2018年03月29日22:122017年度おわり
今年度もあと数日で終わりですね。
長い冬もさすがにもう終わりかと思いきや、今週一気に気温も高くなり、春を通り過ぎて初夏の陽気です。春夏秋冬を均等に欲しいんですけどね、やっぱ夏と冬がやたらと長くないですか??
大学の生協に用事があって行ってきたんですが新入生っぽい感じの初々しい青年たちを見かけました。
あ~あれから5年もたったのね…(゚д゚)
ま、自分はそもそも初々しくもなかったですが。
今年の1年生は再受験生何人くらいいるのかなぁ。私の1年生に対する関心事はまずそれです。おじさんずが何人かいてくれたら心踊ります!
引退した部活の後輩から「新歓手伝ってくださ~い」とのお願いが。
いや~、もうええかな笑
部活やってたときは不思議なくらい熱中してましたが、いざ引退すると部活ってすごい小さなことに思えてきました。
今の頭の中はなんといっても国試のことだらけ。
もう1年もありません。約10ヶ月後に同期と笑って卒業式を迎えなきゃ。 春休みぼけで全然勉強しておりません。
マヂでやばいぞこれは…(゚Д゚;)
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長い冬もさすがにもう終わりかと思いきや、今週一気に気温も高くなり、春を通り過ぎて初夏の陽気です。春夏秋冬を均等に欲しいんですけどね、やっぱ夏と冬がやたらと長くないですか??
大学の生協に用事があって行ってきたんですが新入生っぽい感じの初々しい青年たちを見かけました。
あ~あれから5年もたったのね…(゚д゚)
ま、自分はそもそも初々しくもなかったですが。
今年の1年生は再受験生何人くらいいるのかなぁ。私の1年生に対する関心事はまずそれです。おじさんずが何人かいてくれたら心踊ります!
引退した部活の後輩から「新歓手伝ってくださ~い」とのお願いが。
いや~、もうええかな笑
部活やってたときは不思議なくらい熱中してましたが、いざ引退すると部活ってすごい小さなことに思えてきました。
今の頭の中はなんといっても国試のことだらけ。
もう1年もありません。約10ヶ月後に同期と笑って卒業式を迎えなきゃ。 春休みぼけで全然勉強しておりません。
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2018年03月04日10:13肩透かし
今週救急車実習というのがありました。
消防署に滞在させてもらって、救急車が呼ばれたら同乗させていただけるという貴重な体験です。
朝礼では全員が「気をつけ!」の姿勢を取られている中で自己紹介をしまして、「今日は寒いし天気悪いから多分多いよ」との言葉にドキドキ&不謹慎ながら少しワクワク。
着替えるのは救急車が呼ばれてからでいいよと言われましたが、自分みたいな年寄りはモタモタしそうだなと思い、あらかじめ専用ジャンパー、長靴、ヘルメットを被って待機。周りの救急隊員の方々には笑われましたが「一刻一秒を争う現場なんでしょ?格好が恥ずかしいとか言ってる場合じゃないぜ!」と独断し、そのままで過ごしました笑
しかし連チャンで次から次へと来るとの噂でしたが待てども待てども救急車の要請は来ません(・ ・;) 一度それっぽいのが来たんですが別の消防署から救急車が出動したみたいで、結局のところ、この地域の平和な半日を完全武装で過ごしました(1台も要請なし!)(^^;)
いや〜住民のみなさん寒い休日は家でひっそりと過ごされてるんでしょうかねぇ。
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2018年02月22日14:36もうすぐ春
もうすぐいよいよ二次試験ですね。
いまだにこの時期は私もなんとなくそわそわします。
まだ寒い日が続いていますが、数週間前と比べると寒さが和らいできました。春が確実に近づいてきてるんですね。そういう待ち遠しいようなものがあることも相まってそわそわ感が亢進してしまうのでしょうか。
そういえば私は二次試験直前に体調がなんとなく悪いことを感じながらも、アドレナリンの大放出で緊張感を張り詰めたまま2日間の試験日程を終えました。しかし帰宅した翌日にはその緊張感が一気にほどけ、全身倦怠感に苛まれて寝込んでしまい、近医にて点滴加療してもらった記憶があります。
その後もそわそわでしたね。落ちたときに備えて後期の対策もしなくちゃと思いながらも勉強に身が入らず…。せっかくここまで勉強した記憶があるうちにと思ってあらかじめTOEICも申し込んでいたのですが、すっかり受験し忘れてしまいました笑 受験日自体を忘れるなんて普通の自分じゃあり得ないんですが、それくらいあの時期というのは自分の状況を冷静に捉えて的確に動くということが上手にできない時期だったんだなと思います。
あ~あのときにTOEIC受けてたらなぁ、人生で最高点をたたき出してたかもしれないのに…。もったいないことをしてしまいました(;。;) 今の自分の英語力じゃ当時の自分には到底かなわないでしょう。
医学部受験の志願状況もちらっと見ましたが今年度もなかなかな高倍率で、相変わらず厳しい試験ですね。しかし諦めてしまったらそこで終わりですから、受験生にはぜひ最後まで諦めることなく、また受験当日まで体調管理には十分気をつけて、全力を出し切ってくれることを祈っています。
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2018年02月08日13:34センター試験満点!?
今年度の東大入試の足切りの点数が発表されましたね。
理Ⅲでも630点ですか、たいしたことないですなー(いやいや違うでしょ)
ん?理Ⅰの最高点900点!?
センター試験全科目満点!(゚Д゚)
ヤヴァイですね~。
ちなみに理Ⅲの最高点893点と最低点630点で実に263点の差が生じていますが、東大はセンターは110点に圧縮なので32.1444…点の差にしかなりません。最高点と最低点でその差ですから平均点の793.45点あたりを取っている人たちでは高得点層(850点くらい?)とはせいぜい7点くらいのハンデにしかなりません。まぁでもこのレベルの戦いでは7点のハンデはすごく重いのかもしれません。私には想像もつかない世界です。
医学部志望でセンター900点だったら、後期で名古屋大医学部にも確実に入れそうですよね。名古屋大に限らず後期ならセンター超重視の医学部がたくさんあるのでどれにしようかとよだれが出そうなシチュエーションですね(@_@)
いや、それだけ取れる人だったら前期で受かってしまうか~。
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2018年02月02日16:06寒中お見舞い申し上げます
先週末は久しぶりにずっと勉強してました。
土日の丸48時間、一歩たりとも部屋の外に出ませんでした(^^;) 勉強に専念するためというよりも寒くて外出する気にもなりませんでした。これ引きこもりというんでしょうか。
1日中暖房つけっぱなしなので、電気代がすごいことになってそうです。最近は特に寒かったので寝るときもつけっぱなしで、つまり24時間暖房つけっぱなしということになりました。いや~次の電気代の請求が怖いです(>_<)
さて勉強と言えば国試の勉強をしていたのですが、昔と違って今やオンラインで勉強です。クエスチョンバンクという医師国家試験の過去問集を買うと、シリアルナンバーというものがついてきて、それをネットで登録するとタブレットやスマホで解けるというすごいシステム。問題文を読んで、自分が正解だと思う選択肢をポチッとして「解答を確認する」を押すと、ちょっとしたどきどき感の直後に正解かどうか分かります。それによって一喜一憂できるという、ちょっとしたゲーム感覚です。しかも間違えた問題は記録されるので次回は間違えた問題だけ解いたり、ランダムで解き直すことも可能!しかもですよ、「病気がみえる」「レビューブック」「イヤーノート」ともコラボしていて、解説部分に該当する疾患のページボタンが載っているのですが、そのボタンを押すとその参考書の該当ページに自動的に飛ぶんです。参考書を開く必要すらなし!こりゃ大学の定期テストの勉強よりもはるかにはかどりますわ(^_^)
ん?待てよ。
そしたらクエスチョンバンク本体はもういらないじゃないか~。
もしかして本体は中古市場に出回ってるのでは?と思い、検索しましたらヤフオクにもメルカリにもあるわあるわ。そして商品の説明部分には「未使用ですがシリアルナンバーはありません」との注意書きが。オンラインでやってる人は本体を使う必要ないですからね、誰か紙媒体で問題を解きたい派の人がいれば安く譲ればまぁお互いWINWINですし、資源の無駄遣いにもならなそうですが…。そんな状況になるのであれば、オンラインだけ利用する人用にシリアルナンバーだけ売ることを出版社は検討してもいいのではないでしょうか。中には参考書のおまけについているアプリの割引クーポンだけが出品されてたりしてなんか笑えました(^^;)
売るという行為もネットで手軽にできるようだし、ホント便利な世の中になったもんだなぁ。まぁ私にはその手軽ささえ面倒なのでネット売買には手を出しませんが。後輩にでも売りつけてやろうかなー笑
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2018年01月23日22:32厳正な試験を望む
受験直前のこのシーズンに、昨年度の大阪大学の出題ミスやら今度は京都大学も出題ミスかも?みたいな事例が続いてますね。対応の仕方も何様やねんという教授。
私はふとあの時の面接を思い出してしまいました。ずっと前にこのブログにも書いた、医学部後期試験の面接です。あの教授はふてぶてしい態度で最初から私にメンチ切ってきてましたよ~。私の大学院時代の修士論文の中身にまでケチつけてきやがって。理工系の論文を医学が専門のおまえがたった数分のやりとりで理解できるんかこらぁ?
成績開示後、悔しくて私は大学に電話をしました。
「10分間の面接で私をどう判断して何点をつけたのか?」
その大学の成績開示は不合格1,2,3,4,5とざっくりランク分けしただけのものでしたが、学生課の人は一応調べてくれて、該当した私のランクの中では上の方だったと少し細かいことは教えてくれました。しかし「これ以上詳しいことは勘弁してください(>人<;)」でした。面接の基準はともかくとして、面接点と論文の点数がそれぞれ何点だったのかは知りたかったです。
面接点がだいぶ良くない限りは合格点には達していなかった事実は揺るぎませんでしたが、もしあと数点で合格のところだったら殺意を抱いたレベルだと思います(`Д´)
成績開示システムなんてあんま意味ないですよ。
成績開示をしたら懐疑的な採点結果だったとして、明らかに低い点数だと思われるので採点ミスじゃないか確認してほしいといっても聞き入れてもらえないからです。大阪大学や京都大学の物理の問題なら明確な答えが存在するので大学側も隠し通せませんが、論文と面接なんて仮に採点ミスが起こっていたとしても、残念ながら受験生側はそれを証明することはできません。
福井大学!面接した教授の名前も分かってるけどそれを晒すのは勘弁してやるわ、このハゲ~!!(`_´) ま、ハゲてはなかったけど笑
※ただしこれは私個人の主観的な経験であり、また福井大学全体をけなしているわけではありません。また変な教授というのは大概どこにでもいると思います。
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2018年01月21日12:06足切りを考察②
前回紹介した岐阜大学のように二次重視の試験のため二次で十分逆転可能であっても足切りされてしまう例もあるのですが、通常は足切りがある場合には、合格の可能性が低い受験生の受験を避けることができます。受かる可能性が1%でもあれば受験したいという受験生もいるとは思います。しかし一方ではそういった層も含めて少しでもライバルが減った方が嬉しいと思う受験生もいるでしょう。
足切りがない場合、二次で満点を取っても受からないと分かっていても、受験できます。もはや次年度の受験を見据えての練習だと開き直ることになりそうですが、これはどうなんでしょうね??面接官はセンター試験の結果を見ながら面接をしてるようなので、心の中では「この受験生は二次で満点を取っても確実に不合格なんだし、マジな面接いる?」と、面接官の方があまりやる気のない面接になるかもしれません。また誰でも出願し受験できるために見かけ上の倍率が高くなるので、足切りのない大学の倍率を見るときは注意する必要があります。実質的な倍率はそんなに高くないということです。中には900点満点で300点台とかいう受験生も混ざってるそうですよ。
まぁ大半の受験生のセンターの点数と二次試験の点数はだいたい相関するので足切りはあまり問題にならないですかね。しかし中には足切りが生死を分けそうな事例もあります。以前病院見学でたまたま一緒だった京都府立医科大学の学生と話をする機会があって、私が尊敬の眼差しで「あんな難しい数学の問題(京都府立医科大学の二次試験の数学)、解ける気がしないよ~」と言ったら、「自分も部分点で稼いだ感じだよ。でも中には数学がめっちゃできる奴がいてね、そいつはセンター7割台で爆死したんけど、なんとか足切りされなくて、二次で逆転したんだよね。」と言ってました。センターは最低でも8割取らないと医学部なんて合格できないと思い込んでいましたが、難関大でこのようなケースもあるんですね。二次を受験することさえできれば、受かる自信がある、でも足切りにかかる可能性も十分ある、という点数で出願したときのドキドキ感はたまらないでしょうねぇ。
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2018年01月18日15:03足切りを考察①
2011年度の入試で岐阜大学医学部が後期でなんと98.8倍(ほぼ100倍!)という倍率をたたき出したことがあります。このときは足切り設定がなかったため、受験生が殺到して近隣ではホテルを予約することも難しかったと聞きました。実際には何人が受験したのかは分かりませんが、岐阜大学って主な交通手段がバスなので、受験会場まで移動するのも大変だったんじゃないでしょうか。試験を実施すること自体に支障をきたしたせいなのかどうなのか、翌年には速攻で足切りラインが設定され、40倍で足を切られることになりました(40倍っていうのもすごいですけどね)。今ではさらに厳しくなり、15倍となっています。
岐阜大学や山梨大学はセンターが今ひとつ取れなかった受験生にとっては二次で逆転できる数少ない後期の出願先となりますが、足切りという壁が立ちはだかってるんですね。山梨大学は公式に足切りの点数を詳細に公表していて、昨年度の入試では753.8点(83.7%)。センターで83.7%以上取らないと受験すらできなかったとは、本当に厳しい世界です。
なお出願者の最高点は850.6点ということですが、私からすればそこまで高得点を取ったならわざわざ二次重視の大学ではなくセンター重視の大学に出願すれば、より確実に受かるのでは?と思ったりするのですが、秀才たちの考えは私には理解できませんわ(@_@)
なお出願者の最高点は850.6点ということですが、私からすればそこまで高得点を取ったならわざわざ二次重視の大学ではなくセンター重視の大学に出願すれば、より確実に受かるのでは?と思ったりするのですが、秀才たちの考えは私には理解できませんわ(@_@)
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2018年01月16日20:49超高倍率の場合
私は以前、出願は他の受験生の出願状況をじっくり見て、倍率の低いところを狙ってはどうかとこのブログに書きました。それは私自身の苦い経験から得た教訓でもあります。
しかし今回、倍率が高いことが必ずしも合否の難易度に相関しない場合があることを検証してみます。定員割れした場合はどうなるのか知りませんが、受験は競争試験ですから、定員内に自分が入ればいいわけですね。何点以上取れば必ず合格だとかそういうことはないことはいうまでもありません。
ここに一例を示します。
私が受験(で失敗)した2012年度はセンター試験の平均点が高く、強気の出願が多かったのか、宮崎大学医学部後期出願者はとめどなく増え続けて実に35倍もの倍率となりました。私は受験期の勉強の息抜きに、出願状況を1日ごとにエクセルに残していたので以下のグラフで当時の倍率の上がり具合を参照してください。点線の部分は記録をつけ忘れた部分か土日で発表されなかった部分です。また参考までに2011年度のものも比較してありますが、日付がずれますので2012年の日付+1日と思ってください。35倍からの足切り点がどんなもんだったのか知りたいところですが、風の便りでは88%くらいだったとのこと。88%といえば 約790点ですから、足切りされなかった人たちはそれ以上の点数を取っていたわけで、そもそも前期で受かった人が多かったことでしょう。ちなみに私はその年、前期は85%(765点)で不合格でしたが、成績開示ではあと数点というところでの不合格でしたので、もしセンターで88%取っていたら前期で合格していたことになります。
私もそうなる計算であるように、88%以上取った人で前期落ちた人は少なかったと考えられます。後期の足切りが発動した時点では、後期試験受験予定者は定員20人・足切り倍率10倍として20×10=200人ですが、そのうちの大半(4分の3)が前期で受かったと仮定しましょう。その他私学に合格していてそちらの方を優先したりして後期を辞退した人もいたかもしれませんがその4分の3に含めることにしましょう。すると残りの受験予定者はたったの50名ということになります。すると35倍という超高倍率の入試は、ふたを開けてみれば実質2.5倍の低倍率の入試に様変わりしたわけです。90%を超える超高得点を取った人たちはほぼ前期で受かってるでしょうからそういう人たちは抜けていって、2.5倍の中身は88%〜90%のどんぐりの背比べのようなレースということになるわけです。もはやセンター試験の点数での有利不利はあまりありません。低倍率で二次試験の出たとこ勝負ということになります。
ということを考えると後期は倍率が上がるならどうせならめちゃんこ倍率が上がった方が、足切りを通れる人にとっては良い出願先と言えるというわけです。・・・私のこの理論はいかがでしょうか?
逆に後期で足切りがぎりぎり発動するくらいの低倍率だったと仮定しましょう。そうすると明らかな記念受験組は除いてほぼ全員が試験を受けられることになって嬉しい気もしますが、低い点数の人もたくさん残っていますからそういう人たちは前期で受かる人は少ないでしょう(仮に2分の1が前期で受かったとします)。すると後期は100人の受験生が残り、倍率は5倍。宮崎大学後期はセンター重視なのでセンターで点数が取れなかった人は後期で受かるのは難しいと思いますが、逆転できる力を秘めた人が周りにいるかもしれないと思うと実質5倍の試験は怖いものですね。
ちなみに「下流の宴」というドラマで(なかなか面白かったですよ)、医学部受験のカリスマ予備校講師という人が出てきて、医学部受験で一番受かりやすいのが「九州医科大学」だと言ってましたが、そのシーンでその地図も見えていて、よく見ると宮崎県にあったので宮崎大学のことを言ってるんだなーと思いました(笑) 実際「いつ宮崎行くの?」というセリフもあったので間違いないでしょう。なぜ九州医科大学がいいのか、そのカリスマ講師が理由を語ってたんですが、たしか入試の問題の難易度が低いので学力試験ではあまり差がつかず、面接勝負になるから、といったようなことでした。
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2018年01月10日22:272018年
新年あけましておめでとうございます(^_^)/
受験生(医師国家試験やセンター試験)の皆さん、いよいよラストスパートですね。
今日6年生の先輩を見かけましたが、壮絶な猛勉生活を物語ってるのが分かるくらいにはそれが顔ににじみ出ていました(゚Д゚) しかし「明日は我が身」で、私も来年の今頃は死にそうな、泣きそうな顔をして勉強を頑張っていることでしょう。
一年で一番寒いこの時期、私は現役時代を含めて何回も受けたセンター試験の遠い記憶が蘇ります。
受験生は自分の人生が決まるこの2日間に生命をかけていると言ってもいいでしょう。大阪大学の二次試験での採点ミスからの不手際の悪さで受験生の人生を変えてしまった、今回のような事件が起きないことを切に願います。
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2017年12月29日18:21よいお年を
医学生になって5回目の冬休みを迎えました。
もう5年も戦ってきたのかぁとしみじみ思います。
振り返ってみれば5年生が一番楽勝でした(まだ終わってないけど笑)。
クリクラのレポート作成も大変ですが、それ以上に1年間テストがないというのは精神衛生上よろしいことですね。
さて私はすでにかれこれ10カ所以上、初期研修の病院見学に行ったのですが、めぼしい病院をいくつかに絞りましたので、今後はマッチングのためにそのいくつかの病院の中で順位をつけていかなくちゃです。いや~、このお見合いみたいなシステム、非常に迷いますね。超絶美人からかわいい系までずらりと並んでいる女性陣を目の前にして自分が結婚したい順に順位をつけていくような感覚です。こっちの美人もいいな、あっちのかわいこちゃんもいいな、いやここは顔ではなく性格のいいあの子もいいな、などと垂涎しております。しかしあんまり欲張りすぎるとそこは弱肉強食の世界。人気病院はやっぱり倍率が高いので私みたいなおっさんはあえてちょっと年食ったおばちゃんあたりを狙うのがベターなのか…(;。;) うおおー、いよいよ漢を見せる時がきたようだぜ~。
…てなわけで私は妄想を膨らませながら新年を迎えそうです。
それではよいお年を(^_^)/
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2017年12月17日16:38相談
先日、このサイトを通して医学部再受験を考えておられる方から相談があり、初めてスカイプで小一時間ほど直接お話しました。将来を見据えて進路変更のようです。
真剣に将来を考えている人の相談にのるのは私にとっても良い刺激となり嬉しいことでした。また例年だと今の時期は後期のテスト勉強をそろそろ始めないといけない時期で、他人の心配をしている場合じゃないのですが、今年度に限ってはテストがありませんので、時間的な余裕が少しありました。
話を聞いてみるとなかなか面白い方で、さすが直接スカイプをしてくるくらいのことはあるなと思いました。ただ今後の医学部受験のことを色々聞かれたのですが、私は医学部受験からはもう5年も遠ざかっていまして、あまりご期待に沿えない気がしました。当時定番だった問題集も変わっているかもしれません。私が受験した年はまだゆとり世代でしたが、今は新課程に変わっていますしね。
医学部合格までには王道はなく、決して甘い道のりではありませんが、地域枠も暫定的に2年間延長することが決まったようですので、来年度も定員は今とあまり変わらず多いままで、医学部受験にだけ注目すれば狙い時だとは思います。
長期的にみればどうなんでしょうね。日本の人口減少は間違いなく加速していきますし、AIも進化し続けます。このまま医師の数が相対的に多くなっていったら、そう遠くない将来には医師過剰時代となるかもしれません。でもそれは他の職種にとっても同じこと。医師はどちらかというとまだAIに置き換わられにくい方ではないでしょうか。
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2017年12月04日21:41過労
ある中堅クラスの医師が「私はここんとこ平均300時間くらい残業してる」とおっしゃっていました。
本来は1日8時間労働×週5日×4週で160時間ちょいが残業なしの場合の労働時間です。この医師は460時間労働しているので、土日も出勤したとして逆算すると1日□時間×週7日×4週=460より□≒16.43時間となります。朝6時に出勤したとして、かつ昼休みなしで22時半くらいまで毎日ぶっ続けで仕事をされていることになります。やばくないすか?ここ最近で休んだのは葬式のとき2日だけだそうです。そんなことって…ありえそうな話ではあったんですが、実際にあるもんですねー。自分なら発狂してそうです。その先生いわく「過労死レベルって言われてる月100時間の残業時間なんか私からすればなんともないねー。」とのことですが、それはさておき、そういう人が日本に少なからずいるとするならば私には異常にしか映りません。
私の社会人のときの労働もしんどかったので、どんな生活だったか思い出してみました。朝始発の電車に乗って職場に着くのが朝6時半。それから夜は繁忙期以外は20時くらいには出社できましたが、土曜も半日ほどたまった仕事をしに行き、日曜日もイベントでなんだかんだつぶれました。そこで私の場合は土曜日と日曜日を合わせて平日1日とみなし、週6日勤務として仕事時間を計算すると、1日13.5時間×週6日×4週間=324時間。法定労働時間の160時間を引くと残業時間は164時間。いやー、あの生活を今やれと言われたらいくら仕事といえども尻込みしますね。やっぱ残業100時間越えは普通にしんどいと思います。
先日、岐阜市民病院が残業の上限を150時間に設定するというニュースを見ましたが(→https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20171121-00005430-gifuweb-l21)、神経をすり減らす医師の仕事としてはどうかなと思いますね。こういうのが人為的なミスを誘発し、結局は患者さんが被害を被ることになりそうな気がします。
先日、岐阜市民病院が残業の上限を150時間に設定するというニュースを見ましたが(→https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20171121-00005430-gifuweb-l21)、神経をすり減らす医師の仕事としてはどうかなと思いますね。こういうのが人為的なミスを誘発し、結局は患者さんが被害を被ることになりそうな気がします。
かといって医師が足りないのことも分かっているので解決策はないか色々調べました。すると医療制度研究会という会の副理事長の本田宏氏が、医師の監督のもとに医師が行う医療行為の8割をカバーするPhysician Assistantという職種の提案をしていますね。私もそれがいいと思います!絶対医師じゃないとできない仕事って限られますしね。
まぁ仮に医師の過労はそれで解決したとして、他の職業の方も過労が断続的に続いている状態をそれぞれなんとか解決策を編み出して日本全体の過労が解消していく方向に向かうことを願います。
まぁ仮に医師の過労はそれで解決したとして、他の職業の方も過労が断続的に続いている状態をそれぞれなんとか解決策を編み出して日本全体の過労が解消していく方向に向かうことを願います。
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2017年11月22日23:28オペ看
急に寒くなってきました。人肌恋しい季節ですね笑
大学病院は若い看護師さんがたくさんいるのでついつい目移りしてしまいます(*ノωノ)
マスクをしていて目だけが見えている姿はみんななんとなく可愛らしいっぽい感じに見えるのですが、これがマスク効果なんでしょうか。も~、顔は全部見せなさーい!笑
しかし手術室のオペ看さんのうち特定複数からは学生たちは完全に上から目線で見られています。ガウンを着るときの目線は厳しいですよ~。ちょっとでも変な着方をすれば怒られます。マスクをしていて冷たい目線しか見えないので余計怖いですよ~。
確かに術野の清潔・不潔をきっちり区別しなければならないことは間違いありません。しかし、あなただってほんの数年前には完璧にはできなかったことなんじゃないんですか?
こんな言葉があります。
「子供叱るな来た道だもの 年寄り笑うな行く道だもの」
学生がへらへらしながらふざけてやっているならどうぞ叱ってください。しかし少なくとも私の周りの学生たちは不潔にならないよう神経をすり減らしながら、スタッフの邪魔にならないよう気を遣いまくりながらまさに一生懸命の姿勢でガウンを着ようとしているのです。それなら別に失敗したっていいじゃないですか。失敗したならまた手洗いからやり直しをすればいい。それをちょこっと失敗したからと言ってこれ見よがしに怒りだすオペ看さんを私は好きになれません。せっかくの可愛らしいっぽいお顔も台無しですよ。
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2017年11月12日17:42再受験生のメリット
医学部再受験はどうしてもデメリットばかりに目がいってしまいますが、デメリットだらけでもないですよ。数は少ないかもしれませんが私がクリクラで臨床医と接することが多くなってから最近感じ始めたメリットを1つ紹介します。ただ今回のはあまり正しくないかもしれませんので、話半分で読んでください。
クリクラでは2週間ずつ1つの診療科を回るのですが、最初の日に医局のスタッフの前で自己紹介をさせられます。出身、部活などを言うと、たいてい突っ込まれまして、「何科志望なの?」とか、県外の人には「なんでこの大学に来たの?」とか聞かれます。私は突っ込みどころが多いせいか先生方の興味をそそってしまい、私も隠したいことは別にないので、最終的には年齢や、医学部再受験に至るまでの経歴までも詳細にわたって聴取されることになります笑
そして入学試験の面接のときと違って、変わった経歴ほど先生方のツボを刺激するらしく、私は名前を覚えてもらえます。そして2週間の間先生方からのいじられキャラと化していくのです。2週間ごとに学生が目まぐるしく変わっていく中で、自分の名前を覚えてもらえるというのは嬉しいものです(^^♪ いじられキャラは私的には非常においしくて、いじって遊んでる反動なのか、先生方が忙しい中色々と助けてくれます。飲みにも連れて行ってもらえますよ。私の班の若者たちは「いじられたくない」「先生と飲みなんて行きたくない」といった感じなのですが…。
お別れが近づくと、最終的には「もううちの医局に入れよ」と口酸っぱく言われます。もちろん他のメンバーも入局を勧められますが、私の場合名前と顔を一致して覚えられていて、その後も病院内で先生方とたまたますれ違ったりするときなどに「おい〇〇、うちへ入局しろよな?」とストレートに勧誘してくださいます。
私は年齢的に外科系は厳しいかと思っていたりもするのですが、驚くべきは外科系ほどそういう声をかけてくれる先生が多く、外科の先生的には「素直なやつか」「面白いやつか」が入局させたい人の基準になっているようです。まぁ外科の医局のノリがちょっと体育会系的な感じですしね。
世の中の医学部再受験生のおじさまたちがもし医学部合格後の進路で不安でしたら、安心してください。20年後は分かりませんが、今は医師不足の時節ですしキャラ次第ではどの科も全然受け入れてくれそうです。
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2017年11月04日17:34マッチング2017②
私の仲の良い先輩たちはみな市中病院を第一希望に出しまして、中間発表ではどの先輩の病院も定員を超えていたのですが、見事全員第一希望の病院にマッチすることができました。1人再受験生でだいぶ年齢が高い先輩がいてどうなることかと見守っていましたが第一希望で決まりました。しかし病院側の採用基準は一体どうなってるんでしょうね。個人的には再受験の先輩が受かったのは嬉しいですが、その反面、再受験生のおっさんに競り負けた数名の学生たちは何が足りなかったのでしょうか。もしかしたらもっと年上の再受験生や国試浪人組など訳ありな人たちだったかもしれませんが、若い学生だったとしたら、病院側は年齢はあまり気にしてないのかもですね。一説には自己アピールをするために第一希望の病院に何回も病院見学に行って顔を覚えてもらうと良いと言われていますが、その先輩は第一希望の病院が遠方ということもあって、1回しか見学に行かなかったそうです。また見学の回数で採用が決まるならその病院の近くに住んでいる学生が有利になるし、そんなんで決めるような病院なら諦めるわとその先輩は以前から言っていましたが、腹が据わってましたね。
なお、私の大学では今のところ初期研修についてはほったらかしです(笑) マッチングとは何かという基本的なことも大学から教えてもらうこともありませんし、大学病院に勤めている医師が個人的な意見として母校での初期研修を勧めてきたりしますが、大学として公式に自大学での初期研修の良さをアピールしてくることもありません。他の大学では説明会とかを開いてるのでしょうか?私の大学はマッチ率決して高くない方なので、そんな悠長に構えてる場合じゃないと思うんですが…、大丈夫かな??
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2017年10月22日16:33マッチング2017①
先週、現6年生の初期研修病院を決めるマッチングの結果が出ました。大勢としては大学病院離れと市中病院人気が一段と進みましたね。大学病院と臨床研修病院のマッチ者数の比率の推移は以下の図の通りです。
大学病院の割合、すべり台のように下がり続けてますねー。今年は大学病院で研修する医師の割合は全体では過去最低を更新しました。大学病院、市中病院それぞれに良い点があると思うのですが、どうしてこんなに大学病院離れが進んでるのでしょうか。
またマッチングの定員に対する学生数の割合が高まっていて、全体の充足率が上昇しています。これは今まで病院側の供給過剰だったものが抑えられてきて、人気病院を除いたとしても、学生が病院を選ぶという図式が崩壊してきていることを意味しています。今年は、例えば第一希望で人気病院を書いて、落ちて、第二希望に書いた病院も他の学生の第一希望だけでフルマッチしていて、落ちて、第三希望、第四希望に回ったような学生も例年より多いのではないでしょうか。また希望を出した病院すべてにマッチングしなかった学生も少なからずいると思います。ただこのような状況は厚生労働省の意向通りです。→「研修医の募集定員、2015年度から上限設定へ」https://www.m3.com/news/iryoishin/180716
2015年度は希望者数の1.2倍だった定員を2019年度は1.1倍に減少させていくとのこと。今の状況を来年度はもっと強めていこうというわけですね。これは研修希望者数と募集定員に開きがあることが、研修医の地域偏在を招いたとの指摘を受けた対応だそうです。医学部入学定員増により、2018年度の研修希望者数(推定)は前年度比114人増の9940人。一方で研修希望者数と募集定員の差を毎年0.02倍ずつ縮めていくという方針により、2017年度の1.16倍から1.14倍に縮小したことから、全体の募集定員は58人減の1万1332人に減少していて、特に東京、愛知、兵庫など大都市圏で減少幅が大きくなっています。→「2018年度臨床研修定員、58人減の1万1332人」https://www.m3.com/news/iryoishin/503419
じゃあ私がマッチングに参加する来年度は、1.12倍まで下がりますね(^_^;) 一学生としてはそりゃ選びたい放題の状態の方がありがたいですけど…、しかたないですね。ただ私はそんなに都会志向が強くないので大都市で募集定員が減少すること自体はあまり被害を受けないのですが、大都市の定員が埋まったためにあぶれてしまった学生が次第に郊外へ移動していくといったドミノ現象が起きると私もうかうかしてられません。
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大学病院の割合、すべり台のように下がり続けてますねー。今年は大学病院で研修する医師の割合は全体では過去最低を更新しました。大学病院、市中病院それぞれに良い点があると思うのですが、どうしてこんなに大学病院離れが進んでるのでしょうか。
またマッチングの定員に対する学生数の割合が高まっていて、全体の充足率が上昇しています。これは今まで病院側の供給過剰だったものが抑えられてきて、人気病院を除いたとしても、学生が病院を選ぶという図式が崩壊してきていることを意味しています。今年は、例えば第一希望で人気病院を書いて、落ちて、第二希望に書いた病院も他の学生の第一希望だけでフルマッチしていて、落ちて、第三希望、第四希望に回ったような学生も例年より多いのではないでしょうか。また希望を出した病院すべてにマッチングしなかった学生も少なからずいると思います。ただこのような状況は厚生労働省の意向通りです。→「研修医の募集定員、2015年度から上限設定へ」https://www.m3.com/news/iryoishin/180716
2015年度は希望者数の1.2倍だった定員を2019年度は1.1倍に減少させていくとのこと。今の状況を来年度はもっと強めていこうというわけですね。これは研修希望者数と募集定員に開きがあることが、研修医の地域偏在を招いたとの指摘を受けた対応だそうです。医学部入学定員増により、2018年度の研修希望者数(推定)は前年度比114人増の9940人。一方で研修希望者数と募集定員の差を毎年0.02倍ずつ縮めていくという方針により、2017年度の1.16倍から1.14倍に縮小したことから、全体の募集定員は58人減の1万1332人に減少していて、特に東京、愛知、兵庫など大都市圏で減少幅が大きくなっています。→「2018年度臨床研修定員、58人減の1万1332人」https://www.m3.com/news/iryoishin/503419
じゃあ私がマッチングに参加する来年度は、1.12倍まで下がりますね(^_^;) 一学生としてはそりゃ選びたい放題の状態の方がありがたいですけど…、しかたないですね。ただ私はそんなに都会志向が強くないので大都市で募集定員が減少すること自体はあまり被害を受けないのですが、大都市の定員が埋まったためにあぶれてしまった学生が次第に郊外へ移動していくといったドミノ現象が起きると私もうかうかしてられません。
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2017年10月12日18:13神在月
先週末は夏のような暑さでしたがもう10月なんですね。医学部再受験の時、たいして興味もなかったのに勉強しなければならなかった古典のことをふと思い出しました。センターの国語の点数は結局最後の最後まで安定しませんでした。特に古典と漢文は最初に「〇〇の意味を次の中から選べ」というような設問が必ずあって、私にとっては運ゲーのような問題でした 笑 そして旧暦は「10月=神無月」とただの丸暗記をした覚えがあるのですが、島根県の出雲地方では神在月というそうです。この月に日本中の神々が出雲大社に集まるから「神在月」と言い、出雲以外では神がいなくなるので「神無月」というとのこと。へぇー!知りませんでした。テストの点数を上げるためだけの勉強ではなく、興味をもって勉強していればこのような驚きもあったかもしれませんが、受験生はそんな悠長に構えて勉強してられないですよね。
さて短い夏休みが終わってからというもの、私の周りの連中がいよいよ国家試験に向けて動き始め出したようです。「QBやった?」「〇〇のメック見た?」みたいな会話が聞こえてきて、私はそのプレッシャーにぶるぶる震えています( ゚Д゚) 最近は私も毎日ちょびっとでもいいからと問題演習をするようになりましたが、同級生の中でも賢いグループほどやはり勉強にいそしむ傾向があるようで、さらに差をつけられてしまいそうです。どうもまた私は医学部受験のときと同様、医師国家試験に受かる一番の近道をなるべく通るような勉強をするしかなさそうな気がしてなりません。本来は国試に出るかどうかは別にして、興味をもった症例、あるいはクリクラで割り当てられた患者さんの病気について、興味をもって深く勉強していくべきなのでしょうけど、先生が「まぁさすがにここまでは国試に出ないかな」と言われた内容はすっ飛ばしてしまっております(-_-;)
医師になって数年後、国家試験に合格するために丸覚えした事柄に隠された深い意味を知り、最近になって「神無月」の由来を知って驚いたのと同様、驚きを覚えている自分がそこにいるでありましょう。
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さて短い夏休みが終わってからというもの、私の周りの連中がいよいよ国家試験に向けて動き始め出したようです。「QBやった?」「〇〇のメック見た?」みたいな会話が聞こえてきて、私はそのプレッシャーにぶるぶる震えています( ゚Д゚) 最近は私も毎日ちょびっとでもいいからと問題演習をするようになりましたが、同級生の中でも賢いグループほどやはり勉強にいそしむ傾向があるようで、さらに差をつけられてしまいそうです。どうもまた私は医学部受験のときと同様、医師国家試験に受かる一番の近道をなるべく通るような勉強をするしかなさそうな気がしてなりません。本来は国試に出るかどうかは別にして、興味をもった症例、あるいはクリクラで割り当てられた患者さんの病気について、興味をもって深く勉強していくべきなのでしょうけど、先生が「まぁさすがにここまでは国試に出ないかな」と言われた内容はすっ飛ばしてしまっております(-_-;)
医師になって数年後、国家試験に合格するために丸覚えした事柄に隠された深い意味を知り、最近になって「神無月」の由来を知って驚いたのと同様、驚きを覚えている自分がそこにいるでありましょう。
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2017年09月19日12:28敢為邁往
今回はこのブログを始めてから100個目の記事となります。私目線でものを申してきましたので独善的な部分もあったかもしれませんが、どうぞご了承くださいませm(__)m また私は今とある大学の医学部の学生としてこの日本のどこかに生息しておりますので、医学部のことやその他何かご質問等ありましたら気軽にコメントしていただけると喜びます。
さて今回は医学とはかけ離れてしまうのですが、私のような遠回りした人生を送った者にとって人の生き方としてアツく感じるものがあったことを紹介します。
もう1か月以上前になりますがボランティアをしている関係で将棋界の方々と交流する機会を得ました。将棋と言えば今や藤井聡太四段が有名ですが、(後で知りましたが)その藤井四段にも勝ち、先月の30日、平成生まれの棋士として初めてのタイトルホルダーとなられた菅井竜也さんはじめ、女流棋士の方も含めてプロ棋士が数名おられました。私は将棋のことはよく知りませんでしたし、プロ棋士の方々もフレンドリーな方ばかりでしたので控室でついつい無頓着にも気さくにお喋りしていたのですが、家に帰って棋士の方々をインターネットで検索してビックリ仰天。菅井竜也さんなんてプロ中のプロじゃないですか( ゚Д゚) 女流棋士の方もテレビにもよく出ておられる方でした。菅井さんは年齢も近そうだし女流棋士の方は可愛いしと、さっきなれなれしくお喋りしてた人たちがそんな有名な面々だったなんて…(*ノωノ)
そういえばボランティアの中にはあらかじめ色紙を用意してきてた人もいまして、自分の好きなプロ棋士の方に何か言葉を書いてもらえないかねだっている場面を目にしました。もちろん皆さん快く引き受けておられましたよ。私も将来、人に言葉を求められるくらいの大物になりたいものですが…。
ところで、棋士関係の方々の中で私にはひと際目を引かれた方がいました。プロ棋士の方と兄弟のように親しく話されていて、それでいてプロ棋士ではない方でした。聞きましたら、それは「指導棋士」と呼ばれる方でした。将棋のプロになるための世界は厳しくて、ある年齢に達するまでにある地点まで昇段できなければプロへの道は絶たれるとのことで、アマチュア一般成人対象の地方大会で小学生くらいの年齢で優勝するくらいの人物でもプロになるのは難しいそうです。それでも将棋のプロの道の門をたたき、日々鍛錬し続けてあと一歩のところでプロにはなれず、涙を呑んだ人たちがたくさんいるのです。ただ将棋界からはその人たちのセカンドキャリアとして「指導棋士」という称号が与えられ、将棋のイベントがあったときに駆け付け、将棋の指導や普及などに当たっているということなのです。
色紙を一枚わけて貰った私は、皆がプロ棋士目がけて突進している中、その指導棋士の方のところへ駆け寄りました。苦しい毎日を生き抜ききって、されど残念ながらついに日の目をみることのなかった、この指導棋士の方に言葉を頂戴したいと思ったのです。そんな方が何と書いて下さるのか…。するとその方は私が医学部の再受験生だということを聞いて、しばらく考えておられましたが、そんな私にと「敢為邁往」という言葉を書いて下さいました。
敢為邁往という言葉を書いていただいたとき、私はみたこともないその四字熟語の意味が分かりませんでした。調べましたら「目的に向かって困難をものともせず、自ら思い切って、まっしぐらに進んで行くこと」。まさに今の私にぴったりの言葉でした!
その指導棋士は指導が終わると、古い軽自動車に乗って帰って行かれました。自分が将棋を指す主人公にはならず、生活も決して華やかな感じではなさそうですが、その後ろ姿は私の目にはとてもかっこよく映りました。
私も現役で医学部に入っていった高校のときの同級生たちには医師としての技量はもう生涯かなわないでしょう。再来年私が医師としてスタートを切るときには彼らは既に10年以上のキャリアを築いているわけですから。奴らもそれなりに頑張ってますからその10年分の努力を抜き返したとしたらさすがにそれは嘘でしょ~。しかしたとえそうであったとしてもこの指導棋士のように凛として生きていくことで周りに元気・勇気を与えられる人になりたいですね。
私も現役で医学部に入っていった高校のときの同級生たちには医師としての技量はもう生涯かなわないでしょう。再来年私が医師としてスタートを切るときには彼らは既に10年以上のキャリアを築いているわけですから。奴らもそれなりに頑張ってますからその10年分の努力を抜き返したとしたらさすがにそれは嘘でしょ~。しかしたとえそうであったとしてもこの指導棋士のように凛として生きていくことで周りに元気・勇気を与えられる人になりたいですね。
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2017年09月10日12:36第113回医師国家試験
私が受験する第113回医師国家試験は、正確な日程が分からないので第112回医師国家試験の日程と同じ2月10日から行われると仮定すると、試験日まであと517日となりました。517日後の自分が医学部で学んだことの集大成をそこで見せているはずです。そういったことを時折り思い浮かべて自分を鼓舞するためにカウントダウンアプリをスマホに入れています。
しかし…、目標がちょっと遠すぎたかなぁ(-_-;) 自分に焦りを生じさせて勉強に集中させようという試みは、逆に「まだ500日以上あるな」と安心感を与えてしまっております( ;∀;)
第112回の方は日程が確定していますので、6年生にとっては正確に今日から5か月後に試験ということになりますね。昨日久々に仲良くさせてもらっている私よりさらに年上の6年生(もちろん再受験生)と色々話しましたが、1日だいたい10時間は集中して勉強できているとのこと。いやはやさすがですね。私もCBTの受験直前はそのくらい勉強しましたがそれは直前だから成しえた芸当であります。
ただ私も医学部再受験のときを思い起こせば直前だけでなく「医学部合格」という目標を定め1年単位で受験計画をたて、着実に実行していた時期がありました。今の自分からすれば過去の自分を褒めて遣わしますわ。なんでこんな甘ったるい人間になってしまったのかなぁ。あの時はもっとギラギラして人生をガラリと変えてやるぜと燃えていたのに。あんなに医学を勉強したがっていたのに背水の陣のように追い込まれないと勉強しない今のお前は情けないぞー( `ー´)ノ
まぁそんなこともおっさん同志で話をしていたわけですが、医学部の勉強より受験勉強の方がやりやすかったことも影響しているのではないかという言い訳がましい一つの結論を得ました。数学なんか正解までたどり着けたときはささやかながら嬉しかったですしね、教科に関わらずセンター試験の問題を解けば自分が何点だったかすぐ自己採点して一喜一憂しましたしね、勉強の中に楽しみがあった気がします。そういうメリハリは医学部の勉強ではあんまりないのかなと。目の前に立ちはだかる敵の量が膨大すぎて一体どこまで勉強すればいいんやとため息をつく瞬間が多い気がします。勉強すればするほどため息をつかなければならない勉強に対して無意識に躊躇してしまってるのかもしれません。
これからは残り517日の長い道のりの中に小刻みに目標を設定しながら、勉強の中にも小さな楽しみを見つける方法をなんとか模索しようと思います。もしかしたら今までの勉強方法を根本的に変えることも視野に入れないといけないかもしれませんなぁ。
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しかし…、目標がちょっと遠すぎたかなぁ(-_-;) 自分に焦りを生じさせて勉強に集中させようという試みは、逆に「まだ500日以上あるな」と安心感を与えてしまっております( ;∀;)
第112回の方は日程が確定していますので、6年生にとっては正確に今日から5か月後に試験ということになりますね。昨日久々に仲良くさせてもらっている私よりさらに年上の6年生(もちろん再受験生)と色々話しましたが、1日だいたい10時間は集中して勉強できているとのこと。いやはやさすがですね。私もCBTの受験直前はそのくらい勉強しましたがそれは直前だから成しえた芸当であります。
ただ私も医学部再受験のときを思い起こせば直前だけでなく「医学部合格」という目標を定め1年単位で受験計画をたて、着実に実行していた時期がありました。今の自分からすれば過去の自分を褒めて遣わしますわ。なんでこんな甘ったるい人間になってしまったのかなぁ。あの時はもっとギラギラして人生をガラリと変えてやるぜと燃えていたのに。あんなに医学を勉強したがっていたのに背水の陣のように追い込まれないと勉強しない今のお前は情けないぞー( `ー´)ノ
まぁそんなこともおっさん同志で話をしていたわけですが、医学部の勉強より受験勉強の方がやりやすかったことも影響しているのではないかという言い訳がましい一つの結論を得ました。数学なんか正解までたどり着けたときはささやかながら嬉しかったですしね、教科に関わらずセンター試験の問題を解けば自分が何点だったかすぐ自己採点して一喜一憂しましたしね、勉強の中に楽しみがあった気がします。そういうメリハリは医学部の勉強ではあんまりないのかなと。目の前に立ちはだかる敵の量が膨大すぎて一体どこまで勉強すればいいんやとため息をつく瞬間が多い気がします。勉強すればするほどため息をつかなければならない勉強に対して無意識に躊躇してしまってるのかもしれません。
これからは残り517日の長い道のりの中に小刻みに目標を設定しながら、勉強の中にも小さな楽しみを見つける方法をなんとか模索しようと思います。もしかしたら今までの勉強方法を根本的に変えることも視野に入れないといけないかもしれませんなぁ。
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