2016年03月02日22:09医学部の勉強①
医学部に入って驚いたのは授業で扱われる情報量の多さです。授業の最初にレジュメを配られてそのレジュメに沿ってパワポを使って授業が行われるのですが、膨大な量を先生が早口で90分間とにかくぶっ通しで喋りまくります。しかもその授業が1日4つですから、いくら医学に対する志が高い学生でもずっと集中して聞いていることはなかなかできません。ましてやそれを理解して覚えるなんて…私にはとてもできません。授業の中で重要なところを1つや2つでも覚えておこうとするのが精いっぱいです。テスト前になると数か月間でたまったレジュメの山を目の前にして呆然とするのです。苦労してやっとテストを乗り越えた後は、「今度こそ前もってコツコツ勉強するぞ!」と心に誓うのですが、テスト直前にならないとなぜかエンジンがかかりません。テストはテスト期間中、1日に1~2科目あるのですが、その科目に向けて語呂合わせなどの小細工も駆使しながらレジュメに書いてあることを無理やり頭に詰めこむ作業をしていきます。そのテストが終了すると、次の科目のテストに向けてまた無理やり記憶を詰め込み、その科目のテストが終わるとまたその繰り返しですので脳にちゃんと定着していないんですね。テストが終わるとその科目の内容は速やかにきれいさっぱり忘れてしまっています…。先輩に聞いても、そんなもんだよと慰められるのですが、こんなので一人前の医者になれるのか不安です。次こそは!毎日少しずつでも勉強しようと心がける自分が今ここにいるのでした。





 
人気ブログランキングへ

コメントする

名前
 
  絵文字