2017年02月18日17:33あと1週間
 あと1週間でいよいよ国公立大学の2次試験ですね。自分のこととしてはちょうど4年前のことになります。多くの人の人生が左右される瞬間ですね。私はもしその年の入試で不合格だった場合、さらにもう1年受験勉強というわけにはいかなかったと思いますから、今頃別の道で頑張っていたことでしょう。入試は確かに志望者の中から優秀な人材を選抜する一つの手段でしょうけど、ボーダーラインぎりぎりで明暗が分かれてしまって合格の人と不合格の人に分けられるとして、不合格だからといって合格の人と何か大きな違いがあるとは思えません。例えば私の大学に最初不合格通知を受けた後に運よく追加合格になった人がいるんですが、その人は誰かが合格を辞退しなかったら少なくともその年には医学部に入れなかったわけです。しかしその人は入試ではぎりぎりで入りましたが大学入学後の成績は学年でも上位をキープしています。まぁ大学の成績が良い=良医となるというわけではないでしょうけどね。
 
 現役の頃、18歳の自分は大学受験がその後の自分の人生をこんなにも大きく左右するとは夢にも思っていませんでした。一応第一志望の理系学部に合格しましたが、医学部に行きたい気持ちもあって散々迷った結果の選択だったので、もし不合格だったら次の年は気持ちが変わって医学部を受験して、もしかしたら今頃はとっくに医者をやっていたのかもしれません。しかしとっくに医者になっていたとしても、良医になっていたのかは分かりません。お金に目がくらんで怪しげな美容外科医になっていたかもしれません。
 
 最近、同級生より少し長生きしたせいかそういうことをよく想像するようになりました。「もし昔〇〇にしてたら今△△だったのかなぁ」って。そういう不毛な問いに時間を割き、ブログにつぶやいてしまっている自分がいます。やっぱ過去を振り返ることばかりしてちゃいかんですよね。あと2年で医師国家試験を迎える今となっても、特にこの時期にはそういうことを考えてしまいますから、受験の思い出がいかに自分の心に強烈に刻まれているかを物語ってますね 。

 今年、私の友人が1人、医学部を受験します。医学部に合格する学力は十分にもっている友人です。学力があっても必ずしも合格を手にすることができない関門ですが、絶対に合格をもぎとってほしい!合格して、一緒に勝利の美酒に酔いしれようや!(^O^) 


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