敢為邁往

 今回はこのブログを始めてから100個目の記事となります。私目線でものを申してきましたので独善的な部分もあったかもしれませんが、どうぞご了承くださいませm(__)m また私は今とある大学の医学部の学生としてこの日本のどこかに生息しておりますので、医学部のことやその他何かご質問等ありましたら気軽にコメントしていただけると喜びます。


 さて今回は医学とはかけ離れてしまうのですが、私のような遠回りした人生を送った者にとって人の生き方としてアツく感じるものがあったことを紹介します。

 もう1か月以上前になりますがボランティアをしている関係で将棋界の方々と交流する機会を得ました。将棋と言えば今や藤井聡太四段が有名ですが、(後で知りましたが)その藤井四段にも勝ち、先月の30日、平成生まれの棋士として初めてのタイトルホルダーとなられた菅井竜也さんはじめ、女流棋士の方も含めてプロ棋士が数名おられました。私は将棋のことはよく知りませんでしたし、プロ棋士の方々もフレンドリーな方ばかりでしたので控室でついつい無頓着にも気さくにお喋りしていたのですが、家に帰って棋士の方々をインターネットで検索してビックリ仰天。菅井竜也さんなんてプロ中のプロじゃないですか( ゚Д゚) 女流棋士の方もテレビにもよく出ておられる方でした。菅井さんは年齢も近そうだし女流棋士の方は可愛いしと、さっきなれなれしくお喋りしてた人たちがそんな有名な面々だったなんて…(*ノωノ)  
 
 そういえばボランティアの中にはあらかじめ色紙を用意してきてた人もいまして、自分の好きなプロ棋士の方に何か言葉を書いてもらえないかねだっている場面を目にしました。もちろん皆さん快く引き受けておられましたよ。私も将来、人に言葉を求められるくらいの大物になりたいものですが…。
  
 ところで、棋士関係の方々の中で私にはひと際目を引かれた方がいました。プロ棋士の方と兄弟のように親しく話されていて、それでいてプロ棋士ではない方でした。聞きましたら、それは「指導棋士」と呼ばれる方でした。将棋のプロになるための世界は厳しくて、ある年齢に達するまでにある地点まで昇段できなければプロへの道は絶たれるとのことで、アマチュア一般成人対象の地方大会で小学生くらいの年齢で優勝するくらいの人物でもプロになるのは難しいそうです。それでも将棋のプロの道の門をたたき、日々鍛錬し続けてあと一歩のところでプロにはなれず、涙を呑んだ人たちがたくさんいるのです。ただ将棋界からはその人たちのセカンドキャリアとして「指導棋士」という称号が与えられ、将棋のイベントがあったときに駆け付け、将棋の指導や普及などに当たっているということなのです。
 
 色紙を一枚わけて貰った私は、皆がプロ棋士目がけて突進している中、その指導棋士の方のところへ駆け寄りました。苦しい毎日を生き抜ききって、されど残念ながらついに日の目をみることのなかった、この指導棋士の方に言葉を頂戴したいと思ったのです。そんな方が何と書いて下さるのか…。するとその方は私が医学部の再受験生だということを聞いて、しばらく考えておられましたが、そんな私にと「敢為邁往」という言葉を書いて下さいました。
 
 敢為邁往という言葉を書いていただいたとき、私はみたこともないその四字熟語の意味が分かりませんでした。調べましたら「目的に向かって困難をものともせず、自ら思い切って、まっしぐらに進んで行くこと」。まさに今の私にぴったりの言葉でした!

 その指導棋士は指導が終わると、古い軽自動車に乗って帰って行かれました。自分が将棋を指す主人公にはならず、生活も決して華やかな感じではなさそうですが、その後ろ姿は私の目にはとてもかっこよく映りました。


 私も現役で医学部に入っていった高校のときの同級生たちには医師としての技量はもう生涯かなわないでしょう。再来年私が医師としてスタートを切るときには彼らは既に10年以上のキャリアを築いているわけですから。奴らもそれなりに頑張ってますからその10年分の努力を抜き返したとしたらさすがにそれは嘘でしょ~。しかしたとえそうであったとしてもこの指導棋士のように凛として生きていくことで周りに元気・勇気を与えられる人になりたいですね。


blogkannimaiou4


にほんブログ村 大学生日記ブログ 医大生へ
にほんブログ村


第113回医師国家試験

 私が受験する第113回医師国家試験は、正確な日程が分からないので第112回医師国家試験の日程と同じ2月10日から行われると仮定すると、試験日まであと517日となりました。517日後の自分が医学部で学んだことの集大成をそこで見せているはずです。そういったことを時折り思い浮かべて自分を鼓舞するためにカウントダウンアプリをスマホに入れています。
 しかし…、目標がちょっと遠すぎたかなぁ(-_-;) 自分に焦りを生じさせて勉強に集中させようという試みは、逆に「まだ500日以上あるな」と安心感を与えてしまっております( ;∀;)

 第112回の方は日程が確定していますので、6年生にとっては正確に今日から5か月後に試験ということになりますね。昨日久々に仲良くさせてもらっている私よりさらに年上の6年生(もちろん再受験生)と色々話しましたが、1日だいたい10時間は集中して勉強できているとのこと。いやはやさすがですね。私もCBTの受験直前はそのくらい勉強しましたがそれは直前だから成しえた芸当であります。

 ただ私も医学部再受験のときを思い起こせば直前だけでなく「医学部合格」という目標を定め1年単位で受験計画をたて、着実に実行していた時期がありました。今の自分からすれば過去の自分を褒めて遣わしますわ。なんでこんな甘ったるい人間になってしまったのかなぁ。あの時はもっとギラギラして人生をガラリと変えてやるぜと燃えていたのに。あんなに医学を勉強したがっていたのに背水の陣のように追い込まれないと勉強しない今のお前は情けないぞー( `ー´)ノ
 
 まぁそんなこともおっさん同志で話をしていたわけですが、医学部の勉強より受験勉強の方がやりやすかったことも影響しているのではないかという言い訳がましい一つの結論を得ました。数学なんか正解までたどり着けたときはささやかながら嬉しかったですしね、教科に関わらずセンター試験の問題を解けば自分が何点だったかすぐ自己採点して一喜一憂しましたしね、勉強の中に楽しみがあった気がします。そういうメリハリは医学部の勉強ではあんまりないのかなと。目の前に立ちはだかる敵の量が膨大すぎて一体どこまで勉強すればいいんやとため息をつく瞬間が多い気がします。勉強すればするほどため息をつかなければならない勉強に対して無意識に躊躇してしまってるのかもしれません。

 これからは残り517日の長い道のりの中に小刻みに目標を設定しながら、勉強の中にも小さな楽しみを見つける方法をなんとか模索しようと思います。もしかしたら今までの勉強方法を根本的に変えることも視野に入れないといけないかもしれませんなぁ。




にほんブログ村 大学生日記ブログ 医大生へ
にほんブログ村

心療外科

 心療内科のように医療法によって標榜科として規定されている診療科ではありませんが、心療外科という診療科を提唱している医師がいます。五味常明という医師です。例えば体臭で悩んでいる人がその心の悩みから解放されるには、外科的なアプローチと精神科的なアプローチの両方が必要だとのこと。それを心療外科と呼んでいるそうです。ちなみにこの方も一度文系の大学を卒業してから再受験で医学部に入学されています。 

 ところで日本では手術を施行している施設が限られているので貴重な経験だったですが、性転換手術を見学させていただく機会を得ました(♂から♀のパターンです)。その患者さんは物心ついたときから自分の体が男であることに違和感を感じ、十数年ものあいだ悩んでいたということで、今回性転換手術を受けることを決心したそうです。

 実際の手術を見ての感想ですが…、正常な臓器を切除するというのはいくら患者さんの希望とはいえ、見ていて心苦しかったです。第三者の私からすればもったいないというような感情でしょうか。しかし患者さんにとっては長年の痛切な悩みからようやく解放されるのでしょうね。術後に患者さんと直接お話しする時間がなかったのが残念ですが、担当医の話によると手術に大満足していたそうです。

 世の中には正常な臓器、器官、組織をもっていてもそれについて人知れず悩んでる人がたくさんいるんでしょうね。その悩みを解決できる職業として、カウンセラーや僧侶なども挙げられるかもしれません。しかし精神的なアプローチもできて実際に身体にメスを入れることが許されているのは医師だけです。心の悩みを外科治療によって治す心療外科かぁ~、私はそれもアリだと思うよ!(上から目線かよ 笑)。






にほんブログ村 大学生日記ブログ 医大生へ
にほんブログ村
livedoor プロフィール
スポンサードリンク
最新コメント
記事検索
アクセスカウンター
  • 今日:
  • 昨日:
  • 累計:

J-CASTニュース