2017年07月04日12:59Jさんへ
Jさんはじめまして(^O^)
コメントありがとうございます!
以下、私なりの答えです。

 再受験生が外科へ行くことの制限を受けるのは老眼のせいではないようですよ。大学病院の教授を見れば分かると思いますが60歳くらいでも手術されてます。老眼でも眼鏡をかければ大丈夫みたいです。

 ただ、大学の教授は60歳でも手術されていると書きましたが、市中病院の外科医は50代でメスを置く外科医が多いようで、引き際は環境とか自分のモチベーション次第というところでしょうか。外科は手技の修得に10年かかると言われています。外科に進んでから10年という意味ですから、初期研修を合わせると少なくとも卒後12年ということなので、一人前の外科医として活躍できる時間が少ないということが理由だと思います。特に心臓外科は手術自体が少なく、なかなか執刀できる機会が与えられないので一人前になる時間はもっと長くなると思われます。
 また外科医がメスを置くイコール医師人生が終わるというわけではありません。例えば脳外科医の場合、今までの脳外科での経験を活かしてリハビリテーション科に転科して医師を続ける人もいますし、脳外科で開業される人もいます(手術はありません)。

 耳鼻科はメジャー外科に比べて一人前になるのが比較的早いと聞きますので、再受験生にも充分オススメの科だと思います。でも個人的には、一人前になるのが早いからという理由で選ぶよりは、そういうのはあまり考えず自分の一番好きな診療科を選んで欲しいです。その方が自分も患者さんも幸せな気がします。(すみません、整形についてはよく分かりません(;^ω^))

 循環器内科のカテーテル治療ですが、これは内科とはいえ外科に近いものがあり、体力的にきついのと、手技の修得に時間がかかりそうです。再受験生が不利なくやれるということはないでしょうが、それは基本的にどの科でも仕方ないかなぁと思います。一方、内視鏡はそんなに難しくなさそうですよ(あくまで心カテに比べてという意味ですが)。

 再受験生が進む進路ですが、ご指摘の通り精神科が多いようです。私の知っている再受験生の間では今後新専門医制度で目玉となる総合診療科も人気ですし、眼科なんかも人気ですね。また、現実的にお金を効率よく稼ぎたいという理由で麻酔科に進み、フリーで働きたいという人もいます。現時点ではフリーの麻酔科は収入すごいらしいですよー( ゚Д゚)。一人前になるまでの期間も短いですしね。外科医から聞いた話ですが、専門医をとったくらいのペーペーの麻酔科医でもベテランの麻酔科医でも手術に何か影響があるということはないそうです。

 Jさんはまだまだ若いので進む診療科にまったくといっていいほど制限はないと思います。私もポリクリでいくつか外科を回りましたが、どの科の先生もやる気があるなら入局大歓迎だよと言ってくれましたよ。

 Jさん、ぜひ再受験生だからとおよび腰にならないで自分の好きな方面に進まれてください。・・・とまだ医師になってもいない私が言うのもなんですが、私自身はそのようにしますよ!私は脳外科に興味があるので今からでも脳外科に進むかもしれません。一緒に自分の天職を追い求めていきましょう。







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この記事へのコメント

1. Posted by J   2017年07月04日 19:33
お忙しい中わざわざ詳しくありがとうございます😊

もともと耳鼻科か内科医に興味があって耳鼻科か内科医(手技を習得する内科)に進みたいがやはり(マイナー科だから早く一人前になれるとは言え)外科は厳しいのかと悩んでいたところです。
ちなみに内科や耳鼻科へ進む再受験生は(再受験生の中では)そこそこいますか?


それと、過去の記事を読ませていただきました。2〜3年を受験勉強に費やしてしまって人生を無駄にしまったとお思いのようでしたのでそれについて私なりの考えを少し言わせてください。
私は高卒就職からの再受験で(大卒ではないので厳密には再受験ではありませんが)結果的に受験決意から合格まで4年かかりました。結果的にと言ったのは
勉強開始から2年目の夏あたりから成績がかなり上がって地方国立なら確実圏内になりましたが、本番だけまぐれ落ちというのか(周りにもなんであいつがというまぐれ落ちまぐれ合格が3〜5%くらいの割合でいましたが)、結果的には落ちてしまい2年と決めていたのもあって1年止めてしまいましたが、やっぱりと思い1年勉強して(無駄に余分に1年勉強したので旧帝にこだわりは全くありませんでしたが)旧帝の一つに合格しました。やっぱりまだ、本当なら一十中八九 今あの地方国立の2学年 上にいたの になと思ってしまい もう少し慎重に あとほんの少し(-約5点だったので)慎重に対策していれば2年早く医者になれた、それなら23歳入学だったって考えて悔しく思ってしまうこともときどきあります。
2. Posted by J   2017年07月04日 19:54
もし ももさんが半年で合格していたら、または僕が(1年目は完全オールE判でしたが)2年目で合格していたら、たぶん人生を無駄に使ってしまった悔しさは無く特に不満なくいれるかもしれません。でも悔しさや不満がない(または他の再受験生も高3のとき医学部受験していればと後悔はしていても)または不満が納得できる程度、というわけではなくて ものすごく不満だったり後悔してるということは、この気持ちを医者になってからもずっともっていたら、かなりのパワーになります。
2年無駄にせず2年今より早く医者になっていて悔しさがあまりなく納得している自分と、2年おくれて2年無駄にしたけど悔しさや焦りをずっともって医者の仕事に励んでる自分を比べたら 、医者としての実力は5年10年単位でみたら後者の方が 5年あれば前者場合の自分に追いつくか、または10年あれば絶対追い抜いてるはずです。
だから長くなりましたが、2年くらいの無駄使いなら 自分の気持ち次第でむしろプラスになります。
それに後悔や焦りの気持ち以外にも、無駄使いから得た教訓や まだなくても過去の失敗を分析してみたら、今後の人生に活かせる教訓が必ずあるはずです。2年でガラリと良い方に40〜50年くらいが変わるなら2年くらい安い投資です。
だから 過去の失敗からの教訓の活かし方や悔しさを忘れなければ、2年くらいの無駄使いなら むしろプラスにすることは可能です。

長くなりましたが、2年の無駄使いを後悔しそうなとき私が自分にいつも言い聞かせてることです。



3. Posted by J   2017年07月04日 20:11
続き
些細な失敗や判断ミスや考えの甘さで命を落としたり 過失や情状酌量はついても人生棒にふる人もたくさんいると思います(小林麻央さんや北朝鮮から脳死で帰国したアメリカ人大学生や交通事故加害者や)。
上の例は少し大袈裟ですが、考えの甘さやわずかな判断ミスしたにもかかわらず、2年の無駄ですんで前科もなく死んでもないだけ、2年早く医学部に入っていた自分に追いつく追い抜く権利が自分の手の中にあるだけで かなりありがたいことだと思います。

私も後半の2年間や今も 後悔でいろいろ考えていて、結果至った考え方です。
過去に失敗したなら、これからの人生で石橋を叩きすぎるくらいの慎重な人間になれば、これから自分の未来にあるはずの損失の大部分をなくすことができます。

かなり長く(無駄に真面目に無駄に熱く笑)語ってしまってすみませんでしたw

お互い再受験生としても医師になる者としても無駄使いを取り返す意味でも、お互い頑張りましょ!

それと、ももさんは失礼でなければ何歳入学でしたか?(何歳から医者スタートの年齢ですか?)
記事の内容を自分の年齢に照らし合わせて参考にさせていただきたいので記事を書いてるももさんの年齢が気になりお聞きしましたがあまり公表したくありませんでしたら大丈夫です。

では(●´ω`●)これからも更新楽しみにしてます。
4. Posted by もも   2017年07月04日 21:46
Jさん、こちらこそ元気が湧いてくるようなお言葉をありがとうございます(^O^)予期しない方面からこのようなお言葉をいただけるのはブロガー冥利に尽きます。

さてまずはご質問に対する回答ですが、Jさんはもともと耳鼻科、内科に興味があったんですね。私の知る狭い範囲内では、再受験生で耳鼻科に進んだ、あるいは進む予定の人はおられないです。内科は感染症内科、血液内科に進まれた人は知っています。ただ手技のある循環器内科に進まれた人は私は知らないです。でも耳鼻科も循環器内科も私が知らないだけで多分そこそこはいると思います。そもそも再受験生といっても年齢に大きな差があるので、一括りにはできないと思っているのですが、私が通常使う再受験生という言葉は入学時アラサー以上の方を指しています。先ほど挙げた人たちもそれくらいかそれ以上の年齢で医学部に入った人たちです。そういう点でいうとJさんの年齢は私の定義では微妙なラインですが、そのくらいの年齢での再受験生はホントざらにいるので、どの科にもいるはずですよ。続く→
5. Posted by もも   2017年07月04日 21:48
あと人生を2年ほど無駄にしてしまった感がある件についてですが、最近はだいぶ薄れてきましたが、医学部低学年時は医師になるまでの道のりも先が見えないくらいまだまだ遠くて、これは本当に自分はうつ病なんじゃないかと思うほど落ち込むことがありました。今はたとえ2年遅れても自分の夢が叶う道がここにあるんだからそれを幸せに思い、むしろ今の環境に感謝しようとしているところです。
Jさんのおっしゃる通り、2年間を無駄にした悔しさをばねにして、今やれることを1日1日しっかり積み重ねていくことが大事ですよね。そうですね、人生まだ長いので数十年というスパンで考えたときに2年の遅れくらい挽回するくらいのつもりで私も頑張ります!!実は私の大学は他大学と比べて進級が結構大変な大学のようで、もし簡単に医学部に入っていたらそんなパワーを捻出できずに留年していたんじゃないかと思うこともあります。また私たちは2年を無駄にしただけで済みましたが、確かに些細な失敗で命を落とす人もいますからね、そう考えるともうホントに人生ってなんやねんと究極の問いになってしまいそうです。続く→
6. Posted by もも   2017年07月04日 21:51
さて私は別に年齢を隠して過ごしているわけではないんですが、ネット上で私個人の特定がされてしまったときはこのブログを閉鎖しないといけないなと常々思っています。なので年齢だけでなく大学名も伏せています。といっても少しずつボロが出ますので(笑)、いつか特定される日が来るかもしれません。それまでの間は人の目を気にせず好き放題自分の考えを発信させてもらえると嬉しいです。そして私が医師になったときにはこの医学生のブログも無事卒業です。私は今大学5年生ですので、もしJさんがあと約1年半このブログを読んでくださるなら、そのときは直接お会いして色々お話ししましょう。いやまぁ会わなくてもメールや電話でもいいんですが、私も自分の年齢も含めて何でも隠さずにお伝えします。Jさんも含め、このブログを通して知り合った人たちと温かい交流できる、そんな日が来ることを楽しみにしています。
7. Posted by J   2017年07月05日 20:35
前回とはまた違う質問なのですが、

手技手術を必要としない(内科医や小児科医や精神科など)は何歳くらいに第一線から退くのですか?
また 小児科にも興味がありますが、小児科は外科手術はしなくても全身を見る必要があるためやはり一人前になるのに比較的長く時間がかかりますか?
8. Posted by もも   2017年07月05日 22:53
こんばんは(^^)/
ご質問ありがとうございます。
まだ医師になっていない私がこのような質問に偉そうに答えるのは気がひけるのですが、あくまで私がみてきた範疇でお答えしますね。
第一線から退くというのは、常勤医師を辞めてパート医師みたいな感じで短時間勤務をするという意味でしょうか?医師の資格は終身ですが、病院の雇用は終身ではないので、今は65歳くらいで一旦退職されるようです。でもそれは診療科に関わらずのようです。「ワシはまだまだバリバリ働けるんじゃ~」というおじいちゃん医師がいても雇用される側だとしたらそうなりますね。
小児科について、小児外科という診療科があるように小児科にも外科手術はありますよ。また基本的にどの科にいっても全身状態の把握は必要で、例えば自分の専門は肝臓だから肝臓のことだけ分かっていればよいということではありません。小児科の特性は全身を見るところよりも小児に特異的な疾患・状態を念頭に置いて診察できるかという点にあります。一人前になる時間の長さについては私には分からないのですが・・・、比較的若くて小児科で開業されてる先生がいらっしゃるので、意外と早く一人前になれるのかもしれませんね。



9. Posted by J   2017年07月06日 21:02
ありがとうございました!これからも更新楽しみにしてます。^ - ^
10. Posted by もも   2017年07月07日 03:55
こちらこそありがとうございます(^O^)
11. Posted by J   2017年07月07日 23:53
たびたび質問ばかりですみません。

再受験者の精神科医率は 再受験の人を調べると かなり高いですが、なぜ精神科なのですか? 体力、手術無、など以外に何か理由があるのですか?
12. Posted by もも   2017年07月08日 00:31
いえいえ質問攻めありがとうございます(^O^)
再受験生の精神科率の高さは、現役生にはない今までの幅広い人生経験を活かせる科として選ばれているからだと思います。
13. Posted by J   2017年07月08日 11:57
ありがとうございます😊

では精神科以外が厳しくて精神科しかないから来ているというよりは。再受験者経由の精神科医の大半は 精神科に進もうと考えて精神科医になるということなんですね。
耳鼻科医や内科医などに進むのは年齢を考えて厳しくて消去法で精神科ということなのかなと前々から少し不安に感じてました。
14. Posted by もも   2017年07月08日 12:59
外野の人はどう思ってるか分かりませんが、実際の再受験生は実年齢とのギャップを感じざるを得ないほどのパワフルさを持ってる人が多くて、年齢的に厳しいからなど消極的な理由で診療科を選ぶ人はあまりいないように見受けられます。不安がないとは言えませんが、一度きりの人生、悔いのないように生きたいという姿勢が伝わってきますね。
15. Posted by J   2017年07月10日 19:56
また質問です。^ ^
大学生活についてお聞きしたいのですが、私は現在1年生でうちの大学は全学部混合なのでまだ医学部生の中での再受験生の扱い(とゆうかなじめるかどうか)について少し不安なところがあるのですが 、実際普通になじめてほとんど気にしなくてもいいようなことですか?
うちの大学はまだはっきりとはわかりませんが 5人前後ぐらいしか再受験生がたぶんいないです。たくさんいる大学なら普通に馴染めるのかもしれないですけど、うちみたいに少ない場合は少し覚悟した方が良いのでしょうか?
あるいは馴染むためのコツのようなものはありますか? (2年生から医学部医学科だけになります)
ちなみに部活は、少なくとも表面上では馴染めてるような気がします。
16. Posted by もも   2017年07月10日 21:18
Jさんこんにちは!
今のJさんが数年前の自分のように思えてなりません。
そんなこともあり、力が入りすぎてしまったせいかまたまた長文になってしまいましたので(笑)、また記事にあげさせていただきますね。

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