受験生だけで1冊分あったのですが、今年は原稿の集まりが少なかったのでしょうか。
 それはさておき、今年も再受験の人が何人か合格体験記を書いていました。中には40歳くらいで受かったの人のもありましたよ。 登場する再受験生は総じてスペックが高く、受験勉強の時間や量もハンパない感じでした。私も我ながら結構努力したと思っていましたがやっぱり他の人も私と同じくらいもしくはそれ以上努力されているんですね。そりゃ受かって当然だわという感じでした。中にはあまり勉強しなくて学士編入の方で受かった人もいましたが。
 その中で私が少し気になったことは、ある人がアドバイスとして「医学部再受験を考えている人は2020年くらいからセンター試験が変わるから今の受験制度があるうちに受けた方がいいのではないか」と言われていたことでした。私の認識ではセンター試験が変わると言ってもそんなに根本的な部分からがらっと変わるわけではなくて、国語なんかで少し記述式を導入するくらいじゃないかと思ってるのですが違うんですかね。私は個人的には今のセンター試験が変わることに反対の立場です。センター試験は問題の質、公平さ、50万人もの受験生が一斉に受けてもほぼトラブルもない、世界に誇れる試験だと思っています。その制度を維持するために問題作成者を筆頭にしてスタッフの皆様の並々ならぬ努力は想像に難くないですが、こんないい試験をどうして変えてしまうんでしょう。いや〜50万人の記述を公平に採点するのは大変だと思いますよー。
 センター試験の改変もですが、医学部の10年という臨時的な増員が期限を迎えますので、そちらの方が影響が大きいかと思われます。おそらく2018年度入試で今の定員はピークを迎え、その後は定員が元に戻っていく方向に動くでしょう。この2年で新しく2つも医学部が新設されましたしね。そういう意味では医学部受験は2018年度が一番おいしい年となると勝手に予想してます。巷では2018年問題とか言って18歳人口も2018年から減少していくそうですし。となると今の高校2年生や来年度再受験を考えてる人にとってはラッキーな年になるかもしれません。


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サイフもココロもハッピーに!ちょびリッチ

2017年02月18日17:33あと1週間
 あと1週間でいよいよ国公立大学の2次試験ですね。自分のこととしてはちょうど4年前のことになります。多くの人の人生が左右される瞬間ですね。私はもしその年の入試で不合格だった場合、さらにもう1年受験勉強というわけにはいかなかったと思いますから、今頃別の道で頑張っていたことでしょう。入試は確かに志望者の中から優秀な人材を選抜する一つの手段でしょうけど、ボーダーラインぎりぎりで明暗が分かれてしまって合格の人と不合格の人に分けられるとして、不合格だからといって合格の人と何か大きな違いがあるとは思えません。例えば私の大学に最初不合格通知を受けた後に運よく追加合格になった人がいるんですが、その人は誰かが合格を辞退しなかったら少なくともその年には医学部に入れなかったわけです。しかしその人は入試ではぎりぎりで入りましたが大学入学後の成績は学年でも上位をキープしています。まぁ大学の成績が良い=良医となるというわけではないでしょうけどね。
 
 現役の頃、18歳の自分は大学受験がその後の自分の人生をこんなにも大きく左右するとは夢にも思っていませんでした。一応第一志望の理系学部に合格しましたが、医学部に行きたい気持ちもあって散々迷った結果の選択だったので、もし不合格だったら次の年は気持ちが変わって医学部を受験して、もしかしたら今頃はとっくに医者をやっていたのかもしれません。しかしとっくに医者になっていたとしても、良医になっていたのかは分かりません。お金に目がくらんで怪しげな美容外科医になっていたかもしれません。
 
 最近、同級生より少し長生きしたせいかそういうことをよく想像するようになりました。「もし昔〇〇にしてたら今△△だったのかなぁ」って。そういう不毛な問いに時間を割き、ブログにつぶやいてしまっている自分がいます。やっぱ過去を振り返ることばかりしてちゃいかんですよね。あと2年で医師国家試験を迎える今となっても、特にこの時期にはそういうことを考えてしまいますから、受験の思い出がいかに自分の心に強烈に刻まれているかを物語ってますね 。

 今年、私の友人が1人、医学部を受験します。医学部に合格する学力は十分にもっている友人です。学力があっても必ずしも合格を手にすることができない関門ですが、絶対に合格をもぎとってほしい!合格して、一緒に勝利の美酒に酔いしれようや!(^O^) 


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2017年02月17日08:39春休み2017
 やっと春休みになりました。今回は定期試験+CBTとOSCEがあったので長い戦いでした。学生の多くは図書館で勉強してるようなんですが図書館は試験期間は座る場所もなかなかないくらい混みあいますので私は家で勉強してました。家で一人で勉強してると修行僧のような毎日が続いて、色んな誘惑に負けないように頑張る姿はホント自分との戦いといった感じでしたね。楽しみはご飯とお風呂の時間、そして幸せはベッドに入る瞬間でした(泣) 誰かに「いや~、医学部の勉強って大変なんですよ~」って言ったところで「あははー、医者になるんだからそのくらい必死で勉強してもらわんとねー」と返されるのがオチですので最後は意地でしたね。これで医学部の6年のうち4年が終わるわけですが、ここまででは最後まで勉強が楽しいという境地には達しませんでした。

 さて今回は春休みの計画すら立ててる余裕がなかったので今さらながら春休みに何をしようかと考えているのですが…、今のところ大きなイベントは思いつきません(Ω\ζ°)チーン)せっかくの長期休みで、人生でこんなに長く休める日はもうおそらくないだろうということは分かっているのですが、お金もないし、これといってないんですねー。まぁ旅行を兼ねて病院見学とかは何個か行こうと友達と話してはいるのですが、もったいない時間の過ごし方をしているようでなりません。なんといっても体が試験モードに入っていて、起きたら「あ、勉強しなきゃ」と思ってそわそわしてしまうんですよ(実際には行動しませんが)。体が通常モードに戻ってしまうと、試験前に試験モードにスイッチを入れ直すのがホント大変なので、せっかく試験モードになっている今の間にいっそ国試の勉強でもしてやろうかと思ったのですが、国試用のQBが出るの来月なんですよね~(T_T)
 メックの国試の講座もみんなが取るというので私も10万円も払いまして、一応取りましたが、ちょっと見た感じではムダ金になりそうです。確かに授業は分かりやすいですが、自分にはどうも「問題集を解いて間違ったところを見直す」というシンプルな勉強法が一番適してるように思います。 授業はQBオンラインの方でも見れますしね。業者にはちょっと申し訳ない言い方になるのですが、早期割引とか言って早く申し込めば安くなるとか、他大学の学生もみんな取ってるとか言われて、医学生の不安な心を十分に煽られてからーの、CBTも終わってないのに国試用まで、試験前の慌ただしい時期に買わされてしまった感も無きにしも非ずといったところです。少なくともCBT用の講座は一切見なかったのでお金の無駄遣いをしてしまいました。これからCBTを受ける皆さん、業者のCBT講座は取らなくても大丈夫ですよー。QB解くだけで十分ですし、見てる時間もありません。


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2017年02月11日11:23勉強のやる気を出す方法
 今朝ネットを見てましたら、女優の芦田愛菜ちゃんが一日12時間の猛勉強をして、超名門私立中学に合格したというニュースを目にしました→http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170211-00000002-dal-ent

 いやー私も最近猛勉強をしていたんですが、朝起きてすぐ勉強を始めてごはんとお風呂以外は机に向かい続けて、さすがにずっと集中力維持は無理なのでたまにちょろっと休憩を挟みながらでしたが、そんな自分的にはほぼ極限の状態まで追い込んでも、時間を計ってみると12時間くらいでしたよ。しかもそれはテスト前日とか追い詰められたときのみ・・・(;^ω^) それを毎日、しかも小学生がやるってどんだけすごいんですか( ゚Д゚) 私は追い詰められてでも1日終えて12時間も勉強したのなら自分をめちゃくちゃ褒めてあげたいんですが、他人と比べちゃだめですね(笑)

 しかし私の場合、情けないことに自分を追い詰めるのがまず難しいんですよ。勉強しなきゃという気持ちもあるし、もちろん私は医学の勉強がしたくて医学部に入ったはずなのですが、んー、プリントの山を見ますとね、「と・り・あ・え・ずー、机の上を整理してからにするか」などと言い訳をしてしまい、勉強開始までに結構長いウォーミングアップが必要です(笑)。こないだなんか「とりあえずこのゲームをクリアしてからー」とケータイのゲームに何時間もかけてやめられない状態に陥った自分が心底嫌になって、ゲームをアプリごと削除してやりました。結構時間かけて育てたデータだったんですけどね(/ω\)
 
 どんな勉強であれ、勉強をする人はどうやってやる気をだしてるんでしょうか。図書館で朝から晩まで一日中勉強してる勉強してる同級生がいるのですが、聞いてみたらなんと「勉強が結構楽しい」との答え。んー、これまただいぶ年下の子になりますがそんな風に思えるのだなぁと感心しましたわ。私も医学の勉強したいんですけど、まだ楽しいとは思える境地に達していなんだなー。私の場合、そんな風に思える日が将来来るのかどうかも怪しいですね。基本的に勉強は辛いものと思い込んでたり実際疲れますからね。
 
 ネットで検索すると「やる気を出すサプリ」もあるとか。ホンマかいなぁ( ゚Д゚)


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2017年02月09日13:37国公立出願状況2017
 受験生の皆さんは今頃一生懸命勉強してることでしょうね。自分もそうだったので、この時期になると自分の忙しさを棚に上げて、受験生のことを考えてしまいます。今もし自分が上の学年に進級できなかったとしても医師になる道が閉ざされるわけではありません。もちろん留年するのはとても嫌ですけれど、医師になるのが1年先に伸びるだけです。でも受験生は入試で落ちたら絶対に医師にはなれません。ですから私の今の勉強もなかなか大変ですけど、プレッシャーという意味では受験生の方が大きいと思います。そういうこともあって、受験生には陰ながらエールを送っております。

 さて、今年の国公立大学の倍率がほぼ出そろったようですね。今年の出願状況なら…私なら前期は徳島、後期は鹿児島、が出願先の筆頭候補となったと思います。例えばその二つは今年の穴場の組み合わせの一つじゃないでしょうか。…と同じように他の受験生も考えそうな気がするんですが、実際はそうじゃないみたいですね。なんでなんでしょうね。それぞれの受験生がそれぞれの事情を抱えているんでしょうけど、なんで倍率の低いところが最後まで残ってしまうのかなぁと不思議に思ってしまいます。

 ネットで〇〇大学は再受験生に不利だとか、面接一発落ちの例があるとか、色々な情報があふれていて、惑わされすぎてはいないでしょうか。出願前の情緒不安定な時期に色んな方面から色んなことを見聞きすると、どうしても軸がぶれかけてしまうのは仕方ない部分もあるでしょうけど。確かに面接一発落ちした入試成績の写メがネットに載ってたりすると怖くなるのは分かりますし、私自身も面接点を低くつけられた経験もあります。しかしですね、受かってから周りに聞くと、同級生の中でも面接点には多少差があるんですが、高い面接点をゲットして学科試験の点数が多少低くても受かってしまったという人はあまりいないようですね(実は私はそんな学生を一人も知りません(笑))。 一部、ボーダーラインのぎりぎりの人たちは面接点で合否が左右されると思いますが、合格者の大半は面接点による合否の影響はあまりないのではないかと考えています。例えばボーダーより10点高い学科試験の点数があれば、面接点が平均より10点も低くても受かるわけですしね。面接点の満点じゃなくて平均点より10点も低くないといけないところがポイントです。

 兎にも角にも出願は終わりましたので、受験生のみなさんは、2次試験まであと少し、自分の志望校の合格へ向けてラストスパートをかけてまっしぐらに頑張ってほしいです!ファイト~( `ー´)ノ


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