2017年09月02日00:42心療外科
心療内科のように医療法によって標榜科として規定されている診療科ではありませんが、心療外科という診療科を提唱している医師がいます。五味常明という医師です。例えば体臭で悩んでいる人がその心の悩みから解放されるには、外科的なアプローチと精神科的なアプローチの両方が必要だとのこと。それを心療外科と呼んでいるそうです。ちなみにこの方も一度文系の大学を卒業してから再受験で医学部に入学されています。
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ところで日本では手術を施行している施設が限られているので貴重な経験だったですが、性転換手術を見学させていただく機会を得ました(♂から♀のパターンです)。その患者さんは物心ついたときから自分の体が男であることに違和感を感じ、十数年ものあいだ悩んでいたということで、今回性転換手術を受けることを決心したそうです。
実際の手術を見ての感想ですが…、正常な臓器を切除するというのはいくら患者さんの希望とはいえ、見ていて心苦しかったです。第三者の私からすればもったいないというような感情でしょうか。しかし患者さんにとっては長年の痛切な悩みからようやく解放されるのでしょうね。術後に患者さんと直接お話しする時間がなかったのが残念ですが、担当医の話によると手術に大満足していたそうです。
世の中には正常な臓器、器官、組織をもっていてもそれについて人知れず悩んでる人がたくさんいるんでしょうね。その悩みを解決できる職業として、カウンセラーや僧侶なども挙げられるかもしれません。しかし精神的なアプローチもできて実際に身体にメスを入れることが許されているのは医師だけです。心の悩みを外科治療によって治す心療外科かぁ~、私はそれもアリだと思うよ!(上から目線かよ 笑)。
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2017年08月26日02:54学生結婚
私の1つ上の学年の先輩が学生であるこのタイミングで同級生と籍を入れられました。もう付き合って長いのと研修先も同じ地域にすることを決めたようで、話し合った結果結局今籍を入れるという決断に至ったようです。
ま、珍しいことではありますが、うちの大学では学生結婚は6年生くらいになるとちらほら散見されます。中には赤ちゃんができたカップルもいますよ(^^♪ 確かに女性にとっては出産というイベントも控えてますしね、また医師になって入局してから結婚となると教授を式に呼ばないといけないとか何やらしがらみが出てくるので学生のうちか初期研修くらいの間で結婚を決めるカップルは前もって色んなことを計算していると思います。若いのに偉いですね!その先輩も学年は1つ上ですが現役生なのでまだ24歳ですよ|д゚) 私と言えば24歳のときは結婚なんて全くもって考えたことはなかったなぁ…(しみじみ)。相性の良い彼女も過去には1,2名ほどいましたが、今となっては逃がしてしまった魚のようです。んー、例えがあんまよくないっすね(笑)
今日は若い同級生に私の結婚についてどういうつもりなのと青天の霹靂がごとく詰め寄られました(;´Д`A ``` そ、そりゃ私も結婚したいのはやまやまだけど、なんで結婚しないのと言われましてもそもそも相手がいないじゃん!笑 ん?それともそんなに言うなら誰か紹介でもしてくれるのかな?とちょびっと期待しましたが、独身を貫いている私の未来を単に案じてくれただけのようです。
いや~結婚はしたいですけどなかなか婚活にはエネルギーを注げないですねー。この年齢だけど学生してますと言うのも億劫ですし、またそれを言ったところで医学部には再受験生という存在が少なからずいるという事実を知らない一般ピープルがすぐに信じるとも思えません。説明が面倒くさいので会社員ですなどと身分を偽るのもどうせバレますしね(ていうか嘘はいけません(笑))。
確かに私は周りが心配してくれるほどには婚期を逃しつつあります。近々恋人ができそうな気配もありません(ToT) しかし幸か不幸か独身であったために今も自分の好きなように自由に生きていられて、医学部を再受験することにもそういった家庭関係の支障はありませんでした。もし結婚して子供もいたりしたら受験勉強どころじゃなかったでしょうし、6年間も無収入で家庭を養っていくことは難しかったでしょうね。いやそれ以前に奥さんにアホかと一蹴されて夢が儚く消え去ってしまっていた可能性が高いです。
人生何が正解かなんて分からないってことですよ( ・`ω・´)キリッ
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ま、珍しいことではありますが、うちの大学では学生結婚は6年生くらいになるとちらほら散見されます。中には赤ちゃんができたカップルもいますよ(^^♪ 確かに女性にとっては出産というイベントも控えてますしね、また医師になって入局してから結婚となると教授を式に呼ばないといけないとか何やらしがらみが出てくるので学生のうちか初期研修くらいの間で結婚を決めるカップルは前もって色んなことを計算していると思います。若いのに偉いですね!その先輩も学年は1つ上ですが現役生なのでまだ24歳ですよ|д゚) 私と言えば24歳のときは結婚なんて全くもって考えたことはなかったなぁ…(しみじみ)。相性の良い彼女も過去には1,2名ほどいましたが、今となっては逃がしてしまった魚のようです。んー、例えがあんまよくないっすね(笑)
今日は若い同級生に私の結婚についてどういうつもりなのと青天の霹靂がごとく詰め寄られました(;´Д`A ``` そ、そりゃ私も結婚したいのはやまやまだけど、なんで結婚しないのと言われましてもそもそも相手がいないじゃん!笑 ん?それともそんなに言うなら誰か紹介でもしてくれるのかな?とちょびっと期待しましたが、独身を貫いている私の未来を単に案じてくれただけのようです。
いや~結婚はしたいですけどなかなか婚活にはエネルギーを注げないですねー。この年齢だけど学生してますと言うのも億劫ですし、またそれを言ったところで医学部には再受験生という存在が少なからずいるという事実を知らない一般ピープルがすぐに信じるとも思えません。説明が面倒くさいので会社員ですなどと身分を偽るのもどうせバレますしね(ていうか嘘はいけません(笑))。
確かに私は周りが心配してくれるほどには婚期を逃しつつあります。近々恋人ができそうな気配もありません(ToT) しかし幸か不幸か独身であったために今も自分の好きなように自由に生きていられて、医学部を再受験することにもそういった家庭関係の支障はありませんでした。もし結婚して子供もいたりしたら受験勉強どころじゃなかったでしょうし、6年間も無収入で家庭を養っていくことは難しかったでしょうね。いやそれ以前に奥さんにアホかと一蹴されて夢が儚く消え去ってしまっていた可能性が高いです。
人生何が正解かなんて分からないってことですよ( ・`ω・´)キリッ
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2017年08月18日11:12病院見学③
前回の続きです。
クリクラのレポート作成やらなんやらでばたばたしたまま慌てて支度をして病院見学に出発しました。電車を乗り継いで乗り継いでやっと目的の病院にたどり着きました。
担当者の方とお会いしてご挨拶し、研修医室へ案内されました。この日は他の大学からも見学者AさんBさんが来てました。以下、担当者のお話。
「それではそれぞれの科に分かれて見学してもらいます。Aさんは内科、Bさんはえ~と、Bさんも内科ですね。はい行ってらっしゃい。」
「ももさんは、え~と、産婦人科ですね。医師が直接迎えに来ますので待ってて下さい。」
え、あ、産婦人科でしたか。病院おまかせコースにしたとはいえ、そこをぶっこんでこられるとは思いもしませんでした(;^_^) ま、なかなかない機会だし、と今日は珍しくポジティブに構える姿勢をとる私。すると産婦人科の医師たちが代わるがわる私の顔を見に来られました。
「君か。私は産婦人科部長の〇〇だが、君が来てくれて嬉しいよ。」
「あ、ありがとうございます~(震え)」
「君か。産婦人科を見学したいなんて言ってくれた学生は5年ぶりくらいかなぁ。」
「あ、ありがとうございますぅ~(汗)」
「君か。うちは医師の高齢化がすすんでいてね、君みたいな若い力が欲しいんだ。」
「あ、ありがとうございま…(フェイドアウト)」
病院おまかせコースにしたことは産婦人科の医師たちには伝わってませんねこりゃ。どうも産婦人科志望の学生ということで話を通してあったようで、今さらもうおまかせコースだったんでー、などとは言えない状況になってしまいました |д゚)
産婦人科医の中で最も若い先生が院内を案内してくれました。しかし誰かとすれ違う度に私のことを「こちらは未来の産婦人科のドクターだからね」と紹介してくれるので恥ずかしいやらなんやら。売店のおばちゃんにまでそんな紹介をする始末です。
見学の方もVIP待遇でしたよ。手術も3件も見学させてもらい、術野にまで入らせていただき感動しました。特に感動したのは緊急帝王切開で赤ちゃんを取り出した瞬間ですね!未熟児でとても小さかったのですが産まれた瞬間おぎゃあおぎゃあと可愛い鳴き声を響かせて手術室のみんなを和ませてくれました( *´艸`) それから手術をする医師たちの迅速で正確な手さばきと連携プレイ。芸術感すら感じました (=゚ω゚)
いやー今回はひょんなことからこういう病院見学になりましたが、ホントに産婦人科よかったです!!クリクラでどの科を回ってもご高齢の患者さんばかり見ていたので生命が誕生する瞬間に間近で立ち会えたのは斬新でした。未来が大きく広がっている患者さんに寄り添える喜びは今まで体験したことがないですね。もちろん高齢の方も病気が治るのは嬉しいですが、それで寿命が150歳まで伸びるわけではないですからね、どこかに病魔と寿命のせめぎあいをしている虚しさがないとはいえないかもです。
産婦人科かぁ。今回はいいとこどりでしたので感動のあまり興奮を抑えるのに必死なくらいでしたが、実際はそーとーな激務でしょうからねぇ。決して軽々しくは言えないですが、産婦人科が意外にも私の中の将来のなりたい診療科候補リストに入ってしまいました(^^♪
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クリクラのレポート作成やらなんやらでばたばたしたまま慌てて支度をして病院見学に出発しました。電車を乗り継いで乗り継いでやっと目的の病院にたどり着きました。
担当者の方とお会いしてご挨拶し、研修医室へ案内されました。この日は他の大学からも見学者AさんBさんが来てました。以下、担当者のお話。
「それではそれぞれの科に分かれて見学してもらいます。Aさんは内科、Bさんはえ~と、Bさんも内科ですね。はい行ってらっしゃい。」
「ももさんは、え~と、産婦人科ですね。医師が直接迎えに来ますので待ってて下さい。」
え、あ、産婦人科でしたか。病院おまかせコースにしたとはいえ、そこをぶっこんでこられるとは思いもしませんでした(;^_^) ま、なかなかない機会だし、と今日は珍しくポジティブに構える姿勢をとる私。すると産婦人科の医師たちが代わるがわる私の顔を見に来られました。
「君か。私は産婦人科部長の〇〇だが、君が来てくれて嬉しいよ。」
「あ、ありがとうございます~(震え)」
「君か。産婦人科を見学したいなんて言ってくれた学生は5年ぶりくらいかなぁ。」
「あ、ありがとうございますぅ~(汗)」
「君か。うちは医師の高齢化がすすんでいてね、君みたいな若い力が欲しいんだ。」
「あ、ありがとうございま…(フェイドアウト)」
病院おまかせコースにしたことは産婦人科の医師たちには伝わってませんねこりゃ。どうも産婦人科志望の学生ということで話を通してあったようで、今さらもうおまかせコースだったんでー、などとは言えない状況になってしまいました |д゚)
産婦人科医の中で最も若い先生が院内を案内してくれました。しかし誰かとすれ違う度に私のことを「こちらは未来の産婦人科のドクターだからね」と紹介してくれるので恥ずかしいやらなんやら。売店のおばちゃんにまでそんな紹介をする始末です。
見学の方もVIP待遇でしたよ。手術も3件も見学させてもらい、術野にまで入らせていただき感動しました。特に感動したのは緊急帝王切開で赤ちゃんを取り出した瞬間ですね!未熟児でとても小さかったのですが産まれた瞬間おぎゃあおぎゃあと可愛い鳴き声を響かせて手術室のみんなを和ませてくれました( *´艸`) それから手術をする医師たちの迅速で正確な手さばきと連携プレイ。芸術感すら感じました (=゚ω゚)
いやー今回はひょんなことからこういう病院見学になりましたが、ホントに産婦人科よかったです!!クリクラでどの科を回ってもご高齢の患者さんばかり見ていたので生命が誕生する瞬間に間近で立ち会えたのは斬新でした。未来が大きく広がっている患者さんに寄り添える喜びは今まで体験したことがないですね。もちろん高齢の方も病気が治るのは嬉しいですが、それで寿命が150歳まで伸びるわけではないですからね、どこかに病魔と寿命のせめぎあいをしている虚しさがないとはいえないかもです。
産婦人科かぁ。今回はいいとこどりでしたので感動のあまり興奮を抑えるのに必死なくらいでしたが、実際はそーとーな激務でしょうからねぇ。決して軽々しくは言えないですが、産婦人科が意外にも私の中の将来のなりたい診療科候補リストに入ってしまいました(^^♪
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2017年08月16日14:40病院見学②
今、短い夏休みの真っ最中です。5年生はクリクラがあるためどの大学も夏休みは短いそうですね。アメリカの医学教育の基準に合わせるためだかなんだかでクリクラの期間が長くなってきた弊害です(´;ω;`) アメリカの医師資格を取りたいという人は学年に2,3人いるかどうかなのでそういう人だけ不足している期間分のクリクラをオプションにして希望制にすればいいのではないかと勝手に思うのですが、いかがでしょうか。
さて、その貴重な夏休みを利用して病院見学に行ってきました。あるド田舎にある病院です。ド田舎ではあるのですがその地域の最後の砦となるような病院で、三次救急まで対応していました。私は今のところ三次救急まで受け入れている病院を希望しているので、その病院を選びました。以下、見学を申し込んだときの病院の担当者とのやり取り。
「…ということで、〇月✖日に病院見学をさせていただきたいです。どうぞよろしくお願いいたします。」
「…。それでは見学希望科は何科ですか?」
「三次救急の現場をぜひ見学したいので、救急科を見学させていただきたいです。」
「あいにく✖日は救急科はお休みなんです。」
「(え?救急なのに休み?)そうでしたか、失礼いたしました。それでは△日ではいかがでしょうか?」
「△日も含めまして1週間ほど休みをいただいておりまして…、他の見学したい科に変更させてもらえないでしょうか?」
「(ええ!?1週間も救急休み??)そうですか…。(ん”~)それでは病院のご都合の良い科で大丈夫ですのでどうぞよろしくお願いいたします。」
「分かりました。それでは医師と連絡を取り合いまして、こちらで手配させていただきます。」
んー、1週間も救急が休みとかあるんですねー。ちょっとびっくりしました。救急見れないならお断りしようかなとも思ったのですが、病院見学をしたいと言った手前、退くに退けなくなった感じもありました(;^_^。でもどんな感じの病院か実際に見に行くと得るものは何かしらあると思い、見学に行くことにしました。
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さて、その貴重な夏休みを利用して病院見学に行ってきました。あるド田舎にある病院です。ド田舎ではあるのですがその地域の最後の砦となるような病院で、三次救急まで対応していました。私は今のところ三次救急まで受け入れている病院を希望しているので、その病院を選びました。以下、見学を申し込んだときの病院の担当者とのやり取り。
「…ということで、〇月✖日に病院見学をさせていただきたいです。どうぞよろしくお願いいたします。」
「…。それでは見学希望科は何科ですか?」
「三次救急の現場をぜひ見学したいので、救急科を見学させていただきたいです。」
「あいにく✖日は救急科はお休みなんです。」
「(え?救急なのに休み?)そうでしたか、失礼いたしました。それでは△日ではいかがでしょうか?」
「△日も含めまして1週間ほど休みをいただいておりまして…、他の見学したい科に変更させてもらえないでしょうか?」
「(ええ!?1週間も救急休み??)そうですか…。(ん”~)それでは病院のご都合の良い科で大丈夫ですのでどうぞよろしくお願いいたします。」
「分かりました。それでは医師と連絡を取り合いまして、こちらで手配させていただきます。」
んー、1週間も救急が休みとかあるんですねー。ちょっとびっくりしました。救急見れないならお断りしようかなとも思ったのですが、病院見学をしたいと言った手前、退くに退けなくなった感じもありました(;^_^。でもどんな感じの病院か実際に見に行くと得るものは何かしらあると思い、見学に行くことにしました。
〈→次回に続く〉
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2017年07月26日22:04レジナビ
先日レジナビに行ってきました。高学年の医学生なら知ってると思いますが初期研修病院がどデカい会場に一同に会していて、医学生は色んな病院のお話を1日で聞けるという就職活動のような場です。どデカい会場に約600もの病院がブースを設けていますからすべてを回るのは不可能。てか5つくらい回るあたりでもう疲れます((+_+)) 各ブースには病院のハッピを着た初期研修の担当者や研修医のお兄さんお姉さん方が来ていて、20分ほど一気にぶっ通しで説明して下さるのですが、自分の病院の良いところを一生懸命アピールするあまり、ヒートアップしていてこちらが質問をする余地を与えないほどの勢いです。もちろんその説明を遮って質問してもいいですし、説明が終わったら質問はないかなど聞かれますが、その頃には疲れがMAX近くにまで達していて、質問よりもココから早く出なければという気持ちの方が上回ります(;^_^) 説明が一通り終わった後はお兄さんお姉さんと雑談するのですが、私としてはぶっちゃけこの雑談の方が楽しかったです笑 スタンプラリーという企画もあって20個くらい?ブースを回ると景品がもらえるようですが、しかしそんなに回る猛者がいるんでしょうか…。
それにしても他学部経験者の私としては就職活動の場としては目を疑うような光景でした。就職活動は今のご時世、学生1人が何十社も受験して内定ゼロということも珍しくないと思います。就職活動は学生がとにかく採用側に気に入られようとアピールする場となるでしょうけど、医者の世界は今は需要>>供給状態です。会場を何気なく歩いているだけで、新宿歌舞伎町並みの客引きっぷりです。
「〇〇県の△△病院だけど、ちょっとだけ話聞いていかない?」
「え?〇〇県はちょっと遠いのであんまり考えてないですね…」
「君は何県出身なの?(首からぶら下げてる名札に書いてあるのを見て)え!✖✖県!?✖✖ならうちから意外と近いんだよー」
「そぉ~ですかねぇ」
「✖✖出身の先生もいるからおいでよー」
「あーでも他に見たいところが…」
「いやいや1分だけでいいから話聞いて行ってよ~(2人組で両脇を挟まれたりする)」
「え、あ・・・」
という具合に、人様にそんなにお願いされまくるという経験のない人生をおくってきた私は免疫なし状態で感染症に罹患するがごとく、ついつい「じゃ、じゃあ少しだけ…」という感じで、まったく興味もなかった病院の話を聞くことになるわけです。しかも絶対1分では終わらないですしね(;^ω^) そんなにしてまで渋る学生を無理矢理ブースに呼び込んだところでお互いにとってメリットがなさそうなのですが、とにかく学生を自分のブースに入れたがるんですよねー。
その後とある筋から聞いた話なんですが、出展してる病院は、自分のブースに学生を引き込んで、主催者があらかじめ学生に書かせておいた自己紹介の用紙を学生からもらうことによって何かいいことがあるようなのです。具体的には知りませんが、その数に応じて病院が主催者から何か得られるのかもしれません。研修に来て欲しいという純粋な気持ちで客引きならぬ学生引きをしているならともかく、もし裏で何らかの権益があって、それを得るために営業スマイルで近づいてきてるのだとしたら、あまり気持ちいいものではありませんね。
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それにしても他学部経験者の私としては就職活動の場としては目を疑うような光景でした。就職活動は今のご時世、学生1人が何十社も受験して内定ゼロということも珍しくないと思います。就職活動は学生がとにかく採用側に気に入られようとアピールする場となるでしょうけど、医者の世界は今は需要>>供給状態です。会場を何気なく歩いているだけで、新宿歌舞伎町並みの客引きっぷりです。
「〇〇県の△△病院だけど、ちょっとだけ話聞いていかない?」
「え?〇〇県はちょっと遠いのであんまり考えてないですね…」
「君は何県出身なの?(首からぶら下げてる名札に書いてあるのを見て)え!✖✖県!?✖✖ならうちから意外と近いんだよー」
「そぉ~ですかねぇ」
「✖✖出身の先生もいるからおいでよー」
「あーでも他に見たいところが…」
「いやいや1分だけでいいから話聞いて行ってよ~(2人組で両脇を挟まれたりする)」
「え、あ・・・」
という具合に、人様にそんなにお願いされまくるという経験のない人生をおくってきた私は免疫なし状態で感染症に罹患するがごとく、ついつい「じゃ、じゃあ少しだけ…」という感じで、まったく興味もなかった病院の話を聞くことになるわけです。しかも絶対1分では終わらないですしね(;^ω^) そんなにしてまで渋る学生を無理矢理ブースに呼び込んだところでお互いにとってメリットがなさそうなのですが、とにかく学生を自分のブースに入れたがるんですよねー。
その後とある筋から聞いた話なんですが、出展してる病院は、自分のブースに学生を引き込んで、主催者があらかじめ学生に書かせておいた自己紹介の用紙を学生からもらうことによって何かいいことがあるようなのです。具体的には知りませんが、その数に応じて病院が主催者から何か得られるのかもしれません。研修に来て欲しいという純粋な気持ちで客引きならぬ学生引きをしているならともかく、もし裏で何らかの権益があって、それを得るために営業スマイルで近づいてきてるのだとしたら、あまり気持ちいいものではありませんね。
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2017年07月12日22:18引退
うーん、だいぶ悩みましたが、部活を引退することにしました(´・ω・`) 5年生になってクリクラが始まってからというもの、クリクラが終わるのが普通の講義の時間より遅いので、部活に最初から参加できなくなってしまいました。私は怪我が怖いので他の人より念入りにストレッチをしてから毎回部活に臨んでいたので、そのストレッチやウォーミングアップが中途半端な状態でトップスピードでの練習に参加するのがどうしてもできず、練習に行っても見学するだけという日も多くなりました。私は幸いまだ大きな怪我をしたことがないのですが、社会人チームの人たちを見ているとアキレス腱切ったりとかしてて、自分も身体はもうおっさんなので他人事とは到底思えないのです。うちの部活は4年生までは強制ですがそれ以降は引退は自由なので、私もそろそろ潮時かなと思いました。夏の大会も近いのですが、今度の夏休みは病院見学も行きたいですしね。みんなと一緒に汗かいてしんどい練習をするっていうのも青春って感じで好きなんですけど、最近昔に比べてやけに運動能力が落ちた気がします。競技歴は自分の方が圧倒的に長いのについこないだ入部した新1年生にも負けてしまうことがしょっちゅう出てきました。はっきり言って、悲しいですぅ~( ;∀;) 今まで長期的には運動を欠かしたことがないのになんででしょう。もしやこれが加齢というものなのか??((+_+))
最近おじさんずと議論を交わしていたんですが、ある競技で一定の競技歴をもつ1人の人間が、その競技を練習するとします。その人が十分なおっさんである場合は、週3回以上の練習では競技力の向上が認められる可能性は高いものの、週2回の練習ではプラトー、週1回の練習では競技力の向上は認められないとの結論に達しました。
今の部活は週3回やってますからフルで参加すれば私でも競技力が向上する可能性は大いにあります。しかし現状では週に約1.5回ペースの参加ですから先ほどの私の理論ではむしろ競技力が低下していく計算になります。ということはこのままでは下手になっていく一方ですね。かといって自主練を加えたりして週3回以上も練習に精を出すといったような、そこまで部活に注ぎ込むエネルギーがあるのかといえば、残念ながら私にはありません…(+o+)
これからはたまに顔を出してマネージャーの仕事を手伝ったり、事務的なことを手伝ったり、裏方の仕事を少しでもお手伝いしようっと(*´з`)
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最近おじさんずと議論を交わしていたんですが、ある競技で一定の競技歴をもつ1人の人間が、その競技を練習するとします。その人が十分なおっさんである場合は、週3回以上の練習では競技力の向上が認められる可能性は高いものの、週2回の練習ではプラトー、週1回の練習では競技力の向上は認められないとの結論に達しました。
今の部活は週3回やってますからフルで参加すれば私でも競技力が向上する可能性は大いにあります。しかし現状では週に約1.5回ペースの参加ですから先ほどの私の理論ではむしろ競技力が低下していく計算になります。ということはこのままでは下手になっていく一方ですね。かといって自主練を加えたりして週3回以上も練習に精を出すといったような、そこまで部活に注ぎ込むエネルギーがあるのかといえば、残念ながら私にはありません…(+o+)
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2017年07月10日21:15Jさんへ②
Jさん、こんにちは(^^)/ ご質問ありがとうございます。
私は周りとなじめているかと言われれば、周りからはなじんでいるように思われていますが、実は私は心からなじめているとは言えません。しかしそれは年齢差のせいではなく、性格のせいが大きいです。私の学年は再受験が10人以上いますし、学士編入組もいて、しかも再受験生や多浪・多留の留年生など合わせると、年齢層はだいぶばらけていて、なじむには悪くない環境です。しかし私と年齢が近いから性格的に合うわけでもなく、年の差があっても性格が合わないわけでもありません。入学前は年齢が近いと友達になりやすいんじゃないかと思っていたのですが、再受験生の人って目的意識がはっきりしている人が多いというか、going my wayみたいな感じで、自分の世界をもち、大学内にとどまらない活動をしている人が多いので志向がそれぞれとあまり合わないんですよね。かといって仲が悪いというわけでもないので、たまに誰かが企画しておじさんおばさんたちで飲みに行ったりすることもあり、つかず離れずといった感じです。ちなみに他大学に学士編入で入った私の友人がいるのですが、その友人の大学は再受験生が少ないこともあって、孤独感を感じていると嘆いてました。
今のJさんの悩みはよく分かります。私もこんなおっさんが20歳くらいのピチピチ集団の中でやっていけるだろうかと思ってました。しかし私の大学も2年生から専門に入ると急に勉強が大変になりまして、なじめるかどうかということで悩んでる場合じゃなくなってきたというのが正直なところです。くよくよ悩んでいるとマジで留年してしまうというくらいピリピリした生活を送らざるを得ませんでした。医学部受験も大変でしたが医学部の進級も大変でしたよ。
さて、先ほど私は周りからはなじんでいると思われていると書きました。大学に行って同級生や知ってる先輩後輩に会えばたいがいみんな声をかけてくれますから。その理由はですね、今思えば、社会人のときの癖でもあったのですが、1年生のときに誰彼かまわず顔を知っている人にはこちらから挨拶をしていたからだと思います。その毎日の小さな習慣の積み重ねが今も続いています。あれから4年たちますがまだ毎日みんな一人一人と挨拶しますからね。冷静に考えると「んー、この子って笑顔で挨拶してくれるほど仲良かったっけ??」と思うこともありますが、習慣って怖いですねー(笑) 自慢するほどのことではありませんが、クラス全員と喋ったことのある人は私以外なかなかいないのではないでしょうか。飲みに行ったりしたことはなくても、大学に行けば必ず誰かがいるので出会ったときには他愛もない会話をして、別れます。それ以上の深い友人にはなりませんが、私はそれでいいと思っています。
長くなりましたが、要するになじめるかどうかはあまり気にしなくていいんじゃないかということ(そのうち多分それ以上の心配事がでてくること(笑))、確かに再受験生が多い大学の方がなじみやすいとは思いますが、年齢差はあまり関係ないということ、なじむコツは人間関係が固まらない1年生のうちに知ってる人にはこちらから積極的に声をかけておくこと、ですかね。
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私は周りとなじめているかと言われれば、周りからはなじんでいるように思われていますが、実は私は心からなじめているとは言えません。しかしそれは年齢差のせいではなく、性格のせいが大きいです。私の学年は再受験が10人以上いますし、学士編入組もいて、しかも再受験生や多浪・多留の留年生など合わせると、年齢層はだいぶばらけていて、なじむには悪くない環境です。しかし私と年齢が近いから性格的に合うわけでもなく、年の差があっても性格が合わないわけでもありません。入学前は年齢が近いと友達になりやすいんじゃないかと思っていたのですが、再受験生の人って目的意識がはっきりしている人が多いというか、going my wayみたいな感じで、自分の世界をもち、大学内にとどまらない活動をしている人が多いので志向がそれぞれとあまり合わないんですよね。かといって仲が悪いというわけでもないので、たまに誰かが企画しておじさんおばさんたちで飲みに行ったりすることもあり、つかず離れずといった感じです。ちなみに他大学に学士編入で入った私の友人がいるのですが、その友人の大学は再受験生が少ないこともあって、孤独感を感じていると嘆いてました。
今のJさんの悩みはよく分かります。私もこんなおっさんが20歳くらいのピチピチ集団の中でやっていけるだろうかと思ってました。しかし私の大学も2年生から専門に入ると急に勉強が大変になりまして、なじめるかどうかということで悩んでる場合じゃなくなってきたというのが正直なところです。くよくよ悩んでいるとマジで留年してしまうというくらいピリピリした生活を送らざるを得ませんでした。医学部受験も大変でしたが医学部の進級も大変でしたよ。
さて、先ほど私は周りからはなじんでいると思われていると書きました。大学に行って同級生や知ってる先輩後輩に会えばたいがいみんな声をかけてくれますから。その理由はですね、今思えば、社会人のときの癖でもあったのですが、1年生のときに誰彼かまわず顔を知っている人にはこちらから挨拶をしていたからだと思います。その毎日の小さな習慣の積み重ねが今も続いています。あれから4年たちますがまだ毎日みんな一人一人と挨拶しますからね。冷静に考えると「んー、この子って笑顔で挨拶してくれるほど仲良かったっけ??」と思うこともありますが、習慣って怖いですねー(笑) 自慢するほどのことではありませんが、クラス全員と喋ったことのある人は私以外なかなかいないのではないでしょうか。飲みに行ったりしたことはなくても、大学に行けば必ず誰かがいるので出会ったときには他愛もない会話をして、別れます。それ以上の深い友人にはなりませんが、私はそれでいいと思っています。
長くなりましたが、要するになじめるかどうかはあまり気にしなくていいんじゃないかということ(そのうち多分それ以上の心配事がでてくること(笑))、確かに再受験生が多い大学の方がなじみやすいとは思いますが、年齢差はあまり関係ないということ、なじむコツは人間関係が固まらない1年生のうちに知ってる人にはこちらから積極的に声をかけておくこと、ですかね。
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2017年07月04日12:59Jさんへ
Jさんはじめまして(^O^)
コメントありがとうございます!
以下、私なりの答えです。
再受験生が外科へ行くことの制限を受けるのは老眼のせいではないようですよ。大学病院の教授を見れば分かると思いますが60歳くらいでも手術されてます。老眼でも眼鏡をかければ大丈夫みたいです。
ただ、大学の教授は60歳でも手術されていると書きましたが、市中病院の外科医は50代でメスを置く外科医が多いようで、引き際は環境とか自分のモチベーション次第というところでしょうか。外科は手技の修得に10年かかると言われています。外科に進んでから10年という意味ですから、初期研修を合わせると少なくとも卒後12年ということなので、一人前の外科医として活躍できる時間が少ないということが理由だと思います。特に心臓外科は手術自体が少なく、なかなか執刀できる機会が与えられないので一人前になる時間はもっと長くなると思われます。
また外科医がメスを置くイコール医師人生が終わるというわけではありません。例えば脳外科医の場合、今までの脳外科での経験を活かしてリハビリテーション科に転科して医師を続ける人もいますし、脳外科で開業される人もいます(手術はありません)。
耳鼻科はメジャー外科に比べて一人前になるのが比較的早いと聞きますので、再受験生にも充分オススメの科だと思います。でも個人的には、一人前になるのが早いからという理由で選ぶよりは、そういうのはあまり考えず自分の一番好きな診療科を選んで欲しいです。その方が自分も患者さんも幸せな気がします。(すみません、整形についてはよく分かりません(;^ω^))
循環器内科のカテーテル治療ですが、これは内科とはいえ外科に近いものがあり、体力的にきついのと、手技の修得に時間がかかりそうです。再受験生が不利なくやれるということはないでしょうが、それは基本的にどの科でも仕方ないかなぁと思います。一方、内視鏡はそんなに難しくなさそうですよ(あくまで心カテに比べてという意味ですが)。
再受験生が進む進路ですが、ご指摘の通り精神科が多いようです。私の知っている再受験生の間では今後新専門医制度で目玉となる総合診療科も人気ですし、眼科なんかも人気ですね。また、現実的にお金を効率よく稼ぎたいという理由で麻酔科に進み、フリーで働きたいという人もいます。現時点ではフリーの麻酔科は収入すごいらしいですよー( ゚Д゚)。一人前になるまでの期間も短いですしね。外科医から聞いた話ですが、専門医をとったくらいのペーペーの麻酔科医でもベテランの麻酔科医でも手術に何か影響があるということはないそうです。
Jさんはまだまだ若いので進む診療科にまったくといっていいほど制限はないと思います。私もポリクリでいくつか外科を回りましたが、どの科の先生もやる気があるなら入局大歓迎だよと言ってくれましたよ。
Jさん、ぜひ再受験生だからとおよび腰にならないで自分の好きな方面に進まれてください。・・・とまだ医師になってもいない私が言うのもなんですが、私自身はそのようにしますよ!私は脳外科に興味があるので今からでも脳外科に進むかもしれません。一緒に自分の天職を追い求めていきましょう。
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2017年06月22日20:22記憶力
以前「東大合格生のノートはかならず美しい」という本が出版されて話題になったことがありました↓↓
https://www.amazon.co.jp/%E6%9D%B1%E5%A4%A7%E5%90%88%E6%A0%BC%E7%94%9F%E3%81%AE%E3%83%8E%E3%83%BC%E3%83%88%E3%81%AF%E3%81%8B%E3%81%AA%E3%82%89%E3%81%9A%E7%BE%8E%E3%81%97%E3%81%84-%E5%A4%AA%E7%94%B0-%E3%81%82%E3%82%84/dp/4163706208
当時私もその本に興味がわいて、思わず買ってしまいました。確かに、きれいな字で、見やすいレイアウトのノートの写真がたくさん載ってまして、「こんなノートなら後で見直しても分かりやすくていいなー」と思ったものでした。
しかしいざそれを真似して実践しようと思ってもなかなかうまくいきません( ;∀;) ゆっくり書けば丁寧な字になるので私でもそこそこ読みやすい字は書けるのですが、ついつい急いで書いてしまうので書くスピードに反比例して字は汚くなっていきました。また、見やすいレイアウトを心掛けるために自分としては十分な余白を取ったつもりでも、メモを加えていくとたちまち余白は足りなくなり、結局はぐちゃぐちゃになってしまいました。自分はノート作りというものが本当に苦手なんだなぁと実感したものです。高校生、一回目の大学生、社会人、医学部再受験生、医学生、いずれの時代を通してもきれいなノートを作り上げたことは一度もありません(泣)
私の場合は結局ノートはメモ紙みたいなもので、書いて終わり!です。頑張って作ったノートは頑張ったあかしとして一応保管してありますが、見返すことはほとんどないですねぇ。たまに見返すと「こんなんやったっけ?」とまるで覚えてないことがたくさんあります。自分の財産になるくらい美しいノート作りができる友人たちを羨ましく思います。
ところで、私の同学年の仲の良い友人で超有名高校出身の人がいるのですが、よくよく見せてもらうとその人のノートはめちゃくちゃでした笑 はっきり言って何が書いてあるのか判別できないほどの汚い字です( ゚Д゚) ノートというよりただのなぐり書きした冊子というところです。授業で配られるレジュメも扱いが悪いのでしょう、ガムがくっついて汚れてしまっていたり、哀れなほどぐちゃぐちゃに折り曲がってしまってるので開いて読む気にもなりません。
そんな状態でも記憶力がハンパなく、テストでもいつも高得点を取っていました。私はきれいなノートほど後で復習しやすいため、記憶に残りやすいと思い込んでいましたが、そもそも記憶力がいい人はノートの美しさなんて関係ないんでしょう。何回か読んでインプットして終わり!のようです。よくそんなんで記憶に残るなぁともはや感心してしまいますが、一部の医学生のポテンシャルには凄まじいものがあります。
記憶力。私が今喉から手が出るほど欲しいものです。自分ではあまり気づきませんが加齢とともに落ちているんでしょう。私の場合はとにかく人の数倍手間ひまかけて、覚えては忘れ、また覚えなおすという作業を繰り返していくことに尽きるでしょうか。ぶっちゃけ、最終手段はエロ語呂です!笑 テスト前夜にはいつも下ネタをちみちみつなぎ合わせてなんとかしおれた海馬にたたきこむ自分がいました(/ω\) もし20歳の自分がここにいたら、もっと楽に覚えていられたのかなぁ。
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当時私もその本に興味がわいて、思わず買ってしまいました。確かに、きれいな字で、見やすいレイアウトのノートの写真がたくさん載ってまして、「こんなノートなら後で見直しても分かりやすくていいなー」と思ったものでした。
しかしいざそれを真似して実践しようと思ってもなかなかうまくいきません( ;∀;) ゆっくり書けば丁寧な字になるので私でもそこそこ読みやすい字は書けるのですが、ついつい急いで書いてしまうので書くスピードに反比例して字は汚くなっていきました。また、見やすいレイアウトを心掛けるために自分としては十分な余白を取ったつもりでも、メモを加えていくとたちまち余白は足りなくなり、結局はぐちゃぐちゃになってしまいました。自分はノート作りというものが本当に苦手なんだなぁと実感したものです。高校生、一回目の大学生、社会人、医学部再受験生、医学生、いずれの時代を通してもきれいなノートを作り上げたことは一度もありません(泣)
私の場合は結局ノートはメモ紙みたいなもので、書いて終わり!です。頑張って作ったノートは頑張ったあかしとして一応保管してありますが、見返すことはほとんどないですねぇ。たまに見返すと「こんなんやったっけ?」とまるで覚えてないことがたくさんあります。自分の財産になるくらい美しいノート作りができる友人たちを羨ましく思います。
ところで、私の同学年の仲の良い友人で超有名高校出身の人がいるのですが、よくよく見せてもらうとその人のノートはめちゃくちゃでした笑 はっきり言って何が書いてあるのか判別できないほどの汚い字です( ゚Д゚) ノートというよりただのなぐり書きした冊子というところです。授業で配られるレジュメも扱いが悪いのでしょう、ガムがくっついて汚れてしまっていたり、哀れなほどぐちゃぐちゃに折り曲がってしまってるので開いて読む気にもなりません。
そんな状態でも記憶力がハンパなく、テストでもいつも高得点を取っていました。私はきれいなノートほど後で復習しやすいため、記憶に残りやすいと思い込んでいましたが、そもそも記憶力がいい人はノートの美しさなんて関係ないんでしょう。何回か読んでインプットして終わり!のようです。よくそんなんで記憶に残るなぁともはや感心してしまいますが、一部の医学生のポテンシャルには凄まじいものがあります。
記憶力。私が今喉から手が出るほど欲しいものです。自分ではあまり気づきませんが加齢とともに落ちているんでしょう。私の場合はとにかく人の数倍手間ひまかけて、覚えては忘れ、また覚えなおすという作業を繰り返していくことに尽きるでしょうか。ぶっちゃけ、最終手段はエロ語呂です!笑 テスト前夜にはいつも下ネタをちみちみつなぎ合わせてなんとかしおれた海馬にたたきこむ自分がいました(/ω\) もし20歳の自分がここにいたら、もっと楽に覚えていられたのかなぁ。
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2017年06月09日13:14違和感
病院で実習していると私には違和感を感じることがちらほらあります。今は「患者様」と「ごめんなさい」に違和感を感じています。
「患者様」というのは病院における患者さんに対しての呼称なのですが、どうもしっくりきません。店に買い物に来るお客さんのことをお客様と呼ぶのと同じかもしれませんが、それは店に来るお客さんが物を買ってくれてお金を払ってくれることからお客さんが転じてお客様になったものでしょう。
そのような精神で、病院でも患者さんはお金を払ってくれる患者様だという風にとらえているとしたら、それはちょっと違うのではないでしょうか。確かに診察料は払っていただきますが、基本的には患者さんの方から病気を治してほしいと頼んでこられて、病院はそれに応じているわけで、患者さんが病院に病気を治しに来てやってるといわんばかりの認識は間違っていると思うのです。が、医療現場では案外そうでもないようです。重病でどうしても入院しないといけない患者さんに対して「入院して治療が必要です」と伝えても、入院は絶対に嫌だと言い張り、(事情をきちんと説明した後の判断はもうその人の人生なのでその人の自由だと私は思うのですが)医師の方が「いやいやそんなこと言わないでお願いですから入院してくださいよ~」などとしたてに出て、患者様は「仕方ないなぁ、でもこの日は〇〇があるから無理だぞー」などとおっしゃる。そんな場面を何度か目にしまして、わたくしは居たたまれなくなりました。
また「ごめんなさい」というのは、注射とか痛みを伴う治療を行うに際して、医師や看護師が口癖のように言う言葉なのですが、「ちょっとごめんなさい今から〇〇させていただきますよー、あー痛いですよね、もうすぐ終わりますからねーごめんなさいねー」となどと何度も何度も「ごめんなさい」と言うのです。患者さんの痛みは理解したいと思いますが、治療の一環で行っていることに対してごめんなさいと謝る必要はないと思うのです。
最近モンスターペイシャント(モンペ)が増殖しているような話を聞いたことがありますが、そりゃ~病院側がそんな姿勢だったらそうなりますわ。勘違い患者を生み出し、モンペへと昇格させてるのは病院自身な気がしますよ。んー、もしかして順序が逆でモンペが増殖してきたから病院がこんな対応になってしまったのかもしれませんが、いずれにしても医師は患者に対してもう少し毅然としていていいと私は思うのです。
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「患者様」というのは病院における患者さんに対しての呼称なのですが、どうもしっくりきません。店に買い物に来るお客さんのことをお客様と呼ぶのと同じかもしれませんが、それは店に来るお客さんが物を買ってくれてお金を払ってくれることからお客さんが転じてお客様になったものでしょう。
そのような精神で、病院でも患者さんはお金を払ってくれる患者様だという風にとらえているとしたら、それはちょっと違うのではないでしょうか。確かに診察料は払っていただきますが、基本的には患者さんの方から病気を治してほしいと頼んでこられて、病院はそれに応じているわけで、患者さんが病院に病気を治しに来てやってるといわんばかりの認識は間違っていると思うのです。が、医療現場では案外そうでもないようです。重病でどうしても入院しないといけない患者さんに対して「入院して治療が必要です」と伝えても、入院は絶対に嫌だと言い張り、(事情をきちんと説明した後の判断はもうその人の人生なのでその人の自由だと私は思うのですが)医師の方が「いやいやそんなこと言わないでお願いですから入院してくださいよ~」などとしたてに出て、患者様は「仕方ないなぁ、でもこの日は〇〇があるから無理だぞー」などとおっしゃる。そんな場面を何度か目にしまして、わたくしは居たたまれなくなりました。
また「ごめんなさい」というのは、注射とか痛みを伴う治療を行うに際して、医師や看護師が口癖のように言う言葉なのですが、「ちょっとごめんなさい今から〇〇させていただきますよー、あー痛いですよね、もうすぐ終わりますからねーごめんなさいねー」となどと何度も何度も「ごめんなさい」と言うのです。患者さんの痛みは理解したいと思いますが、治療の一環で行っていることに対してごめんなさいと謝る必要はないと思うのです。
最近モンスターペイシャント(モンペ)が増殖しているような話を聞いたことがありますが、そりゃ~病院側がそんな姿勢だったらそうなりますわ。勘違い患者を生み出し、モンペへと昇格させてるのは病院自身な気がしますよ。んー、もしかして順序が逆でモンペが増殖してきたから病院がこんな対応になってしまったのかもしれませんが、いずれにしても医師は患者に対してもう少し毅然としていていいと私は思うのです。
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2017年06月05日21:30クリクラ⑤
ブログを書く間隔がだいぶ空いてしまいました。いや~クリクラ生活はなかなか気疲れします(´Д⊂ヽ
他の大学のクリクラがどんな感じか分かりませんが、うちの大学は無駄に拘束時間が長い気がします。家に帰っても自炊する気も起きず…コンビニ弁当を買ってきたりして、で、ちょっと勉強して、で、眠くなって寝てしまう。過去の社会人時代の生活を彷彿とさせます。あの頃も仕事が終わったらもうぐったりして、夜ご飯も食べずにそのまま寝てしまうこともあったなぁ…。日本人は真面目ですからそんな感じで毎日疲れながらも歯を食いしばって生きてる人が医者に限らずごまんといるんでしょうね。
ここのところ厳しい科が連チャンで続いていたのでブログも更新できませんでした。先週、担当患者さんのオペに入ったのですが手術時間は9時間でした。術前の麻酔から始まって術後のいろいろを合わせたら10時間は軽く超えてました。ガウンを着てフェイスシールドみたいなのをつけて、脱水症になるんちゃうかと思うくらい暑かったですが、休憩もなく、自分自身が清潔となっているので動くこともままならず術野の端っこで棒のようにずーっと突っ立ってました。ちょっと油断すると手術の邪魔になったりオペ看さんに怒られますしね、ずっと緊張状態を保ったまま長時間動けない代償は、それが解放されたときに疲労として一挙に襲ってくるんですね。手術中は「自分がこの場にいる意味??」とかなり思いましたが、こういう体験も必要と思って耐えました((+_+))
それでも病に苦しんでいる患者さんをみていると、五体満足でいられるのがどれだけ幸せなことかも痛感させられます。医学生たるもの、これしきのことで根をあげるわけにはいかないのですが、やっぱお医者さんって大変なお仕事ですわ。
あ、一つ素朴な疑問が解決しました。「そんなに長い手術してて、お医者さんってトイレはどうするんだろ?」って昔から思ってましたが、実際に緊張状態を長く維持していると不思議と尿意等は生じませんでした!10時間でも。人のからだってよくできているというか、不思議なものですね。
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他の大学のクリクラがどんな感じか分かりませんが、うちの大学は
ここのところ厳しい科が連チャンで続いていたのでブログも更新できませんでした。先週、担当患者さんのオペに入ったのですが手術時間は9時間でした。術前の麻酔から始まって術後のいろいろを合わせたら10時間は軽く超えてました。ガウンを着てフェイスシールドみたいなのをつけて、脱水症になるんちゃうかと思うくらい暑かったですが、休憩もなく、自分自身が清潔となっているので動くこともままならず術野の端っこで棒のようにずーっと突っ立ってました。ちょっと油断すると手術の邪魔になったりオペ看さんに怒られますしね、ずっと緊張状態を保ったまま長時間動けない代償は、それが解放されたときに疲労として一挙に襲ってくるんですね。手術中は「自分がこの場にいる意味??」とかなり思いましたが、こういう体験も必要と思って耐えました((+_+))
それでも病に苦しんでいる患者さんをみていると、五体満足でいられるのがどれだけ幸せなことかも痛感させられます。医学生たるもの、これしきのことで根をあげるわけにはいかないのですが、やっぱお医者さんって大変なお仕事ですわ。
あ、一つ素朴な疑問が解決しました。「そんなに長い手術してて、お医者さんってトイレはどうするんだろ?」って昔から思ってましたが、実際に緊張状態を長く維持していると不思議と尿意等は生じませんでした!10時間でも。人のからだってよくできているというか、不思議なものですね。
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2017年05月06日20:00クリクラ④
先日、ある先生から「飲み会するから明日空けといて」と言われました。いや~嬉しかったですねー。てっきり自分たちだけ特別にそういう会を開いてくれたのかと思いきや、後で聞いたらすべての班にそう声をかけてるそうですが(;^ω^)
もちろん予定空けて(もともと入ってなかったけど)行ってきましたよー(^O^) 飲み会と言われましたが指定された店はなんと焼肉のお店。これまたテンションが上がりました! いや~お医者さんってイイ店よく知っておられますね。めちゃんこ美味しかったです。てか、焼肉なんて久しぶりに食べましたよー(ToT)
え?千〇大の医学部の例の飲み会みたいに怪しげなムードにならなかったのかですって?安心してください。参加者が総勢約20名でした(先生方2,3名+私たちクリクラ生くらいの規模かと思っていましたが医局の若手の先生がゴロゴロ+研修医の先生方もゾロゾロ来られて大所帯となりました)が、♀は約1名のみでただのむさくるしい会でした(;'∀') まったくもって女子扱いしてもらえず…、違った意味で可哀そうな感じもしましたが。
まぁむさくるしい会でしたがむさくるしいからこその2次会突入ですよ。我々学生は別にいいんですが、先生方は仕事帰りで疲れておられるでしょうに、しかも平日なのに2次会参加率100%です!
2次会はバーみたいなところに連れていってもらいました。カクテルを右手に大人数で大富豪なんかしましたが、酒に弱いわたくしはもはや記憶があまり定かではありません。
さらにその後は3次会突入ですよ。もはや日付も変わってます。この先生たちの体力は一体どうなってるんでしょうか(?_?) すべてのクリクラ班に対して行ってるわけですから、2週間に1回はそんな夜を過ごしてるということです。
いくら費用がかかったのか私には知る由もありませんが、言えることは巷では給料が安いと言われている大学病院の先生方もこのようなレベルで遊ぶくらいには困らないということです。私もいちおー社会人経験者ですが、こういうのはなかったですねー(体力的に、お金的に、時刻的に)。これ以上給料もらってるといわれる民間病院の先生方って一体どれだけなんだよと思います。
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もちろん予定空けて(もともと入ってなかったけど)行ってきましたよー(^O^) 飲み会と言われましたが指定された店はなんと焼肉のお店。これまたテンションが上がりました! いや~お医者さんってイイ店よく知っておられますね。めちゃんこ美味しかったです。てか、焼肉なんて久しぶりに食べましたよー(ToT)
え?千〇大の医学部の例の飲み会みたいに怪しげなムードにならなかったのかですって?安心してください。参加者が総勢約20名でした(先生方2,3名+私たちクリクラ生くらいの規模かと思っていましたが医局の若手の先生がゴロゴロ+研修医の先生方もゾロゾロ来られて大所帯となりました)が、♀は約1名のみでただのむさくるしい会でした(;'∀') まったくもって女子扱いしてもらえず…、違った意味で可哀そうな感じもしましたが。
まぁむさくるしい会でしたがむさくるしいからこその2次会突入ですよ。我々学生は別にいいんですが、先生方は仕事帰りで疲れておられるでしょうに、しかも平日なのに2次会参加率100%です!
2次会はバーみたいなところに連れていってもらいました。カクテルを右手に大人数で大富豪なんかしましたが、酒に弱いわたくしはもはや記憶があまり定かではありません。
さらにその後は3次会突入ですよ。もはや日付も変わってます。この先生たちの体力は一体どうなってるんでしょうか(?_?) すべてのクリクラ班に対して行ってるわけですから、2週間に1回はそんな夜を過ごしてるということです。
いくら費用がかかったのか私には知る由もありませんが、言えることは巷では給料が安いと言われている大学病院の先生方もこのようなレベルで遊ぶくらいには困らないということです。私もいちおー社会人経験者ですが、こういうのはなかったですねー(体力的に、お金的に、時刻的に)。これ以上給料もらってるといわれる民間病院の先生方って一体どれだけなんだよと思います。
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2017年05月04日14:17GW2017
GWも早いもので前半が終わりました。とてもいい天気が続いていて、外に出て何かしないともったいないと思うくらいです。
GWは部活の大会があったのですが、今年はわがままを言って不参加とさせてもらいました。MECだかの「医師へのロードマップ」なるものを見ましたらそれぞれの学年のイベントが書かれてあり、「医学部4年生はオスキー、CBT、部活引退(!?)」とありました。やっぱ5年生にもなって必死に部活してる場合じゃないのかもなーと焦りを感じてしまい、実家に帰ってしっかり勉強しようと思ったからです。若者たちでも部活引退してるくらいなんだから再受験生のおじさんたちはなおさらそうすべきだなとも思いました。
しかし実家に帰って勉強するという目論みは早くも大失敗に終わっています。よくよく考えれば実家に帰って家族や可愛いわんちゃんたちに囲まれれば勉強なんてやるわけないです…(;´д`)トホホ 部活の大会までキャンセルしてきたのに、蓋を空けてみればただのぐーたら生活ですよ。
こんなぐーたら生活を送るくらいなら昔の友達と遊びまくるか!と仕切り直しましたが、GW中に急に電話しても友達ももういい歳ですから家庭のこととかあって予定が合いません(T_T) それどころか部活の大会の様子がラインで流れてきたりして部員たちの充実した顔を見ると「あ、やっぱ部活行けばよかった( ゚Д゚)」ですよ。可愛いわんちゃんたちがいてくれるとはいえ、やっぱ独りぼっちで休日を過ごすのは寂しいものですねぇ(しみじみ)。私は今回、体を休めたいとばかりに楽な道を選んでしまいましたが、楽な道が決して幸せな道ではないことを実感した次第です。みんなと一緒に頑張ってる方が身体はしんどくても心は健康でいれるのでしょうね。
そして結局自分が出した結論は、予定を切り上げて自分のアパートに戻る!です(笑)。GWのさなかですが明日の朝帰ります。そして土曜日の部活には顔を出していっぱい汗かいてみんなと一緒にご飯行って思いっきり笑おうっと(^O^)/。最後はいい歳したおじさんが書くような文章ではない気もしますが許してやってください(笑)
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GWは部活の大会があったのですが、今年はわがままを言って不参加とさせてもらいました。MECだかの「医師へのロードマップ」なるものを見ましたらそれぞれの学年のイベントが書かれてあり、「医学部4年生はオスキー、CBT、部活引退(!?)」とありました。やっぱ5年生にもなって必死に部活してる場合じゃないのかもなーと焦りを感じてしまい、実家に帰ってしっかり勉強しようと思ったからです。若者たちでも部活引退してるくらいなんだから再受験生のおじさんたちはなおさらそうすべきだなとも思いました。
しかし実家に帰って勉強するという目論みは早くも大失敗に終わっています。よくよく考えれば実家に帰って家族や可愛いわんちゃんたちに囲まれれば勉強なんてやるわけないです…(;´д`)トホホ 部活の大会までキャンセルしてきたのに、蓋を空けてみればただのぐーたら生活ですよ。
こんなぐーたら生活を送るくらいなら昔の友達と遊びまくるか!と仕切り直しましたが、GW中に急に電話しても友達ももういい歳ですから家庭のこととかあって予定が合いません(T_T) それどころか部活の大会の様子がラインで流れてきたりして部員たちの充実した顔を見ると「あ、やっぱ部活行けばよかった( ゚Д゚)」ですよ。可愛いわんちゃんたちがいてくれるとはいえ、やっぱ独りぼっちで休日を過ごすのは寂しいものですねぇ(しみじみ)。私は今回、体を休めたいとばかりに楽な道を選んでしまいましたが、楽な道が決して幸せな道ではないことを実感した次第です。みんなと一緒に頑張ってる方が身体はしんどくても心は健康でいれるのでしょうね。
そして結局自分が出した結論は、予定を切り上げて自分のアパートに戻る!です(笑)。GWのさなかですが明日の朝帰ります。そして土曜日の部活には顔を出していっぱい汗かいてみんなと一緒にご飯行って思いっきり笑おうっと(^O^)/。最後はいい歳したおじさんが書くような文章ではない気もしますが許してやってください(笑)
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2017年04月27日22:01クリクラ③
クリクラでは大学病院や市中病院の臨床医とお話する機会があります。しかし必ずしも気楽に話しできる感じではありません。それらすべてがクリクラの成績評価の一部となるため私たち学生は意見を自由に言える雰囲気ではないんですね。何年か前の先輩がこういう場で自分の意見を自由に述べていたら担当の先生の機嫌を損ねてしまい、大学の教育担当の教授から呼び出されて厳重注意を受けたと聞きました。そうなるともはや「触らぬ神に祟りなし」状態です。ちょっと風変わりな先生だと何が地雷かもわからないので無難な受け答えしかできないのですが、そういった人に限ってそういった模範回答的な答えでは満足しないらしく、途中からただのお説教に変わります(笑)
「君たちおとなしいねぇ。自分からアウトプットしなきゃ患者さんと向き合えないよ。」
「そう答えろって教科書にでも書いてあったのぉ?現場でそんなんじゃやっていけないよー。」
「君たちの世代はこんな感じで生きてきたのかー。」などなど。そして
「あのね、医者っていうのはね、〇〇できることがまず一番大事なんだよ。」と言われます。
「君たちの世代はこんな感じで生きてきたのかー。」などなど。そして
「あのね、医者っていうのはね、〇〇できることがまず一番大事なんだよ。」と言われます。
まぁ全く学ぶところがないとまでは言いませんが、先生によって言うことがまちまちなので、すべてをうのみにしていたらこちらもやっていけません。
またお話といっても10分くらいで終わるようなものではなく、クリクラの時間割の枠の中で2時間とかとってあるので、普通に講義を聞くよりはるかに疲れます。大人数の講義だったら自習したり寝れたりできますからね。私なんか興味がなければ途中から聞くふりだけして他のことを考えたりしていますが、若い医学生は素直で真面目です。何か質問はないかと聞かれればなんとかひねり出して質問をし、その質問に対して揚げ足を取られればすみませんと謝り、先生のとりとめのない話に何度も真摯にうなずき、私からみれば理不尽なことを言われても決して言い返すことなくひたすら耐えております。私は医学生の素直で純粋なところまた立場の弱いところにつけこんで、偉そうに話をする医者たちを軽く軽蔑すらしています(-“-)。
なお、1つの記事として紹介するためにこのような書き方をしていますが、今のところクリクラで出会った医師は優しくて面白い先生の方が圧倒的に多くて、こういった輩は一部のみであることは付け加えておきます。
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2017年04月21日15:54クリクラ②
クリクラで病院内をうろうろ歩くことが多くなりました。病棟に行ったり外来に行ったり医局に行ったり。そして改めて大変なお仕事だなーと思う方々によく出会います。それは医局の前の廊下でずらりと立っておられるMRの方々です。自社の薬を売り込むためだと思うのですが、お目当ての診療科の教授あたりが廊下に出てくるのをひたすら廊下で待っておられるのです。個人的には、別にやましいことをしてるわけじゃないのですから「何日の何時に伺います」とアポを取ってから行けばいいのではないかと思うのですが、そこはなかなかそうはいかないようですね。何時くらいに病院に来られてるのかよく知りませんが、とりあえずふと気づいたら立っておられて、少なくともクリクラ生が帰宅するくらいの時間帯まではずっと立って待っておられます。ちょっと聞いたところでは、それだけずっと待ってても会えないこともあるし、会えたとしても時間を取って話を聞いてもらえるわけでもないようです。そこまでしての営業活動ってなんかすごい・・・。逆に言えばそこまでしてもなお、利益が見込めるということでしょうか。確かに大学病院全体で使う薬の量は相当多いので、薬が採用されることはすごい売り上げになりそうではあります。
それにしてもそのずらりと並んでいるスーツ姿の方々の横を通り過ぎるときは少々萎縮せざるを得ないような空気が流れます。私たち学生に対しても丁寧にお辞儀をしてご挨拶して下さるのです。私は「本当に本当にお疲れ様です」と心の中でつぶやきながら会釈して通り過ぎております。
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それにしてもそのずらりと並んでいるスーツ姿の方々の横を通り過ぎるときは少々萎縮せざるを得ないような空気が流れます。私たち学生に対しても丁寧にお辞儀をしてご挨拶して下さるのです。私は「本当に本当にお疲れ様です」と心の中でつぶやきながら会釈して通り過ぎております。
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2017年04月16日01:05クリクラ①
クリクラが始まって慌ただしい生活が始まりました。精神を削られる生活にまだ慣れず、平日はバタンキューです(´Д⊂ヽ 予定では平日に当該診療科のメックの講座を見終わることにしていたのですが、なかなかそううまくは軌道にのりませんね。。
さてクリクラでは初めて患者さんを受け持たせてもらっています。その一人ががんの患者さんで化学療法を受けておられます。 その患者さんは当初がんだとは診断されなかったため、がんだと判明した時には相当なショックだったそうです。また化学療法の副作用もなかなかひどくて、毎日様子を伺いに行っていますが、相当に苦しみ疲れておられて、かける言葉も見つかりません。今の自分にはがんに対する正確で豊富な知識もありませんし、またあったとしてもそれを提供する資格もありません。できることはただただ患者さんの気持ちに寄り添うことでしょうか。
それでも私がベッドサイドに行きますと笑顔を作って迎えてくれます。ただの一医学生でしかないのですが、その患者さんは自分の病気を知ってもらうことで、私が将来一人前の医者になれるようにと逆に応援の声をかけて下さるのです。
本当に感謝の言葉しか見つかりません。これからまさに命をかけてがんと闘っていくこの患者さんに寄り添って、化学療法のすべてのコースが終わるまで見守っていきます。その先にあるのは生か死か。未来は明るいものとばかり思い込んでいた私は、生まれて初めて未来が怖いと思いました。
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さてクリクラでは初めて患者さんを受け持たせてもらっています。その一人ががんの患者さんで化学療法を受けておられます。 その患者さんは当初がんだとは診断されなかったため、がんだと判明した時には相当なショックだったそうです。また化学療法の副作用もなかなかひどくて、毎日様子を伺いに行っていますが、相当に苦しみ疲れておられて、かける言葉も見つかりません。今の自分にはがんに対する正確で豊富な知識もありませんし、またあったとしてもそれを提供する資格もありません。できることはただただ患者さんの気持ちに寄り添うことでしょうか。
それでも私がベッドサイドに行きますと笑顔を作って迎えてくれます。ただの一医学生でしかないのですが、その患者さんは自分の病気を知ってもらうことで、私が将来一人前の医者になれるようにと逆に応援の声をかけて下さるのです。
本当に感謝の言葉しか見つかりません。これからまさに命をかけてがんと闘っていくこの患者さんに寄り添って、化学療法のすべてのコースが終わるまで見守っていきます。その先にあるのは生か死か。未来は明るいものとばかり思い込んでいた私は、生まれて初めて未来が怖いと思いました。
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2017年04月08日22:07病院見学記①
今までいくつか病院見学に行ったので、忘れないうちにその印象を記しておきます。
順不同ですが、まず長崎県の離島にある病院を紹介します。離島といえば私は沖縄県が思い浮かぶのですが、島の数が多い都道府県は1位から長崎県、鹿児島県、北海道(北方領土を含む)、島根県と続き、沖縄県は5位だそうです(;^ω^)
前置きはさておき、島が一番多いという長崎県の離島の一つに行ってきました('ω')ノ 一口に離島と言っても1万人以上人が住んでいる島もあれば無人島もあり、すべての島に病院があるわけではありません。しかし島の規模に応じてそれなりの病院があるようです。小さな規模の病院には色んな科の医師が常駐してるわけではありませんから、私が見学した病院からも時々近くの島まで応援診療に行かれているとのことでした。
肝心の業務は…、医学生の私から見てもまったりとやっておられました(笑) スタッフたちのまぁとにかく仕事とは関係のない私語の多いこと(笑) 九州弁バージョンの関西人トークが随時開催されてる感じです。そうやってコミュニケーションを図ることがそう大きくないコミュニティの中で仕事を円滑に進めていくコツなのでしょう。よく観察しているとスタッフだけでなくたまに患者さんもさりげなく話に混じってます( ゚Д゚) 小さな島ですからプライベートでも知ってる人が多いんでしょうね。
5年目くらいの医師の方に聞きましたら「ここの仕事量は大学病院の1/5くらいだよ」とおっしゃってました。確かに午後になると「もう特にこれといって見せてあげられるものはないなぁ」と言われ、予定外ではあったのですが、他の医師のところに行って別の業務を見せていただきました。
…などと悠長に過ごしていましたら、ふと「これは病院見学が終わった後たった一人でこの島にいても夜は何もすることがなくて時間をもてあますだけなんじゃないか?」という不安がよぎりまして、少し早めに上がらせてもらって今日のうちに本土に戻ろうかなという結論に至りました。しかし!なんと夕方にはもう本土に戻る船や飛行機はないとのこと(◎_◎;) せっかくだから観光でもしたらいいじゃないかと思うかもしれませんが、夜はお出かけしても見えませんしね、というか決して観光する感じの島ではなかったです、というかそもそも車もありませんでした…( ;∀;) もうさっきの予感通り本当に何もすることなく近くの旅館でひっそりと寂しく一夜を明かしてやりましたよ(T_T)
仕事は忙しくない方がいい、かつプライベートな時間も欲しいという、いわゆQOML(Quality of My Life/Medical staffs' Lifeっていうんですかね)重視の方にはもってこいの職場だと思います。ただ、私は多少忙しくてもいいので、近くに24時間空いてるコンビニがあって、夜遅くまで空いてる飲み屋街があって、車がなくても移動手段がある都会の方がいいなぁ、と思いました。
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順不同ですが、まず長崎県の離島にある病院を紹介します。離島といえば私は沖縄県が思い浮かぶのですが、島の数が多い都道府県は1位から長崎県、鹿児島県、北海道(北方領土を含む)、島根県と続き、沖縄県は5位だそうです(;^ω^)
前置きはさておき、島が一番多いという長崎県の離島の一つに行ってきました('ω')ノ 一口に離島と言っても1万人以上人が住んでいる島もあれば無人島もあり、すべての島に病院があるわけではありません。しかし島の規模に応じてそれなりの病院があるようです。小さな規模の病院には色んな科の医師が常駐してるわけではありませんから、私が見学した病院からも時々近くの島まで応援診療に行かれているとのことでした。
肝心の業務は…、医学生の私から見てもまったりとやっておられました(笑) スタッフたちのまぁとにかく仕事とは関係のない私語の多いこと(笑) 九州弁バージョンの関西人トークが随時開催されてる感じです。そうやってコミュニケーションを図ることがそう大きくないコミュニティの中で仕事を円滑に進めていくコツなのでしょう。よく観察しているとスタッフだけでなくたまに患者さんもさりげなく話に混じってます( ゚Д゚) 小さな島ですからプライベートでも知ってる人が多いんでしょうね。
5年目くらいの医師の方に聞きましたら「ここの仕事量は大学病院の1/5くらいだよ」とおっしゃってました。確かに午後になると「もう特にこれといって見せてあげられるものはないなぁ」と言われ、予定外ではあったのですが、他の医師のところに行って別の業務を見せていただきました。
…などと悠長に過ごしていましたら、ふと「これは病院見学が終わった後たった一人でこの島にいても夜は何もすることがなくて時間をもてあますだけなんじゃないか?」という不安がよぎりまして、少し早めに上がらせてもらって今日のうちに本土に戻ろうかなという結論に至りました。しかし!なんと夕方にはもう本土に戻る船や飛行機はないとのこと(◎_◎;) せっかくだから観光でもしたらいいじゃないかと思うかもしれませんが、夜はお出かけしても見えませんしね、というか決して観光する感じの島ではなかったです、というかそもそも車もありませんでした…( ;∀;) もうさっきの予感通り本当に何もすることなく近くの旅館でひっそりと寂しく一夜を明かしてやりましたよ(T_T)
仕事は忙しくない方がいい、かつプライベートな時間も欲しいという、いわゆQOML(Quality of My Life/Medical staffs' Lifeっていうんですかね)重視の方にはもってこいの職場だと思います。ただ、私は多少忙しくてもいいので、近くに24時間空いてるコンビニがあって、夜遅くまで空いてる飲み屋街があって、車がなくても移動手段がある都会の方がいいなぁ、と思いました。
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2017年04月05日20:38たられば
今思い返せば、頑張って受ければよかったんじゃないかと思う試験があります。それは医学部の学士編入試験です。その存在は知っていたのですが、底知れぬ難易度と倍率を感じ取り、すぐに諦めました。しかし先日学士編入試験の問題を見せてもらう機会があったのですが、そんな無茶苦茶難解な問題が出題されているわけではないことや、見かけの倍率と実質倍率の大きな解離を知り、もしかしたら通る道を間違えたのかもしれないとふと思ったわけです。当時は意味不明だった生命科学の問題も、普通の医学生から見ればそんなに難しくないというか、基本的で大事なことを問うているだけのようですね。あの約2年間の自分の必死の努力で得た国語や社会や数学や…の知識や学力は今はどこへやら(笑)、今や一般入試の数学の問題を解ける自信はありません(T_T) どうせなら医学部の勉強の下地になるような勉強をしておきたかったものです。
もちろんこれは結果論です。もしあのとき学士入学の試験に向けて頑張っていたら…、どこかの大学に受かっていたかもしれませんが、どこにも受からなかったかもしれません。後者の場合は、やっぱり一般受験にしとけばよかったと後悔しているに違いありません。
学士編入試験の中では、富山大学の編入試験が異彩を放っていますね。数年前の試験しか見てませんが試験内容はほぼ英語力を問われているにすぎません。題材は生命科学であれ、卓越した英語力があれば答えられるような試験です。 生命科学を履修した人材以外の人材も幅広く募集したいという富山大学の姿勢が伝わってきます。
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もちろんこれは結果論です。もしあのとき学士入学の試験に向けて頑張っていたら…、どこかの大学に受かっていたかもしれませんが、どこにも受からなかったかもしれません。後者の場合は、やっぱり一般受験にしとけばよかったと後悔しているに違いありません。
学士編入試験の中では、富山大学の編入試験が異彩を放っていますね。数年前の試験しか見てませんが試験内容はほぼ英語力を問われているにすぎません。題材は生命科学であれ、卓越した英語力があれば答えられるような試験です。 生命科学を履修した人材以外の人材も幅広く募集したいという富山大学の姿勢が伝わってきます。
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2017年04月02日21:172017年度
いよいよ2017年度が始まりましたね。しかし4月1日2日がいきなり土日だったのでカレンダーの都合で本格始動は明日以降でしょうか。私の大学は今年は心なしか春休みがちょっと短い感じがします(T_T)
先月はたくさんの別れがありました。先輩が卒業され、印象に強く残っていた教授が定年退職され、今年も数名ですが同級生が入れ替わりました。進級の基準が今もってよく分からないのですが、毎年サプライズ的に留年する学生がいて、まぁ本人が一番びっくりしていたようです。進級の要件は定義上は本試験または再試験で60点以上取ることですが、再試験の難易度があまりにも高い場合は60点で切ってしまうと1つの科目だけで数十人一挙に留年してしまうこともありうるのでおそらく調整はしてるのではないかとの噂です。しかし首尾よく進級した者にとっては「喉元過ぎれば熱さを忘れる」といった感じです。私もそこにあえて首を突っ込むことはしないままここまでやってきてしまいました。
ただ5年生からはクリクラが始まるので、同じ班員以外の同級生とは基本的には顔を合わせなくなります。「みんなと会えなくてさみしーお」などとつぶやいている人たちもいますが、もともと友達の少ない私は特にさみしさは感じませんよ笑(さみしささえ感じないところにさみしさを感じますが…泣)
もう残り2年(の予定)ですから開き直ってるふしもあります。部活もそろそろフェードアウトして勉強にシフトしていくぜっ☆いければいいなと思っています。 しかしすでに春休みは遊び呆けてしまい、予定ではビデオ講座を5年生が始まるまでにはだいぶ見ているはずだったのですが、何度も寝落ちしながらやっと1コマを見終わった状態です…(;^ω^) 人ってやっぱりテスト前とか強制力が働かないとなかなか勉強できないものなのでしょうか??いや、これは私個人の由々しき問題かもしれません。
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先月はたくさんの別れがありました。先輩が卒業され、印象に強く残っていた教授が定年退職され、今年も数名ですが同級生が入れ替わりました。進級の基準が今もってよく分からないのですが、毎年サプライズ的に留年する学生がいて、まぁ本人が一番びっくりしていたようです。進級の要件は定義上は本試験または再試験で60点以上取ることですが、再試験の難易度があまりにも高い場合は60点で切ってしまうと1つの科目だけで数十人一挙に留年してしまうこともありうるのでおそらく調整はしてるのではないかとの噂です。しかし首尾よく進級した者にとっては「喉元過ぎれば熱さを忘れる」といった感じです。私もそこにあえて首を突っ込むことはしないままここまでやってきてしまいました。
ただ5年生からはクリクラが始まるので、同じ班員以外の同級生とは基本的には顔を合わせなくなります。「みんなと会えなくてさみしーお」などとつぶやいている人たちもいますが、もともと友達の少ない私は特にさみしさは感じませんよ笑(さみしささえ感じないところにさみしさを感じますが…泣)
もう残り2年(の予定)ですから開き直ってるふしもあります。部活もそろそろフェードアウトして勉強にシフトして
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2017年03月30日09:35上下関係
一般的に他大学の再受験生が大学内で特に年下の先輩に対してどういう言葉遣いをしているのか、気になります。
私の大学で見ている限りでは高齢再受験生でどんなに年をとっている人も、一つ以上上の先輩に対しては(その人が現役合格した若い学生であっても)敬語を使っているようです。中には40代の方もいるんですが、自分の子供くらいの年齢の先輩に対して敬語を使っているので、傍から見ていると若干の違和感は感じます。
私の場合は、そのようにしておいた方が無難かなと思って基本的にはそうしていますが、仲が良くなってくると先輩でもタメ語ですね。特に部活なんかはむしろ上下関係が厳しいと思われるかもしれませんが、意外と部活の方が仲が良くなってきて先輩後輩お互いがタメ語という風景は私の部活ではよく見られます。先輩の方が気を使って敬語を話してくる場合もあります。
私は、同級生に対しては同じく医学を志す同学年のライバルや良友だと思っていますから、私に対してタメ語を使うのもよし、むしろおっさんだからと特別扱いすることなく他の同級生に接するのと同じ扱いをしてくれることに感謝すらしています。
しかし、医学生という狭い世界では確かに同列ですが、人としてはだいぶ先輩であることに変わりはないのに、中には勘違いしてる奴らもいまして、学年がたった一つ下の後輩のおじさまおばさまに対して心から上から目線の奴らがいます。名前は呼び捨て、いや呼び捨てどころか「おまえ」扱いですよ。いや~、私がもし現役で医学部に入っていたとして、同級生や後輩に自分の親くらいの年齢の人がいたとしても、さすがに「おまえ」とは呼べないですねー。人生の荒波にさらされて生き抜いてきた先人たちを敬う心はもっていてほしいものです。
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