2016年06月

2016年06月29日19:56テスト地獄
 ブログが滞っているのはただいま絶賛テスト期間中のためです。
 死んできます(泣) 

 

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2016年06月14日00:30医学部受験⑮

 医学部受験にあまりに多くの時間と労力を使いました。今でも空白の約2年半が自分の人生の中で無駄なものだったのではないかという思いもあります。もう少し効率の良い勉強をしておけば、受験校選びをもっと慎重にしておけば、もしかしたら自分は今より1~2学年上にいるのかもしれません。

 しかし同級生や先輩後輩を見渡せば再受験組もいますが、多浪もざらにいます。例えば4浪ならセンター試験を現役時と合わせて5回も受けたということになりますね。また私の知り合いではありませんが、先輩(すでに初期研修も終わってます)の高校の同級生で医学部受験にチャレンジし続けていてまだ医学部に受かってない人もいるとか。そういう人たちが日本中に少なからずいると思われるので、自分は決して早く受かった方ではありませんが、まだラッキーな方なのかもしれません。ラッキーといえば、ブログで受験生活を書いた通り3年目はあまり勉強しなかったので2年目と3年目で私の学力はほぼ変わっていないものと思われます。いや、2年目の方があったような気がします…。もしある大学で医学部受験を同じ受験生でやり直しをしたら下位半分くらいは入れ替わるのではないでしょうか。明らかにボーダーを超えている人は除いて、それくらい合格と不合格は紙一重なんだと思います。

 

 あ、センター試験の成績開示のはがきがみつかったので晒しておきます。3年分。

いやー、やっぱ長い戦いだったなぁ(*_*; そして見てもらったら分かりますが各科目の点数の上下の変動の激しいこと(苦笑)。勉強に比例して点数が上がらなかったことがよく分かります(;^ω^)。それと国語は壊滅的ですが模試や過去問では1年目から9割とか取ってたんですよ。それなのに本番はこのざまです。自分のセンター学力はもう天井に達してて、前年の自分より高い点を取ることはなかなかできないです。勉強をしてるのに点数下がるとか…ホントもうセンター試験嫌いです(/ω\)。センター9割以上とる方々まぢで尊敬します。

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2016年06月12日00:09医学部受験⑭
 秋も過ぎ、年末を迎えようとしていたある日のことでした。たまたまお世話になった年配の方と飲む機会がありました。医学部再受験の話もしました。するとその人は今はなんとか自営業で生活をしているが、自分も若いころ夢を追いかけて結局実現できなくて悔いの残る人生を送ったとのこと。
「あのね、人生って一回しかないんだよね。やりたいことがあったらチャレンジした方がいいよ。」となんだか重い言葉をかけられました。「人生は1回きり…。」「後悔はしたくない…。」
 そんな思いがふつふつと沸いてくるのでした。


 私はやっぱりもう一回医学部受験をしたいと思いました!そういえば、センター試験の申し込みもしてあります!!まだ捨てていなかった受験関係の問題集を引っ張り出して、残り1か月弱となって、センター試験の勉強にやっと取りかかったのです。
 それからは年末年始やら何やらで比較的時間も取れて、幸い去年までの学力貯金も結構残ってて、センター試験に対する感覚だけはなんとか取り戻したくらいで本番を迎えました。医学部受験を本気で考えてから受ける3回目のセンター試験。もう、これが本当に最後です。上司は私を来年度に別の部署に配置換えすることを考えているとのことで、医学部受験のことを伝えると、さすがに「そりゃ受かってほしい気持ちもあるけど、うちで頑張ってもらいたいから耳の痛い話やなぁ。」と言われてしまいました。

 センター本番、正直手ごたえはありませんでした。やっぱり俺には医者になるのは無理だったか…(+_+)、と落ち込みましたが、予備校の予想平均点を見てびっくり!去年より数十点も低くなってるじゃないですか(◎_◎;)すなわち相対的に私の順位は上に上がったということで、他の受験生も弱気な出願になったせいかリサーチでは国公立医学部10校くらいでまさかのA判定。ホントは実家の近場の大学に行きたかったのですが近場の大学は高くてB判定。Bだったら勝負できないこともないなと思いましたが、もう落ちることは許されません。とにかくどこの大学でもいいから受かる確率の少しでも高いところ、つまりA判定の出た大学から出願校を絞ることにしました。しかしまぁなんといいますか、A判定の出た大学は実家からあまりにも遠くてへんぴなところが多くて、実質的な選択肢は限られました。

 そして再び仕事と勉強の両立する怒涛の一か月を送り、二次試験当日を迎えました。あまりに慌ただしく時間が過ぎていてその時期のことはあまり覚えてません(;^ω^)。覚えてるのは面接で面接官がやたら早口だったので私まで早口になってしまったことくらいですかね(笑)。たしか高齢再受験の件はあまり突っ込まれませんでした。

 合格発表はネットで見ました。自分の番号を見つけた瞬間、「泣くのかな?泣くのかな??」と思いましたが、合格を確認しても不思議なくらい落ち着いていて泣く気配すら出てきませんでした。落ちたときは悔しくて泣いたのに受かったときに嬉しくて泣かないとは、感情も年のせいかだいぶ鈍くなってるんじゃないでしょうか(笑)。まぁやっと受かったかという安堵感と、自分勝手な夢の追いかけっこに関わらせてしまった方々へ一刻も早く報告とお礼を言わなきゃという気持ちと、これから医学部で始まる数々の試練に向けて気持ちを切り替えなくてはという思いと、色々ごちゃまぜでした。
 



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2016年06月10日22:45医療ドラマ

医療ドラマは数多くあります。

私が好きなのは白い巨塔、星の金貨などがありますが、中でもイチオシはJINです。続編としてJIN完結編というのもありますが、それも素晴らしい出来です。

脳外科医が幕末にタイムスリップするという話ですが、ドラマと侮るなかれ、非常によくできてます。何がよくできているのか、それはドラマだからこそ書ける脚本に集約されますが、その脚本を俳優たちが見事に具現化しています。JINは人気のドラマだったので、脚本が出版されるという事態にまで発展しました。私もJINの大ファンだったのでその脚本を買おうと本屋で見つけたのですが、中身は「え?これだけ?」というほど淡白なものでした。その脚本に俳優たちがあれほどに色をつけたのかと思うとさすがプロ技としか言いようがありません。

私はJINを見て何回涙をこぼしたことか(´;ω;`)。医療が十分に受けられなかった時代の人々の病気に対する考え方、病気になったときの死への覚悟などがよく描写されています。私は何かちょっと怪我をしたり熱が出ただけでも病院に駆け込むタイプですが、昔だったらそう簡単に医者に診察してもらうということはできなかったでしょうから、病気になったり怪我をすることは昔の人々にとって命がけの行為であったことでしょう。そういった環境の中で一生懸命に生きる人々の姿を描いています。ぜひご鑑賞ください。あ、肝心な医療シーン(手術時など)もよく考察されていてそういうところに着目してみても面白いですよ!

 
 



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2016年06月01日12:41医学部受験⑬
 医学部再受験3年目、私にはもう医学部受験に対して力尽きた感がありました。確かにあと一歩まで追い詰めたのですが、その一歩がなんと大きなことか。その一歩をたどるための努力を想像したとき、自分を鼓舞するほどのモチベーションもありませんでした。とりあえずお世話になった方々に不合格の報告をして、医学部受験のことは一旦忘れて仕事に戻りました。応援してくれた遠方の友達に電話で報告をしたときには不意に涙がこぼれてしばらく止まることはありませんでした。仕事上、上司にも相談していて、色々と便宜を図ってくれたのでもうこれ以上迷惑はかけられない思いもありました。

 そうやって春が過ぎ、夏を迎え、気づけば私は仕事にのめりこんでいました。仕事が意外にもまた楽しく思えてきました。今まで1年半ほど社会人と受験生の二足のわらじを履いていたので、その一つがなくなってだいぶ楽になったからかもしれません。恋愛をする余裕も出てきて、そういった普通の人生に戻れたからかもしれません。人っていうのは一生懸命働いて家族を築いていくことで幸せな生活を送れるのかもね…と思いなおしたものです。

 夏も終わりに近づいたある日、医学部受験を相談していた先輩からふと「今年度はもう受験しないの?」と聞かれました。
私「はい、もう今の仕事が自分の天職なのだろうと思って今の職場で頑張ります。」
先輩「受験するかどうかは別にして、とりあえずセンターの出願だけはしときなよ。」とおもむろに。
私「はぁ…(いやいやもうええよ)。」

 ん?んん“~??   一瞬、先輩のその言葉に少し引っかかる感じがありました。そしてまぁ確かに何があるか分からんし、そんなたいした費用でもないし出願だけはしておくかということになったわけです。この先輩の言葉がなければ今の自分はいません。この先輩の言葉がなければ、後々やっぱり受験したくなって、でもセンター試験の出願はもう終わっていて、暴れて悔しがった自分が代わりにそこにいたでしょう(*ノωノ)


 ただ相変わらず受験勉強をすることはありませんでした(*ノωノ)

 
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