再受験生のメリット

 医学部再受験はどうしてもデメリットばかりに目がいってしまいますが、デメリットだらけでもないですよ。数は少ないかもしれませんが私がクリクラで臨床医と接することが多くなってから最近感じ始めたメリットを1つ紹介します。ただ今回のはあまり正しくないかもしれませんので、話半分で読んでください。

 クリクラでは2週間ずつ1つの診療科を回るのですが、最初の日に医局のスタッフの前で自己紹介をさせられます。出身、部活などを言うと、たいてい突っ込まれまして、「何科志望なの?」とか、県外の人には「なんでこの大学に来たの?」とか聞かれます。私は突っ込みどころが多いせいか先生方の興味をそそってしまい、私も隠したいことは別にないので、最終的には年齢や、医学部再受験に至るまでの経歴までも詳細にわたって聴取されることになります笑 
 そして入学試験の面接のときと違って、変わった経歴ほど先生方のツボを刺激するらしく、私は名前を覚えてもらえます。そして2週間の間先生方からのいじられキャラと化していくのです。2週間ごとに学生が目まぐるしく変わっていく中で、自分の名前を覚えてもらえるというのは嬉しいものです(^^♪ いじられキャラは私的には非常においしくて、いじって遊んでる反動なのか、先生方が忙しい中色々と助けてくれます。飲みにも連れて行ってもらえますよ。私の班の若者たちは「いじられたくない」「先生と飲みなんて行きたくない」といった感じなのですが…。

 お別れが近づくと、最終的には「もううちの医局に入れよ」と口酸っぱく言われます。もちろん他のメンバーも入局を勧められますが、私の場合名前と顔を一致して覚えられていて、その後も病院内で先生方とたまたますれ違ったりするときなどに「おい〇〇、うちへ入局しろよな?」とストレートに勧誘してくださいます。
 私は年齢的に外科系は厳しいかと思っていたりもするのですが、驚くべきは外科系ほどそういう声をかけてくれる先生が多く、外科の先生的には「素直なやつか」「面白いやつか」が入局させたい人の基準になっているようです。まぁ外科の医局のノリがちょっと体育会系的な感じですしね。

 世の中の医学部再受験生のおじさまたちがもし医学部合格後の進路で不安でしたら、安心してください。20年後は分かりませんが、今は医師不足の時節ですしキャラ次第ではどの科も全然受け入れてくれそうです。

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マッチング2017②

 私の仲の良い先輩たちはみな市中病院を第一希望に出しまして、中間発表ではどの先輩の病院も定員を超えていたのですが、見事全員第一希望の病院にマッチすることができました。1人再受験生でだいぶ年齢が高い先輩がいてどうなることかと見守っていましたが第一希望で決まりました。しかし病院側の採用基準は一体どうなってるんでしょうね。個人的には再受験の先輩が受かったのは嬉しいですが、その反面、再受験生のおっさんに競い負けた数名の学生たちは何が足りなかったのでしょうか。もしかしたらもっと年上の再受験生や国試浪人組など訳ありな人たちだったかもしれませんが、若い学生だったとしたら、病院側は年齢はあまり気にしてないのかもですね。一説には自己アピールをするために第一希望の病院に何回も病院見学に行って顔を覚えてもらうと良いと言われていますが、その先輩は第一希望の病院が遠方ということもあって、1回しか見学に行かなかったそうです。また見学の回数で採用が決まるならその病院の近くに住んでいる学生が有利になるし、そんなんで決めるような病院なら諦めるわとその先輩は以前から言っていましたが、腹が据わってましたね。

 なお、私の大学では今のところ初期研修についてはほったらかしです(笑) マッチングとは何かという基本的なことも大学から教えてもらうこともありませんし、大学病院に勤めている医師が個人的な意見として母校での初期研修を勧めてきたりしますが、大学として公式に自大学での初期研修の良さをアピールしてくることもありません。他の大学では説明会とかを開いてるのでしょうか?私の大学はマッチ率決して高くない方なので、そんな悠長に構えてる場合じゃないと思うんですが…、大丈夫かな??




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マッチング2017①

 先週、現6年生の初期研修病院を決めるマッチングの結果が出ました。大勢としては大学病院離れと市中病院人気が一段と進みましたね。大学病院と臨床研修病院のマッチ者数の比率の推移は以下の図の通りです。

マッチング2017①1

 大学病院の割合、すべり台のように下がり続けてますねー。今年は大学病院で研修する医師の割合は全体では過去最低を更新しました。大学病院、市中病院それぞれに良い点があると思うのですが、どうしてこんなに大学病院離れが進んでるのでしょうか。

 またマッチングの定員に対する学生数の割合が高まっていて、全体の充足率が上昇しています。これは今まで病院側の供給過剰だったものが抑えられてきて、人気病院を除いたとしても、学生が病院を選ぶという図式が崩壊してきていることを意味しています。今年は、例えば第一希望で人気病院を書いて、落ちて、第二希望に書いた病院も他の学生の第一希望だけでフルマッチしていて、落ちて、第三希望、第四希望に回ったような学生も例年より多いのではないでしょうか。また希望を出した病院すべてにマッチングしなかった学生も少なからずいると思います。ただこのような状況は厚生労働省の意向通りです。→「研修医の募集定員、2015年度から上限設定へ」https://www.m3.com/news/iryoishin/180716
 
 2015年度は希望者数の1.2倍だった定員を2019年度は1.1倍に減少させていくとのこと。今の状況を来年度はもっと強めていこうというわけですね。これは研修希望者数と募集定員に開きがあることが、研修医の地域偏在を招いたとの指摘を受けた対応だそうです。医学部入学定員増により、2018年度の研修希望者数(推定)は前年度比114人増の9940人。一方で研修希望者数と募集定員の差を毎年0.02倍ずつ縮めていくという方針により、2017年度の1.16倍から1.14倍に縮小したことから、全体の募集定員は58人減の1万1332人に減少していて、特に東京、愛知、兵庫など大都市圏で減少幅が大きくなっています。→「2018年度臨床研修定員、58人減の1万1332人」https://www.m3.com/news/iryoishin/503419
マッチング2017①2 
 じゃあ私がマッチングに参加する来年度は、1.12倍まで下がりますね(^_^;) 一学生としてはそりゃ選びたい放題の状態の方がありがたいですけど…、しかたないですね。ただ私はそんなに都会志向が強くないので大都市で募集定員が減少すること自体はあまり被害を受けないのですが、大都市の定員が埋まったためにあぶれてしまった学生が次第に郊外へ移動していくといったドミノ現象が起きると私もうかうかしてられません。



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