2016年06月
医学部受験にあまりに多くの時間と労力を使いました。今でも空白の約2年半が自分の人生の中で無駄なものだったのではないかという思いもあります。もう少し効率の良い勉強をしておけば、受験校選びをもっと慎重にしておけば、もしかしたら自分は今より1~2学年上にいるのかもしれません。
しかし同級生や先輩後輩を見渡せば再受験組もいますが、多浪もざらにいます。例えば4浪ならセンター試験を現役時と合わせて5回も受けたということになりますね。また私の知り合いではありませんが、先輩(すでに初期研修も終わってます)の高校の同級生で医学部受験にチャレンジし続けていてまだ医学部に受かってない人もいるとか。そういう人たちが日本中に少なからずいると思われるので、自分は決して早く受かった方ではありませんが、まだラッキーな方なのかもしれません。ラッキーといえば、ブログで受験生活を書いた通り3年目はあまり勉強しなかったので2年目と3年目で私の学力はほぼ変わっていないものと思われます。いや、2年目の方があったような気がします…。もしある大学で医学部受験を同じ受験生でやり直しをしたら下位半分くらいは入れ替わるのではないでしょうか。明らかにボーダーを超えている人は除いて、それくらい合格と不合格は紙一重なんだと思います。
あ、センター試験の成績開示のはがきがみつかったので晒しておきます。3年分。
いやー、やっぱ長い戦いだったなぁ(*_*; そして見てもらったら分かりますが各科目の点数の上下の変動の激しいこと(苦笑)。勉強に比例して点数が上がらなかったことがよく分かります(;^ω^)。それと国語は壊滅的ですが模試や過去問では1年目から9割とか取ってたんですよ。それなのに本番はこのざまです。自分のセンター学力はもう天井に達してて、前年の自分より高い点を取ることはなかなかできないです。勉強をしてるのに点数下がるとか…ホントもうセンター試験嫌いです(/ω\)。センター9割以上とる方々まぢで尊敬します。

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医療ドラマは数多くあります。
私が好きなのは白い巨塔、星の金貨などがありますが、中でもイチオシはJINです。続編としてJIN完結編というのもありますが、それも素晴らしい出来です。
脳外科医が幕末にタイムスリップするという話ですが、ドラマと侮るなかれ、非常によくできてます。何がよくできているのか、それはドラマだからこそ書ける脚本に集約されますが、その脚本を俳優たちが見事に具現化しています。JINは人気のドラマだったので、脚本が出版されるという事態にまで発展しました。私もJINの大ファンだったのでその脚本を買おうと本屋で見つけたのですが、中身は「え?これだけ?」というほど淡白なものでした。その脚本に俳優たちがあれほどに色をつけたのかと思うとさすがプロ技としか言いようがありません。
私はJINを見て何回涙をこぼしたことか(´;ω;`)。医療が十分に受けられなかった時代の人々の病気に対する考え方、病気になったときの死への覚悟などがよく描写されています。私は何かちょっと怪我をしたり熱が出ただけでも病院に駆け込むタイプですが、昔だったらそう簡単に医者に診察してもらうということはできなかったでしょうから、病気になったり怪我をすることは昔の人々にとって命がけの行為であったことでしょう。そういった環境の中で一生懸命に生きる人々の姿を描いています。ぜひご鑑賞ください。あ、肝心な医療シーン(手術時など)もよく考察されていてそういうところに着目してみても面白いですよ!

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