2017年10月12日18:13神在月
 先週末は夏のような暑さでしたがもう10月なんですね。医学部再受験の時、たいして興味もなかったのに勉強しなければならなかった古典のことをふと思い出しました。センターの国語の点数は結局最後の最後まで安定しませんでした。特に古典と漢文は最初に「〇〇の意味を次の中から選べ」というような設問が必ずあって、私にとっては運ゲーのような問題でした  笑 そして旧暦は「10月=神無月」とただの丸暗記をした覚えがあるのですが、島根県の出雲地方では神在月というそうです。この月に日本中の神々が出雲大社に集まるから「神在月」と言い、出雲以外では神がいなくなるので「神無月」というとのこと。へぇー!知りませんでした。テストの点数を上げるためだけの勉強ではなく、興味をもって勉強していればこのような驚きもあったかもしれませんが、受験生はそんな悠長に構えて勉強してられないですよね。

 さて短い夏休みが終わってからというもの、私の周りの連中がいよいよ国家試験に向けて動き始め出したようです。「QBやった?」「〇〇のメック見た?」みたいな会話が聞こえてきて、私はそのプレッシャーにぶるぶる震えています( ゚Д゚) 最近は私も毎日ちょびっとでもいいからと問題演習をするようになりましたが、同級生の中でも賢いグループほどやはり勉強にいそしむ傾向があるようで、さらに差をつけられてしまいそうです。どうもまた私は医学部受験のときと同様、医師国家試験に受かる一番の近道をなるべく通るような勉強をするしかなさそうな気がしてなりません。本来は国試に出るかどうかは別にして、興味をもった症例、あるいはクリクラで割り当てられた患者さんの病気について、興味をもって深く勉強していくべきなのでしょうけど、先生が「まぁさすがにここまでは国試に出ないかな」と言われた内容はすっ飛ばしてしまっております(-_-;)
  
 医師になって数年後、国家試験に合格するために丸覚えした事柄に隠された深い意味を知り、最近になって「神無月」の由来を知って驚いたのと同様、驚きを覚えている自分がそこにいるでありましょう。




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この記事へのコメント

1. Posted by K   2017年10月15日 06:51
お久しぶりです。
ももさんの大学はMEC派が多いんですね〜
うちではTECOM勢が多く、長いものには巻かれろということで私もTECOMです笑
毎日毎日ちょいちょいやってて消化器、呼吸器、神経は終わりました。CBTと違って全部の科目がヘビーになっていて国試は小手先の勉強では受からなさそうですね…苦笑
2. Posted by もも   2017年10月15日 11:24
Kさんお久しぶりです。
うちの大学はMECとTECOM半々かちょっとMECが多いくらいですかね。TECOMも今年からノートを全部取らなくてもよくなったみたいですね。私もTECOMにしようか最後まで迷ったのですが、私もちょっとでも長いものに巻かれろということでMECにしました。私の友人の大学では穂澄先生自らが宣伝に来たらしく、その大学ではmedu4勢が半分くらいを占めてるそうですよ。あ、Kさんもやっぱ結構やってますね( ゚Д゚)。やばい、私も本気モードにならなければ…(;’∀’)

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