2017年09月02日00:42心療外科
 心療内科のように医療法によって標榜科として規定されている診療科ではありませんが、心療外科という診療科を提唱している医師がいます。五味常明という医師です。例えば体臭で悩んでいる人がその心の悩みから解放されるには、外科的なアプローチと精神科的なアプローチの両方が必要だとのこと。それを心療外科と呼んでいるそうです。ちなみにこの方も一度文系の大学を卒業してから再受験で医学部に入学されています。 

 ところで日本では手術を施行している施設が限られているので貴重な経験だったですが、性転換手術を見学させていただく機会を得ました(♂から♀のパターンです)。その患者さんは物心ついたときから自分の体が男であることに違和感を感じ、十数年ものあいだ悩んでいたということで、今回性転換手術を受けることを決心したそうです。

 実際の手術を見ての感想ですが…、正常な臓器を切除するというのはいくら患者さんの希望とはいえ、見ていて心苦しかったです。第三者の私からすればもったいないというような感情でしょうか。しかし患者さんにとっては長年の痛切な悩みからようやく解放されるのでしょうね。術後に患者さんと直接お話しする時間がなかったのが残念ですが、担当医の話によると手術に大満足していたそうです。

 世の中には正常な臓器、器官、組織をもっていてもそれについて人知れず悩んでる人がたくさんいるんでしょうね。その悩みを解決できる職業として、カウンセラーや僧侶なども挙げられるかもしれません。しかし精神的なアプローチもできて実際に身体にメスを入れることが許されているのは医師だけです。心の悩みを外科治療によって治す心療外科かぁ~、私はそれもアリだと思うよ!(上から目線かよ 笑)。






にほんブログ村 大学生日記ブログ 医大生へ
にほんブログ村


この記事へのコメント

1. Posted by J   2017年09月03日 15:29
こんにちは!
記事とは全く違うことなのですが、以前歳下の先輩とはどう打ち解けたら良いのかわからないと言いましたし、正直今も先輩と打ち解けられているかというか積極的にニコニコ仲良く話をするのが正直疲れはします。
でもふと最近思ったのですが、この基本的に90%が現役〜2浪なゆえに90%は歳下の先輩というのは医局に入ってからもずっと続くわけですよね?
だったら今のうちに(特に仮に先輩との人間関係で多少失敗しても仕事に直結しない今の部活の間に)この状況に慣れて なんとも思わなくな
るようにしておくほうが、どうせ入局後もずっと続くわけなら今のうちから慣れておく方がいいと思いました。
すみません、質問ではなくつぶやきでした笑。
2. Posted by J   2017年09月03日 15:36
ちなみに 当然ですが、向こうから話しかけてくれる先輩ばかりでは当然ありません。ただ僕も今まで自分から他人に積極的に話しかけて人間関係を築いてきたのではなく、話す機会があれば話をして仲良くなるといったぐあいでした。
でも先輩とはなかなか共通の話題のあるわけではありませんし、向こうが歳上ならいづれ機会があれば程度で良いのですが、歳下の先輩ですし向こうも歳上の後輩だから全く話したことがないのに同じ部活にいるのはなにかと気を使うだろうとは思い、なるべく早く多くの先輩と打ち解けたいと考えていますが、ももさんのおすすめの方法や入学入部当初あたりにやったももさんの先輩との接し方はどういったぐあいでしたか?
3. Posted by もも   2017年09月03日 18:33
Jさんこんにちは(^^)/
自分より年下の先輩とのつき合い方でお悩みの様子ですね。私の場合はですね、同級生からもですが先輩からも「おっさん」、「おじいちゃん」、「長老」などと呼ばれたりして可愛がってもらってますよ(いじられてると言う方が正しいかな?笑)。いじられるということは人によっては嫌なことかもしれませんが、私はこれはもしかして私だけの特権ではないのかと考えています。少なくともいじられて嫌な気持ちはしないです(てか、嬉しい笑)。部活によくある新歓コンパのような場で一発芸をしたり、前にも書きましたが自分をさらけ出すことによって相手も心を開いてくれるのだと思いますよ。ただ仲良くなる方法って人それぞれだと思うので無理して他人のやり方を真似しなくてもいいでしょう。Jさんが自然体で打ち解けあえる先輩ができるといいですね。
4. Posted by J   2017年09月03日 18:39
ありがとうございます。もう少しそういう性格になってみます。


おっさんは僕はけっこう傷ついちゃいますね〜笑。ちなみに20後半だとやっぱおっさんですか?

コメントする

名前
 
  絵文字