病院で実習していると私には違和感を感じることがちらほらあります。今は「患者様」と「ごめんなさい」に違和感を感じています。

 「患者様」というのは病院における患者さんに対しての呼称なのですが、どうもしっくりきません。店に買い物に来るお客さんのことをお客様と呼ぶのと同じかもしれませんが、それは店に来るお客さんが物を買ってくれてお金を払ってくれることからお客さんが転じてお客様になったものでしょう。
 そのような精神で、病院でも患者さんはお金を払ってくれる患者様だという風にとらえているとしたら、それはちょっと違うのではないでしょうか。確かに診察料は払っていただきますが、基本的には患者さんの方から病気を治してほしいと頼んでこられて、病院はそれに応じているわけで、患者さんが病院に病気を治しに来てやってるといわんばかりの認識は間違っていると思うのです。が、医療現場では案外そうでもないようです。重病でどうしても入院しないといけない患者さんに対して「入院して治療が必要です」と伝えても、入院は絶対に嫌だと言い張り、(事情をきちんと説明した後の判断はもうその人の人生なのでその人の自由だと私は思うのですが)医師の方が「いやいやそんなこと言わないでお願いですから入院してくださいよ~」などとしたてに出て、患者様は「仕方ないなぁ、でもこの日は〇〇があるから無理だぞー」などとおっしゃる。そんな場面を何度か目にしまして、わたくしは居たたまれなくなりました。

 また「ごめんなさい」というのは、注射とか痛みを伴う治療を行うに際して、医師や看護師が口癖のように言う言葉なのですが、「ちょっとごめんなさい今から〇〇させていただきますよー、あー痛いですよね、もうすぐ終わりますからねーごめんなさいねー」となどと何度も何度も「ごめんなさい」と言うのです。患者さんの痛みは理解したいと思いますが、治療の一環で行っていることに対してごめんなさいと謝る必要はないと思うのです。

 最近モンスターペイシャント(モンペ)が増殖しているような話を聞いたことがありますが、そりゃ~病院側がそんな姿勢だったらそうなりますわ。勘違い患者を生み出し、モンペへと昇格させてるのは病院自身な気がしますよ。んー、もしかして順序が逆でモンペが増殖してきたから病院がこんな対応になってしまったのかもしれませんが、いずれにしても医師は患者に対してもう少し毅然としていていいと私は思うのです。


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